NHKマイルカップ。本競走は1953年から1995年までの43年間、クラシック競走の東京優駿(日本ダービー)のトライアル競走として施行されていたNHK杯を前身とし1996年における中央競馬の番組改定で4歳(現3歳)の外国産馬が当時東京優駿へ出走できなかったため目標となる大レースが無く、そこで4歳(現3歳)の外国産馬の目標となる大レースを創設する目的で4歳(現3歳)牡馬・牝馬限定の混合・指定の定量の重賞(GI)競走NHKマイルカップとして新設、第1回は現在と同じく東京競馬場の芝1600mで施行された。
歴代優勝馬には日本調教馬で初めて海外のG1競走(モーリス・ド・ギース賞)を制したシーキングザパールやジャパンカップ優勝・サンクルー大賞優勝・凱旋門賞2着などの成績を残したエルコンドルパサーなど、日本内外の国際競走で活躍した競走馬が名を連ねる。
NHKマイルカップ。なお、NHKマイルカップという名称が決まるまではJRAからは「マイルダービー」という仮称で広報されていた。
東京優駿が外国産馬に開放される2000年まで通称「マル外ダービー」といわれ、3歳(旧4歳)外国産馬にとって春競馬の最大目標と位置付けられていた。実際に第1回から第6回まで6年連続で外国産馬が当レースを優勝したが、2002年の第7回にテレグノシスが初めて内国産馬としての優勝を果たして以降は外国産馬の優勝は無い。この頃から競走馬の距離適性を最優先したローテーションを重視する考え方が定着したことや外国産馬に対してクラシック出走の開放が進んできたこともあり、外国産馬の最大目標という当初の位置づけから内国産馬・外国産馬を問わない3歳(旧4歳)マイル最強馬決定戦へとその位置付けが変わり2005年の第10回には桜花賞優勝馬のラインクラフトが距離適性を考慮して優駿牝馬(オークス)ではなく当レースへ出走し優勝している。
2001年に外国産馬へのクラシック開放が実現すると本競走を東京優駿の前哨戦にする陣営もある他、中山競馬場の最終日のため荒れた馬場で行われる皐月賞を回避して当レースから東京優駿へ向かう陣営もある。過去には第6回優勝馬クロフネ、第7回優勝馬テレグノシス、同3着馬タニノギムレット、第9回優勝馬キングカメハメハ、第13回優勝馬ディープスカイなどが本競走から東京優駿に出走しておりタニノギムレット、キングカメハメハ、ディープスカイは東京優駿を制覇している。
桜花賞・皐月賞・優駿牝馬(オークス)・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞のクラシック競走及び秋華賞のうちのいずれか2つのレースと絡めて、変則三冠競走と扱われる場合がある。
クラシック競走同様、騸馬の出走は不可。
現在の優勝レイは赤色地に金色文字で、「NHK」の部分はNHKのロゴデザインがそのまま引用されている。
この競走のテレビ中継に関してはNHKが優先権を持って放送に臨んでおり、フジテレビ・関西テレビは自局番組では単に「マイルカップ」と呼称し「NHKマイルカップ」の呼称を使い始めたのは創設4年後の2000年の第5回からのことである。なお、NHK杯は「ダービートライアル」と呼称していた。その影響もあり、フジテレビ系列でGI競走のみ競馬中継を放送する岩手めんこいテレビ・テレビ熊本はこのレースを放送しない。またこのレースを中継するNHKの番組には優勝馬に対するNHK杯の贈呈にNHK会長が、またその年の大河ドラマや連続テレビ小説の出演者がゲスト(表彰プレゼンテーター)として出演することがある。1996年の第1回、及び2005年から2010年ではNHK交響楽団の金管メンバーが発走時のファンファーレを演奏している。
24/12/15 (日) NHKマイルカップ(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)
今週は、フルゲート18頭に対して20頭もの出走登録馬があった3歳のマイルチャンピオン決定戦のNHKマイルカップ(2023年)の予想について解説する。
朝日杯フューチュリティステークス馬ドルチェモアが前哨戦のニュージーランドトロフィーで7着に敗れたことから、今年のNHKマイルカップでは何が人気になるかがわからない位の大混戦模様である。
そこで、競馬理論の競馬予想では、NHKマイルカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
ニュージーランドトロフィー組
1着のエエヤン(戸崎圭太)・2着のウンブライル(横山武史)・3着のシャンパンカラー(内田博幸)・4着のモリアーナ(横山典弘)・5着のミシシッピテソーロ・7着のドルチェモア(岩田望)・の合計6頭が出走登録している。
エエヤン
ニュージーランドトロフィーの勝利という結果は、ペースが遅かったにせよ、少し折り合いを欠き気味に早めに先頭に並びかけながらも2着に1馬身以上の差をつけており、着差以上に強い内容であった。
