新潟記念(G3)/新潟競馬場/芝外2000m/左/条件: サラブレッド系3歳以上/賞金:4000万円

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こんにちは、予想屋マスターです。今週は新潟記念について話をしたいと思います。
新潟記念ですが、フルゲート18頭と揃ったことと、ハンデ戦かつですね、直線が長い新潟競馬、ということもあって、かなり難解、直線の長い新潟の場合は、スローの瞬発力勝負になりやすいので、やはりかなりゴール前ごちゃごちゃっとした混戦模様なのかなというふうに思っております。
【2020 新潟記念】各過去レースの分析
それでは過去のレースを順番に振り返っていきます。
去年の新潟記念
このメンバーからはですね、2着のジナンボー、3着のカデナ辺りが出走してくると。
ジナンボーはですね、どちらかというとこの日はですね、レースを見ていただくと分かるんですが、みんなが内を開けて走ったこともあって、外回りの馬が届かない、といった競馬が多い日でした。
それをですね、ジナンボーは好位のイン、まあちょっと内目を開けてはいたものの、どちらかというと好位のインで出来るだけロスのない競馬をして、直線まで追い出しを我慢して、最後仕掛けたんですが、ゴール前ユーキャンスマイルに首差届かなかったといった競馬です。
内容的にはですね、ユーキャンスマイルと差がなかったのは評価すべきですが、やはりこの時は54キロのハンデと、前残りの展開で、好位のインを追走する展開に若干恵まれたのかなという感じがします。
なので今年も好走するためにはですね、どちらかというと少し展開に助けが必要かなという感じがします。
対してカデナはですね、勝ったユーキャンスマイルも直線内目をすくったんですが、それに対してカデナは唯一外から追い込んだという意味では、内容は非常に強かったのかなと思っています。
なので外差しが、今年が去年以上に届く展開になれば、カデナが2馬身差あったジナンボーを逆転してもおかしくないのかなという感じがします。
外差しの競馬になるかカデナにとってポイントなのかなというふうに思っております。
新潟大賞典
このメンバーからはですね、3着のプレシャスブルー、4着のブラヴァス辺りが出走してくると。
勝ったトーセンスーリヤが好位のイン、逃げたアトミックフォースが逃げて2着に残っているということで、この時の新潟の開催もですね、どちらかというとスローの瞬発力勝負になりやすくて、かつスローすぎて前が止まらないといった競馬でした。
それをプレシャスブルーはですね、中団の馬混みの中を追走して3着に追い込んでいるので、上位2頭とはちょっと差があったものの、内容的には大きく差がなかったのではないかと思います。
プラヴァスはですね、勝ったトーセンスーリヤの直後のインを追走しての4着なので、この内容だけ見ると、若干プレシャスブルーの方が良かったかなという感じがします。
なのでどちらもなんですが、互角、そんなに差はないんですが、プレシャスブルーが極端に人気がないようであれば、少し狙ってもいいのかなというという感じはしています。
日本ダービー
このメンバーからはですね、8着のワーケアが出走すると。
ワーケアは中団の馬混みの中を追走して、ジリジリとしか伸びずの8着、という内容ですね。
まあダービーなのでね、メンバーが強かったと。
新潟記念のメンバーは一線級が不在なので、このダービー8着というのは胸を張ってもいいのかなという感じがします。
元々ですね、ホープルステークス3着とか、実績的にはG3に入れば上位という見方ができるので、人気になるのも当然かなという感じがします。
あとはですね、今年の3歳馬のレベルなんですが、ちょっと何とも言えないですが、このダービー7着だったブラックホールが札幌記念で全く通用しないとかあるんですが、ワーケアの元々の内容、今までのレースっぷりを考えると、新潟記念くらいであれば好走してもおかしくない感じがしています。
ただですね、ルメール騎手が乗ることもあって、断トツの一番人気になるようであれば、そこまで人気がかぶるほどかなという感じもするので、そこを踏まえてですね、評価をしたほうがいいなというふうに思っております。
目黒記念
このメンバーからですね、2着のアイスバブル、あと5着のゴールドギア辺りが出走してくると。
アイスバブルはですね、レーン騎手がですね、このレースはダービーの後の最終レースだったんですが、どちらかというとダービーもインコースが有利だった日を、アイスバブルは好位のインを追走して、内目から抜け出してきての2着ということで、この内容だけで過大評価は禁物、G2の2着なので、実績的には上、という見方もできるんですが、やはりちょっとレーン騎手が上手く乗ったな、いう感じがしています。
ゴールドギアはですね、ちょっとスタートで出遅れたんですが、直線でちょっとうまく捌けなかったことがあるにせよ、ラチ沿いをロスなく乗っていたので、ゴールドギアが逆転するためにはですね、あのもうちょっと前目につけるのと、やはり差しが届く展開になるかどうか、がポイントになってくるのかなと思っております。
七夕賞
このメンバーから2着のブラヴァス、あと下にもいるんですが、ジナンボーもいるんですが、このブラヴァスを中止に見ていこうと思います。
ブラヴァスはですね、この日はどちらかと言うと差しが届く、前崩れになる競馬だったんですが、中団を追走して早めに外に持ち出して、粘り込みを狙ったんですが、クレッシェンドラヴに差されてしまっての2着、という内容ですね。
