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2014/09/08 2016/08/26

【 新潟記念2014予想】 マーティンボロがサマー2000シリーズの王者に輝く

出走日:2014年09月14日(日)
農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)/新潟/ハンデ/2000m(左・芝)

第50回新潟記念は、1番人気だったマーティンボロ(N.ローウィラー)が人気に応えて、サマー2000シリーズの王者に輝いたレースだった。

競馬理論の競馬予想では、先行馬が少ない上に新潟コースの外回りによって、超スローペースが想定されることを考慮した結果、追い込み脚質であるマーティンボロを押さえ程度の評価にとどめてしまった。

レース中、マーティンボロは中団の馬群の中で待機して、直線になった際に外に持ち出せず、前が壁になってしまっていた。

そのため、万事休すかにも見えたが、マーティンボロは内に切れ込みながら他の出走馬を追い込んで先頭に立ち、第50回新潟記念を制覇した。

第50回新潟記念におけるマーティンボロの勝利という結果は、直線になった際に前が塞がっていたため、仕掛けが遅れてしまったが、それでも差し切ったため、強いレース内容ではあった。
しかし、前を走る5頭に大きな不利を与えたローウィラー騎手のラフプレーは酷いと言わざるを得ない騎乗であった。

つまり、今回の第50回新潟記念組でマーティンボロに最も高い評価を与えるべきではあるが、弱いメンバー構成に恵まれたとも判断できるため、秋のG1レース戦線で通用するためには、展開以外の助けも必要と判断すべきである。

そして、今回の第50回新潟記念では5番人気のクランモンタナ(柴田善臣)が2着に入った。

競馬理論の競馬予想では、好位の外目から流れ込みが狙えるレース展開を考慮して、クランモンタナを本命に予想していた。

レース中、クランモンタナは、好位の外目を追走して、抜群の手応えのまま直線に向いた。

そして、クランモンタナは、直線の中ほどで追い出されて、そのまま押し切るかのようにも見えたが、マーティンボロの切れ味に屈してしまった結果、2着止まりであった。

第50回新潟記念におけるクランモンタナの2着という結果は、多くの馬が不利を受けたなかで、外目をスムーズに走るレース展開に恵まれたとも判断できるが、ラストインパクトに競り勝ったことは評価に値するとみている。

つまり、今後の重賞レース戦線の競馬予想においては、レース展開や条件次第でクランモンタナも再度好走することが可能であるとみている。

そして、第50回新潟記念では3番人気のラストインパクト(川田将雅)が3着に追い込んだ。

ラストインパクトは、

後方の馬群の中を追走して、直線で外に持ちだされると、持ち前の長くいい脚を使ったが、わずかに届かずに3着に敗れてしまった。

第50回新潟記念におけるラストインパクトの3着という結果は、クランモンタナと同様にマーティンボロのラフプレーに巻き込まれなかったことに恵まれてはいたが、上がりナンバーワンの脚で追い込んでいたため、叩き2走目で一変してその能力を示していた。

このことから、今後の重賞レース戦線においては、差す競馬も覚えたラストインパクトにもそれ相応の評価を与えるべきであると判断している。

以上のように、今回の第50回新潟記念は、マーティンボロの勝利で幕を閉じたレースだった。

しかしながら、第50回新潟記念は、ハンデ戦で、かつ6着までが0秒2差の大混戦のレースであっただけでなく、マーティンボロのラフプレーが着順に大きな影響を与えてしまった後味の悪いレースでもあった。

そのため、競馬理論のファンの方は、今後のレースにおいて、第50回新潟記念組の着順は大きく入れ替わることを頭に入れて予想して頂きたい。

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この記事を書いた人
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