ただし、エエヤンは、距離が少し長かったにせよ、未勝利を勝ち上がるまでに3戦要しており、マイルといえどもG1で力が抜けているわけではない。
よって、NHKマイルカップの予想においては、ニュージーランドトロフィーの勝ちっぷりでエエヤンにそれなりの高い評価を与えるべきだが、ニュージーランドトロフィー組のレベルが低かった可能性も否めないので絶対視までは禁物である。
ウンブライル
ニュージーランドトロフィーの2着という結果は、終始外を回らされる展開だったことを考えると立派にも思えるが、外が不利な馬場だったわけでもないので、エエヤンとは少し能力差を感じさせた。
なお、ウンブライルは、いつも外を回らされているので敗れているレースも人気ほど内容が悪いわけでは無いが、少頭数のもみじステークスの圧勝が過大評価されている感も否めない。
よって、NHKマイルカップの予想においては、展開の助けがありそうな場合にのみウンブライルに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
シャンパンカラー
ニュージーランドトロフィーの3着という結果は、好位追走からジリジリと脚を使って3着を確保したが、上位2頭とは少し差がある内容であった。
また、シャンパンカラーは、ベゴニア賞を制しているが、スローペースで逃げる展開に恵まれた。
よって、NHKマイルカップの予想においては、シャンパンカラーに高い評価は不要である。
モリアーナ
ニュージーランドトロフィーの4着という結果は、コーナーワークでかなり外を回らされてのものであり、レース内容としては2着のウンブライルとは互角である。
なお、モリアーナは、クイーンカップにおいて、桜花賞上位組と僅差の競馬を演じている。
よって、NHKマイルカップの予想においては、展開やトラックバイアスの助けがあれば、モリアーナも好走可能と判断すべきである。
ミシシッピテソーロ
ニュージーランドトロフィーの5着という結果は人気を考えると立派だが、上位とは差があった。
よって、NHKマイルカップの予想においては、ミシシッピテソーロに高い評価は不要である。
ドルチェモア
ニュージーランドトロフィーの7着という結果は、休み明けで逃げて目標になってしまったとみれば同情の余地はあるが、厳しいペースだったわけでもなく、レース内容としては全く見どころがなかった。
なお、ドルチェモアは、朝日杯フューチュリティステークスを制しているが、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれたものである。
また、朝日杯フューチュリティステークスは、2着馬のダノンタッチダウンが皐月賞で18着、3着のレイベリングが共同通信杯で9着に敗れているように、レースのレベルにも疑問が残る。
更に、ドルチェモアは、サウジアラビアロイヤルカップを制したときも、グラニットの大逃げから離れた2番手を単騎逃げと同じ状態で気分良く追走して押し切る展開に恵まれた。
よって、NHKマイルカップの予想においては、朝日杯フューチュリティステークス勝ちの実績に敬意を評しつつも、ドルチェモアの過大評価は禁物である。
皐月賞組
18着のダノンタッチダウン(川田将雅)が出走を予定している。
ダノンタッチダウン
皐月賞の18着という結果は、休み明けでハイペースを先行したと見れば同情の余地はあるが明らかに負け過ぎである。
また、ダノンタッチダウンは、朝日杯フューチュリティステークスで2着に追い込んでいるが、イン有利のトラックバイアスを内に潜り込ませて直線だけ外に持ち出した川田将雅騎手の好騎乗にも助けられた。
よって、NHKマイルカップの予想においては、朝日杯フューチュリティステークスのレベルの低さをも考慮すると、ダノンタッチダウンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
アーリントンカップ組
1着のオオバンブルマイ(武豊)・2着のセッション(団野)・3着のショーモン(鮫島)・4着のトーホウガレオン(岩田望)・7着のナヴォーナ(田辺裕信)・11着のユリーシャ(松山弘平)の合計6頭が出走登録している。
オオバンブルマイ
アーリントンカップの勝利という結果は、イン有利のトラックバイアイスにおいてコーナーワークで外を回らさずに直線だけ外に出した武豊騎手の好騎乗によるものだが、休み明けできっちりと差し切ったことは立派である。
なお、オオバンブルマイは、朝日杯フューチュリティステークスで7着に敗れているが、イン有利のトラックバイアイスにおいて出遅れて外を回らされてしまったことを考えると、着順ほど内容は悪くない。
よって、NHKマイルカップの予想においては、オオバンブルマイにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
セッション
アーリントンカップの2着という結果は、早め先頭で押し切ったかにも見えたが、ゴール寸前でオオバンブルマイに差されてしまった。
