NHKマイルカップ(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)
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こんにちは、マスターです。今週はですね 、NHKマイルカップについてお話をしたいと思います。
NHKマイルカップですが、頭数が18頭と揃ったことと、牝馬のレシステンシアが1番人気になりそうということもあって、混戦である上に波乱の可能性もあるのかなというふうに思っております。
【2020 NHKマイルカップ】各ステップレースの分析
ファルコンステークス
このメンバーからは勝ったシャインガーネット、2着のラウダシオンあたりが出走してくると。
どちらも前後する位置なんですが、シャインガーネットが後ろからラウダシオンを見る形で、アップしての1着ですね。
2着がラウダシオン、早めに動いた分ですね。内容的には、互角というか若干、シャインガーネットが着差分上なんですが、ただシャインガーネットは牝馬限定の重賞で、通用していないことを考えると、やはりですね、今回周りの一線級が揃うメンバーの中でシャインガーネットあたりが勝ってしまうファルコンステークスのメンバーは、少しレベル的に一枚落ちるという見方でいいのかなと思います。
なので、ファルコンステークス組はあまり重視する必要はないのかなというふうに思っております。
スプリングステークス
このメンバーから3着のサクセッションが出走してくると。
サクセッションなんですが、中団よりやや後方の外目から追い込んでの3着、というとこですね。
1着のガロアクリークに0.5秒離されてしまったので、どうかなーっていう感じがするんですが、その前ジュニアカップかなり強い内容で勝っていますし、いつもお話してるんですが、マイル戦線よりは、クラシックの王道の皐月賞・ダービー路線の方がかなりレベルが高い、そのステップレースのスプリングステークスということを考えると、この離された3着も、そこまでそこまで悲観する必要はないのかなという感じがします。
ガロアクリークが皐月賞でそこそこ走っていることを考えると、メンバーが一枚も二枚も皐月賞のクラシック路線から落ちるNHKマイルカップであれば、注意は必要かなというふうに思っております。
毎日杯
このメンバーからは勝ったサトノインプレッサが出走してくると。
サトノインプレッサですね、後方、最後方のインコースに潜り込ませて差し切ったんですが、見方としては1つですね、もう直線ずっと壁でですね、追い出しに苦労して、そこから突き抜けた脚を見ると、スムーズに前が空いていればもっと楽勝したのではないかという見方ができます。
なので今回もいい脚を使うということで人気になるという見方もできるんですが、ただ一方で、この日は内側が有利な馬場で、そこそこペースが流れた中で、後方のラチ沿いで脚を溜めて、かつ内側でコーナーワークまでは上手くロスのない競馬をした、武豊騎手の腕にも恵まれた感もあるので、そこをどうみるかですね。
まだまだ追えば上がり目がありそうですが、ただ前回はロスのない競馬かつ、今回よりちょっと能力が落ちるメンバー構成だったことを考えると、絶対視までは禁物かなと。
この馬も人気なので、この馬の取りこぼしも、追い込み一手なので、差しが届く展開になればこの馬チャンスが大きいんですが、ペースがゆったり流れた時に、同じような競馬で届くかって言われると、ちょっとどうかなという感じもしております。
ニュージーランドトロフィー
このメンバーからは勝ったルフトシュトローム、3着のウイングレイテスト、この2頭を中心にみていきます。
ルフトシュトロームは負けなしの馬ですが、後方の馬込みの中を追走して、直線外から差し切ったと、いった内容ですね。
でこれどう見るかなんですが、意外とペースが速くて、1着のルフトシュトローム、2着のシーズンズギフト、3着のウイングレイテストが上位を占めるように、ペースが速くて前崩れの差しが届きやすい競馬になっていたよ、ってみれば、まあルフトシュトロームも3戦3勝なんですが、今回はここまでペースが上がらないような感じもするメンバー構成なので、やはりゆったり流れた場合には、ちょっと足を余す可能性、かつメンバーが急に強くなって、それでは差し切れないという可能性が出てくるのかなという感じがしています。
3着のウイングレイテストはですね、この馬デイリー杯2歳S(G2)でも追い込んだんですが、外で包まれない時だけ能力を発揮するので、この馬に関しては包まれない競馬が出来るかどうかがポイントになってくるのかな、という感じがしています。
桜花賞
このメンバーからはですね、レシステンシアが出走してくると。
レシステンシア、1つはスマイルカナが注文を付けて逃げを打ったこと、かつ8枠17番で外枠だったこともあって、外からでやんわりと上がっていって2番手からの競馬になったので、ちょっと展開的には厳しい、逃げる自分の競馬ではない厳しい競馬ながら、勝ったデアリングタクトが強すぎたと見方もできるんですが、それの2着に粘り込んだということで、かなり価値があるのかなと思っています。
もうひとつはスマイルカナが3着に残っているように、ちょっと後ろから来づらい馬場だったということは確かですが、ただ外を周って早めに2番手に押し上げて、それでも後続を1馬身3/4ちぎったという意味では、かなり強い内容だったのかなと思います。
レシステンシアはどちらかとチューリップ賞のように、ペースを落として逃げるよりは、平均からややちょっと早いぐらいのラップで、先手を取る時(阪神ジュベナイルフィリーズのような競馬)が、一番能力を発揮するので、そのような競馬ができるようであれば、やはりも牡馬相手でも人気に応える可能性はかなり高まるのかなというふうに思っております。
アーリントンカップ
このメンバーから勝ったタイセイビジョン、2着のギルデッドミラー、3着プリンスリターン、4着ボンオムトゥックあたりが出走してくると。
タイセイビジョンは休み明けで56キロだったんですが、後方で脚を溜めて、直線も最内を突く競馬ですね。
