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天皇賞(春)(GⅠ)
ヘデントールが長距離戦線の主役になれるか?
作成日: 2025/04/29 更新日: 2025/04/29

記事と併せて動画もご覧ください

京都コース3200mの特徴

天皇賞春でしか使わない特殊なコース。長距離戦でペースが落ち着きやすいため先行馬が有利。天皇賞春が2週目に行われることもありインが有利なトラックバイアスになることが多く、内枠も有利。

2025年「天皇賞(春)」出馬表
25/5/4 (日) 天皇賞(春)(GⅠ)/京都/定量/3200m(右・芝)
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2025年「天皇賞(春)」の前哨戦分析

今週は、フルゲート18頭に対して15頭もの出走登録馬にとどまった天皇賞春(2025年)の予想について解説する。天皇賞春は、菊花賞馬アーバンシックの回避により、混戦模様となった。ダイヤモンドステークスを圧勝したヘデントールが人気を集めそうだが、ダイヤモンドステークスのレベルに疑問が残り、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、天皇賞春の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

ダイヤモンドステークス組

ヘデントール

ダイヤモンドステークスの勝利は、4馬身差で力の違いを見せつけたが、2着がジャンカズマ(これまでの重賞では全く通用していない)であったように、ハンデの長距離戦で非常に低調なメンバー構成に恵まれた感も否めない。なお、ヘデントールは、菊花賞2着馬だが、アーバンシックに2馬身半もつけられている上に、3~5着馬とは0秒1差であり、力が抜けているわけでもない。よって、天皇賞春においては、ヘデントールに高い評価を与えるべきだが、ダイヤモンドステークスの圧勝だけで過剰に人気になるようであれば、評価を下げるのも一つの手である。

ジャンカズマ

ダイヤモンドステークスの2着は、先行して粘り込んだが、低調なメンバー構成に恵まれただけで、ヘデントールには力負けであった。よって、天皇賞春においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ジャンカズマに高い評価は不要である。

阪神大賞典組

サンライズアース

阪神大賞典の勝利は、2着以下に6馬身差は立派だが、スローペースを先行する展開にも恵まれた。なお、サンライズアースは、休み明けで臨んだ日経新春杯でこそ惨敗を喫してしまったが、日本ダービー4着馬であり、能力さえ発揮できれば、阪神大賞典くらい走って当然の能力を秘めていた。よって、天皇賞春においては、楽に先行できる展開に恵まれるようであれば、サンライズアースの粘り込みに高い評価を与えるべきだが、阪神大賞典の着差だけで絶対視も禁物である。

ブローザホーン

阪神大賞典の3着は、行ったきりの展開の中馬券圏内に追い込んだことは立派だが、さらに後ろからのショウナンラプンタにゴール前で迫られてしまった。なお、ブローザホーンは、去年の秋こそスローペース続きで見せ場がなかったが、春は、天皇賞春2着、宝塚記念1着とG1で好走を繰り返しており、能力的には互角以上である。よって、天皇賞春においては、得意の消耗戦の底力勝負になるようであれば、ブローザホーンにも高い評価を与えるべきである。

ショウナンラプンタ

阪神大賞典の4着は、1番人気を裏切ってしまったが、さすがに位置取りが悪すぎただけで同情の余地がある。なお、ショウナンラプンタは、菊花賞4着馬で、ヘデントールとは同タイムで走っており、能力的には互角である。よって、天皇賞春においては、ヘデントールが1番人気に推されることを考慮すると、ショウナンラプンタの巻き返しにも注意を払うべきである。

ワープスピード

阪神大賞典の7着は、スローペースを先行してのものであり、レース内容も価値がない。よって、天皇賞春においては、ワープスピードに高い評価は不要である。

ウインエアフォルク

阪神大賞典のレース内容は全く見どころがなかった。また、ウインエアフォルクは、3勝クラスでも通用してない。よって、天皇賞春においては、ウインエアフォルクに高い評価は不要である。

大阪杯

ジャスティンパレス

大阪杯の6着は、いつもより前目の位置で外を回って勝ちにいく競馬で伸びを欠いたものであり、悲観すべき内容ではない。なお、ジャスティンパレスは、一昨年の天皇賞春を圧勝した実績があり、距離延長はプラスで、イクイノックスやドウデュースが引退した今となっては、能力的にも上位である。よって、天皇賞春においては、ジャスティンパレスが2年ぶりの勝利を飾ってもおかしくないと判断すべきである。