また、セッションのその前の2戦は距離が長かったため度外視可能である。
よって、NHKマイルカップの予想においては、前残りの展開になるようであれば、セッションがオオバンブルマイを逆転可能と判断すべきである。
ショーモン
アーリントンカップの3着という結果は、ユリーシャの逃げから大きく離れた2番手という単騎逃げと同じ状態の展開に恵まれたと見れば残念な内容だが、スタート後にユリーシャと少し競り合ってしまった割にはよく粘ったという見方もできる。
なお、ショーモンは、いつも先行して相手なりに走っており、展開次第ではメンバー強化でも好走可能である。
よって、NHKマイルカップの予想においては、前が有利なトラックバイアスで楽に先行するなど展開の助けがあるようであれば、ショーモンの粘り込みにも注意が必要である。
トーホウガレオン・ナヴォーナ
アーリントンカップのレース内容は見どころがなかった。
よって、NHKマイルカップの予想においては、トーホウガレオン及びナヴォーナに高い評価は不要である。
ユリーシャ
アーリントンカップの敗戦は、スタート後にショーモンを交わすのに気合をつけたら、行き過ぎてしまいゴール前で歩いてしまった。
なお、ユリーシャは、後の桜花賞2着馬コナコーストを2馬身半も離して、エルフィンステークスを制している。
よって、NHKマイルカップの予想においては、楽に逃げを打てるようであれば、ユリーシャの粘り込みにも注意を払うべきである。
ファルコンステークス組
1着のタマモブラックタイ(幸英明)・2着のカルロヴェローチェ(レーン)の合計2頭が出走登録している。
タマモブラックタイ
ファルコンステークスの勝利という結果は、好位を追走して直線は最内から突き抜けたが、カルロヴェローチェの仕掛け遅れに助けられた感が強い。
よって、NHKマイルカップの予想においては、タマモブラックタイに高い評価は不要である。
カルロヴェローチェ
ファルコンステークスの2着という結果は、直線で何度も前が壁になる不利を受けてのものであり、まともならば差し切っていた。
なお、カルロヴェローチェは、野路菊ステークスで惨敗しているが距離が長すぎた。
よって、NHKマイルカップの予想においては、カルロヴェローチェにもそれなりの注意を払うべきである。
ジュニアカップ組
1着のクルゼイロドセル(ミルコ・デムーロ)が出走を予定している。
クルゼイロドセル
ジュニアカップの勝利という結果は、2着に4馬身差をつけたことは立派だが、先行3頭がそのまま上位を占める展開に恵まれたものでもある。
なお、クルゼイロドセルは、デイリー杯2歳ステークスにおいて、イン有利のトラックバイアスで外を回らされたにせよ、5着に敗れている。
よって、NHKマイルカップの予想においては、クルゼイロドセルが好走するためには展開などの相当の助けが必要と判断すべきである。
桜花賞組
7着のシングザットソング(吉田隼人)が出走登録している。
シングザットソング
桜花賞の7着という結果は、イン有利の馬場で好位のインに潜り込みながらも伸びを欠いており、力負けであった。
また、シングザットソングは、エルフィンステークスでユリーシャに離されてしまった。
よって、NHKマイルカップの予想においては、シングザットソングに高い評価は不要である。
スプリングステークス組
7着のオールパルフェ(大野拓弥)が出走を予定している。
オールパルフェ
スプリングステークスの7着という結果は、逃げる自分の競馬ができなかったことを考慮すると度外視可能である。
なお、オールパルフェは、デイリー杯2歳ステークスで前が止まらないトラックバイアイスを生かしたとはいえども、ダノンタッチダウン及びショーモンを負かしている。
よって、NHKマイルカップの予想においては、イン前有利のトラックアイアスで楽に逃げられそうな場合にのみ、オールパルフェの粘り込みに注意を払うべきである。
以上、NHKマイルカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、NHKマイルカップ(2023年)の最終的な予想を決断する。
過去10年の連対馬一覧表
年度 | 着 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 騎手 |
2022 | 1 | 18 | ダノンスコーピオン | 4 | 川田将 |
2 | 1 | マテンロウオリオン | 3 | 横山典 | |
3 | 10 | カワキタレブリー | 18 | 菅原明 | |
2021 | 1 | 15 | シュネルマイスター | 2 | Cルメ |
2 | 10 | ソングライン | 7 | 池添謙 | |
3 | 8 | グレナディアガーズ | 1 | 川田将 | |
2020 | 1 | 11 | ラウダシオン | 9 | Mデム |
2 | 3 | レシステンシア | 1 | Cルメ | |
3 | 6 | ギルデッドミラー | 6 | 福永祐 | |