2馬身以上の着差はあったんですが、それを鵜呑みにしていいかどうか、石橋騎手の好騎乗に恵まれた感はあるんですが、タイセイビジョンはサリオス以外には、ほぼ負けなしといっていい競馬なので、マイル戦では、かつサリオスがいない今回のメンバーであれば高い評価を与えて当然かな、という感じがしています。
プリンスリターンが、楽に2番手からの3着と。それを外から交わしたギルデッドミラーが2着、ボンオムトゥックは、ギルデッドミラーをマークするような位置から競馬をしての4着と。
これは評価が分かれるんですが、前残りの展開になればプリンスリターンが残る。
外を周った分、単純にこのアーリントンカップだけを見れば、ギルデッドミラーが2~4着の中では一番上という見方ができるのかなと思います。
タイセイビジョンがちょっと別格っぽいですが、展開次第ではギルデッドミラーも多少通用してもおかしくない、という見方でいいのかなというふうに思っております。
【2020 NHKマイルカップ】展開予想
一頭一頭、解説していきたいと思っています。
内側にレシステンシアが、引いたこともあってこれがどうも、逃げを打ちそうと2番手にプリンスリターンが追走してプリンスリターンの出方次第ですね。ポイントは。これがですね、競りかけないとスローに流れると。レシステンシアの場合は、落とさないほうがいいのでプリンスリターンが、競りかけるか、競りかけないかでレシステンシアが、楽になるかならないかが決まるのかなと思っております。
1番 シャチ
シャチは厳しいですね。
2番 タイセイビジョン
2番のタイセイビジョン。うち枠を引いたので前回と同じようにですね、後方の内目で脚をためて、直線もですね、うちをつくか、外に出すか何とも言えないのですが、コーナーワークでロスのない競馬をして直線一騎を狙う競馬だと思います。
3番 レシステンシア
楽に逃げ切れば、この逃げ切りですね。ただ、一方で競られると、やはり、牡馬相手なので、そういう意味では、差し競馬になる可能性があるのかなと思います。
4番 プリンスリターン
この馬が、レシステンシアにどの程度攻撃するかによって、展開が変わるのかな。プリンスリターンの場合は、前残りの競馬の時に行きそうなので、レシステンシアが逃げ残る展開になった時の1枠候補という意味では、注意が必要なのかなと思います。
5番 シャインガーネット
そうですね、これはあの、前回は強かったのですが、ただですね、その前はですね、牝馬限定で負けていることを考えるとフェアリーSですね、2番手追走で負けている事を考えると、よほど展開に恵まれた、この好位のインですね。追走して、レシステンシアが逃げ切るときに、どこまで粘れるかということだと思います。
6番 ギルデッドミラー
前回、外を回した内容は悪くないので、そんなに差はないのですが、ただ、前回見るとやはりタイセイビジョンの方が、若干いいかなという感じがします。ただですね、コース取りの差を考えるともう少し差を詰めても、おかしくないのかなという、感じがしています。
7番 メイショウチタン
厳しいと。
8番 サクセッション
スプリングS組なので、このメンバーが上と見るか?どうかなのですが、やはりですね、中団よりやや後方から行きそうなので、脚が届くかどうかがポイントだと思います。
9番 ラインベック
これが、皐月賞と一番レベルが高いクラスを使っていのですが、どうですかね、さすがにちょっと負けすぎかなと感じがしています。
10番 ハーモニーマゼラン
厳しいですね。
11番 ラウダシオン
ラウダシオンのファルコンS組もなるべく買いたくないと。
12番 ボンオムトゥック・13番 ニシノストーム
厳しいですね。
14番 ルフトシュトローム
これは、ちょっと難しいところですが、確かに3連勝で負け知らずで、能力的には底を見せてないと。ただ、ニュージーランドTですね、差し競馬に恵まれた感もあるので、今の府中(競馬場)、差しも届くので、悪くはないのですが、ただ、そんなに、前回ほどは流れないのかなという感じもするので、人気であれば、抑え程度の評価でいいのかなという感じもしています。
15番 ソウルトレイン・16番 ストーンリッジ
厳しいですね。
17番 サトノインプレッサ
3連勝強いですね。前回を先ほど話したようにどう見るか?なのですが、うまく内をついたとみて評価を下げるか?前が詰まったことを評価して、やはり本命級の高い評価を与えるか?そこらへんが、評価がわかれるのかなと、感じがします。
いずれにせよですね。この、ルフトシュトローム、サトノインプレッサあと、内枠ですが、タイセイビジョンあたりが、やはり差し脚質なので、このあたりが来るときは、一緒に追い込んでくると。それで、この3頭が良い競馬をするときには、レシステンシアが厳しくなってくる可能性が、高いのかな。
ただ、レシステンシアの場合ですね、ある程度、早くても逃げ残るので、これがぶっちぎって2着に追い込みという、逃げと、追い込みという、普段ではですね、なかなか、なりづらい馬券もこのレースの場合はあるのかなと、感じがしています。
18番 ウイングレイテスト
何度も、お話しているのですが、外枠の時だけ走るので、この枠順は良いと思います。なので、この馬もですね、追い込み脚質なので、やはり、お話ししたように、14(ルフトシュトローム)、17(サトノインプレッサ)あたりが追い込むときには、一緒に追い込んでくるのかなと思っております。
一応ですね、このように18頭分析しております。いまですね、現実的にはちょっと、レシステンシアの逃げ切りの予想にするのか?内でタイセイビジョンの脚をためる競馬にするのか?外差しで有利な、14番(ルフトシュトローム)、17番(サトノインプレッサ)あたりの軸にするのか?
そこらあたりはですね、ちょっと土曜日の競馬を見て最終的な判断をしたいなと思っております。
NHKマイルカップの無料会員の解説は以上です。
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