自ら勝ちに行ったことを考えると、悪くないのかなという感じがします。
なので、この内容だけ走ればそんなに差はないのかなという感じがします。
ただ新潟大賞典の内容を見るとですね、そこまで新潟コースだとどうなのかなという感じが若干しています。
ジナンボーはですね、スタートで出遅れてしまったこともあって、後方から全く脚を使えずの9着と。
ちょっと負けすぎなのかどうかなという感じはあるんですが、出遅れて自分の競馬が出来なかったので、度外視可能とみるか、そこら辺りがポイントになってくるのかな、という風に思っております。
小倉記念
このメンバーからは、勝ったアールスター、2着のサトノガーネットが出走してくると。
勝ったアールスターはですね、この日小倉の開幕週ということもあって、好位のイン、中団のインを追走して、直線も内を突くという競馬をして抜け出しただけなので、ちょっと53キロのハンデも考えると、かなり恵まれたのかなっていう感じがします。
かつ、ちょっとメンバーも弱かったのかな、という感じがしていています。
2着のサトノガーネットはどん尻からの競馬で、直線で外にまわしての2着なんですが、これはペースが早かったので、やはり新潟記念は直線の長い外回り、ということを考えると、ペースが上がり辛いので、ちょっとこの2頭に関しては、小倉記念の走りをするのは、ちょっと可能性が低いというか、難しいのかなって感じがしています。
なのでそこまで高い評価を与える必要なはないのかなというふうに思っております。
【2020 新潟記念】展開予想と全頭解説
それではですね、展開をお見せしながら1頭ずつ解説をします。
まずウインガナドルが単騎逃げになりそうで、他に競ってくる馬もいないので、基本的にはスローの団子状の、直線向いてからの瞬発力勝負、ということになると思います。
あとはですね、スローになった時に、みんなが内を開けて走りそうな感じもするので、そうするとですね、そうすると意外と、外を回らされた馬が逆に距離損がありすぎて厳しくなると、いったことが最終週となると起こりえるので、そこら辺りを踏まえてですね、判断したいなというふうに思っております。
内から見ていきますが、
1番インビジブルレイズ
厳しいですね。
2番アイスバブル
前回レーン騎手が上手く乗ったので、余程展開に恵まれない限りどうかな、といった感じがします。
3番ピースワンパラディ
前回みるとちょっと重賞ではどうかな、という感じがします。
4番サトノダムゼル
これも実は前回、内側が有利な馬場で内側を伸びてきたのでどうかな、といった感じがするんですが、ただ秋華賞を除けば崩れていないので、ちょっと注意が必要かなと思っています。
5番ジナンボー
前回はスタートで出遅れて競馬にならなかったんですが、スタートさえ出れば、小倉大賞典にしても強い内容でしたし、去年の新潟記念も悪くない内容でしたし、好位のインを追走して、ぎりぎりまで追い出しを我慢する、といった競馬でどこまで、といった感じだと思います。
6番メートルダール
厳しいですね。
7番アールスター
先ほどお話したように、小倉記念は好位のインを走っただけなので、あまり好走することはないだろうと思います。
8番サトノガーネット
基本的には斤量と、コース取りを考えると、今回はアールスターに先着しそうな感じはするんですが、差しが届く展開になるかどうかがポイントになると思います。
スローの瞬発力勝負で、外の差しが届く馬場になれば、若干注意が必要かなと思います。
9番アイスストーム
厳しいですね。
10番ウインガナドル
逃げても最終週の馬場では厳しいかなと思います。
11番ワーケア
ここのメンバーに入れば、能力上位は明らかなのかなという感じがします。
ただ今年の3歳馬のレベルが、まだ若干判断しきれていないので、あまりに人気になるようであれば、絶対視までは禁物かなというふうに思っております。
12番プレシャスブルー
前回負けすぎなんですが、ただ2走前の内容だけ走ればあるので、そういう意味では新潟コースなので、若干注意は必要かなと思います。
13番 ゴールドギア
スタート悪くてですね、ちょっと距離が短いかなという感じがします。
14番カデナ
堅実に追い込むので、58キロでも注意が必要と。
外差しの馬場になれば、今年も去年以上の走りをしてもおかしくないのかなという感じがします。
15番リープフラウミルヒ
厳しいですね。
16番サンレイポケット
相手なりに崩れなく走っていて、いずれも意外と前残りの競馬でも追い込んでいるので、そういう意味では高い評価を与える必要があるかなと思っています。
17番ブラヴァス
ここ2回、相手なりに走っているので、そういう意味で、崩れなく走っている点を評価して、それなりの高い評価が必要かなというふうに思っております。
18番サトノクロニクル
厳しいかなといった感じです。
18頭、このように分析しております。
スローの瞬発力勝負なのでかなり難解な1戦になりそうだなということを頭に入れて、あとは先週のように外差しが有利な馬場になるのか、又はみんな内を開けて逆が外差しが届かなくなるのか、そこを見極めながら最終的な予想をしたいなと思っております。
新潟記念の無料会員の解説は以上です。
また来週楽しみにしていてください。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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