2019 | 1 | 17 | アドマイヤマーズ | 2 | Mデム |
2 | 18 | ケイデンスコール | 14 | 石橋脩 | |
3 | 10 | カテドラル | 7 | Bアヴ | |
2018 | 1 | 11 | ケイアイノーテック | 6 | 藤岡佑 |
2 | 9 | ギベオン | 2 | Mデム | |
3 | 17 | レッドヴェイロン | 9 | 岩田康 | |
2017 | 1 | 16 | アエロリット | 2 | 横山典 |
2 | 14 | リエノテソーロ | 13 | 吉田隼 | |
3 | 6 | ボンセルヴィーソ | 6 | 松山弘 | |
2016 | 1 | 4 | メジャーエンブレム | 1 | Cルメ |
2 | 5 | ロードクエスト | 2 | 池添謙 | |
3 | 18 | レインボーライン | 12 | 福永祐 | |
2015 | 1 | 7 | クラリティスカイ | 3 | 横山典 |
2 | 9 | アルビアーノ | 4 | 柴山雄 | |
3 | 12 | ミュゼスルタン | 2 | 柴田善 | |
2014 | 1 | 10 | ミッキーアイル | 1 | 浜中俊 |
2 | 2 | タガノブルグ | 17 | 三浦皇 | |
3 | 1 | キングズオブザサン | 12 | 蛯名正 | |
2013 | 1 | 8 | マイネルホウオウ | 10 | 柴田大 |
2 | 17 | インパルスヒーロー | 6 | 田中勝 | |
3 | 12 | フラムドグロワール | 8 | 横山典 |
出走登録馬
年度 | 着 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 騎手 |
2022 | 1 | 18 | ダノンスコーピオン | 4 | 川田将 |
2 | 1 | マテンロウオリオン | 3 | 横山典 | |
3 | 10 | カワキタレブリー | 18 | 菅原明 | |
2021 | 1 | 15 | シュネルマイスター | 2 | Cルメ |
2 | 10 | ソングライン | 7 | 池添謙 | |
3 | 8 | グレナディアガーズ | 1 | 川田将 | |
2020 | 1 | 11 | ラウダシオン | 9 | Mデム |
2 | 3 | レシステンシア | 1 | Cルメ | |
3 | 6 | ギルデッドミラー | 6 | 福永祐 | |
2019 | 1 | 17 | アドマイヤマーズ | 2 | Mデム |
2 | 18 | ケイデンスコール | 14 | 石橋脩 | |
3 | 10 | カテドラル | 7 | Bアヴ | |
2018 | 1 | 11 | ケイアイノーテック | 6 | 藤岡佑 |
2 | 9 | ギベオン | 2 | Mデム | |
3 | 17 | レッドヴェイロン | 9 | 岩田康 | |
2017 | 1 | 16 | アエロリット | 2 | 横山典 |
2 | 14 | リエノテソーロ | 13 | 吉田隼 | |
3 | 6 | ボンセルヴィーソ | 6 | 松山弘 | |
2016 | 1 | 4 | メジャーエンブレム | 1 | Cルメ |
2 | 5 | ロードクエスト | 2 | 池添謙 | |
3 | 18 | レインボーライン | 12 | 福永祐 | |
2015 | 1 | 7 | クラリティスカイ | 3 | 横山典 |
2 | 9 | アルビアーノ | 4 | 柴山雄 | |
3 | 12 | ミュゼスルタン | 2 | 柴田善 | |
2014 | 1 | 10 | ミッキーアイル | 1 | 浜中俊 |
2 | 2 | タガノブルグ | 17 | 三浦皇 | |
3 | 1 | キングズオブザサン | 12 | 蛯名正 | |
2013 | 1 | 8 | マイネルホウオウ | 10 | 柴田大 |
2 | 17 | インパルスヒーロー | 6 | 田中勝 | |
3 | 12 | フラムドグロワール | 8 | 横山典 |
マスターと椎名友希が『NHKマイルカップ』の質問に答えます
Q1:東京芝1,600mの特徴
東京芝1,600mの特徴を教えてください。昨年は追い込み競馬となり、シンガリ人気のカワキタレブリーが3着で波乱となりました。押えるポイントがありましたら教えてください。
Q2:ドルチェモアとダノンタッチダウンの評価
朝日杯FSから、1着のドルチェモアと2着のダノンタッチダウンが出走します。ドルチェモアは内枠で先行して内目を追走し、ダノンダッチダウンは後方の内目から、マスター曰く川田騎手の好騎乗で2着でした。ドルチェモアは休み明けのNZTで逃げて失速し1番人気7着でした。ダノンダッチダウンは休み明けの皐月賞で先行して失速し10番人気18着、大差で負けましたが、これは距離が長すぎたのでしょうか?マスターはこの2頭の巻き返しはあると思いますか?