阪神リニューアル記念

ハヤテノフクノスケ

阪神リニューアル記念の勝利は、メンバーに恵まれたとは言えども、2着に5馬身差をつけており、力の違いを見せつけた。なお、ハヤテノフクノスケは、菊花賞で8着に敗れてしまったが、4コーナーで不利を受けてのものであり度外視可能である。また、ハヤテノフクノスケは、京成杯でダノンデザイル及びアーバンシックと僅差の4着に走った実績がある。よって、天皇賞春においては、急激なメンバー強化であっても、ハヤテノフクノスケに押さえ程度の評価は与えるべきである。

レッドシーターフハンデキャップ組

ビザンチンドリーム

レッドシーターフハンデキャップの勝利は、日本馬とのレース比較こそできないが、初の海外遠征を考えると立派である。なお、ビザンチンドリームは、菊花賞において、ヘデントール及びショウナンラプンタと差のない競馬をしている。よって、天皇賞春においては、ビザンチンドリームにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

日経賞組

マイネルエンペラー

日経賞の勝利は、3番手追走から抜け出したが、アーバンシックの凡走とリビアングラスが0秒1差で粘り込むスローペースを先行する展開に恵まれた。なお、マイネルエンペラーは、日経新春杯3着だが、内でロスのない競馬をしており、上位2頭に見劣る。よって、天皇賞春においてマイネルエンペラーが好走するためには、展開などの助けが必要と判断すべきである。

シュヴァリエローズ

日経賞の惨敗は、道悪といえども見所がなかった。なお、シュヴァリエローズは、京都大賞典及びステイヤーズステークスを連勝しているが、G2にしては低調なメンバー構成に恵まれた。よって、天皇賞春においては、シュヴァリエローズに高い評価は不要である。

京都大賞典組

プラダリア

京都大賞典の6着は、イン有利のトラックバイアスで外を回らされたことを考慮しても、見所はなかった。なお、プラダリアは、去年の秋以降冴えないレースが続いており、ピークを過ぎた感も否めない。よって、天皇賞春においては、プラダリアに高い評価は不要である。

まとめ

一昨年の天皇賞馬ジャスティンパレス、去年の2着馬ブローザホーンに、レベルの高い4歳世代の菊花賞上位組、ヘデントール、ショウナンラプンタ、ビザンチンドリームが挑む構図。脚質的には阪神大賞典を圧勝したサンライズドリームの粘り込みにも注意。この分析結果に、展開、調教、枠順、ハンデ、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、天皇賞春(2025年)の最終的な予想を決断する。

昨年の「天皇賞(春)」レース結果

開催日:2024/04/28

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 14 テーオーロイヤル 86 6 58 03:14.2 86 0
0
0
0
2 5 ブローザホーン 84 5 58 03:14.5 83 0
1
0
0
3 6 ディープボンド 80 7 58 03:14.6 82 0
-1
-1
0
4 17 スマートファントム 80 4 58 03:14.7 81 0
-1
0
0
5 4 ワープスピード 78 5 58 03:14.9 79 0
-1
0
0
6 10 サヴォーナ 78 4 58 03:14.9 79 0
-1
0
0
7 7 タスティエーラ 77 4 58 03:15.0 78 0
-1
0
0
8 15 メイショウブレゲ 74 5 58 03:15.3 75 0
-1
0
0
9 8 ゴールドプリンセス 74 4 56 03:15.4 74 0
0
0
0
10 3 プリュムドール 69 6 56 03:15.8 70 0
-1
0
0
11 13 スカーフェイス 64 8 58 03:16.4 64 0
0
0
0
12 1 サリエラ 51 5 56 03:17.7 51 0
0
0
0
13 11 マテンロウレオ 50 5 58 03:17.8 50 0
0
0
0
14 16 チャックネイト 38 セン 6 58 03:19.0 38 0
0
0
0
15 12 ドゥレッツァ 30 4 58 03:19.8 30 0
0
0
0
16 9 シルヴァーソニック 29 8 58 03:20.0 28 0
1
0
0
- 2 ヒンドゥタイムズ 0 セン 8 58 00:00.0 0 0
0
0
0
- 18 ハピ 0 5 58 00:00.0 0 0
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

5/3(土)京王杯スプリングC・ユニコーンS5/4(日)天皇賞(春)※更新をお待ちください

京都
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/4/30 23:01 更新
東京
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/4/30 23:01 更新
新潟
ややイン有利
ダート
フラット
開幕週
25/4/30 23:01 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
天皇賞(春)
過去5年のトラックバイアス
2024
4/28(日)京都
フラット
芝はほんの少しだけイン有利
2023
4/30(日)京都
フラット
2022
5/1(日)阪神
イン有利
2021
5/2(日)阪神
ややイン有利
2020
5/3(日)京都
フラット
2019
4/28(日)京都
ややイン有利

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