Q3:ニュージーランドT (G2)組の評価
NZTから以下が出走予定です。勝ち馬のエエヤンはハイペースを先行して押し切り勝ち、2着のウンブライルは外枠で後方外目追走から追い込み、3着のシャンパンカラーは中団馬群で直線ではエエヤンを追いかける位置でした。4着のモリアーナは外枠で中団の外目を追走していました。ウインブライルとモリアーナは阪神JFとクイーンCでも対戦していますが、マスターはどちらを上に取りますか?前日の雨で稍重馬場でしたが、マスターの評価を教えてください。
馬名 | 着順 | 人気 | 前走の着順(人気) |
エエヤン | 1 | 2 | 中山の3歳1勝クラス1着(1) |
ウンブライル | 2 | 5 | クイーンC(G3)6着(1) 阪神JF(G1)15着(3) |
シャンパンカラー | 3 | 7 | 京成杯(G3)6着(3) |
モリアーナ | 4 | 3 | クイーンC(G3)3着(3) 阪神JF(G1)12着(2) |
ドルチェモア | 7 | 1 | 朝日杯FS(G1)1着(1) |
Q4:ファルコンS (G3)組の評価
ファルコンS組から勝ち馬のタマモブラックタイと2着のカルロヴェローチェが出走予定です。タマモブラックタイは先行馬群で直線は最内の狭いところを抜け、カルロヴェローチェは内枠でかなり掛かって直線も進路を探してロスがありました。タマモブラックタイは新潟2歳Sで9着で、2番手追走で失速しました。今回はカルロヴェローチェにレーン騎手が騎乗で人気になりそうですが、マスターの評価を教えてください。
Q5:アーリントンC(G3)組の評価
アーリントンCから以下が出走予定です。雨の重馬場で、勝ったオオバンブルマイは中団馬群から外に出して差し切り勝ちました。ユリーシャは大逃げをうって失速、2番手につけたショーモンと3番手の外目を追走したセッションが粘りました。オオバンブルマイは朝日FSで出遅れて7着、セッションは弥生賞で2番手追走で7着で勝ち馬のタスティエーラとは0.5秒差です。マスターの評価を教えてください。
馬名 | 着順 | 人気 | 前走の着順(人気) |
オオバンブルマイ | 1 | 5 | 朝日杯FS(G1)7着(5) 京王杯2歳S(G2)1着(10) |
セッション | 2 | 4 | 弥生ディープ記念(G2)7着(7) |
ショーモン | 3 | 2 | 阪神の1勝クラス1着(1) デイリー杯2歳S(G2)3着(4) |
トーホウガレオン | 4 | 10 | シンザン記念(G3)3着(4) |
ナヴォーナ | 7 | 3 | 東京の新馬戦1着(1) |
ユリーシャ | 11 | 1 | エルフィンS(L)1着(6) |
Q6:クルゼイロドスルとデイリー杯2歳S(G2)組の評価
ジュニアカップ(L)勝ち馬のクルゼイロドスルについて。逃げて完勝でしたが、前々走のイリー杯2歳Sでは中団の外目追走から位置を上げて行きましたが直線は伸びきれませんでした。逃げた後惨敗するケースはよくあると思いますが、クルゼイロドスルは今回のメンバーでどうでしょうか?また、デイリー杯2歳組からは以下が出走予定ですが、その後の成績を含めたマスターの評価を教えてください。
馬名 | 着順 | 人気 | デイリー杯2歳S後の成績(人気) |
オールパルフェ | 1 | 3 | 朝日杯FS(G1)6着(4) スプリングS(G2)7着(4) |
ダノンタッチダウン | 2 | 1 | 朝日杯FS(G1)2着(2) 皐月賞(G1)18着(10) |
ショーモン | 3 | 4 | 阪神の1勝クラス1着(1) アーリントンC(G3)3着(2) |
クルゼイロドスル | 5 | 2 | ジュニアC(L)1着(1) |
Q7:シングザットソングと牝馬の評価
桜花賞で12番人気7着のシングザットソングについて。中団から内目に入れてロスなく追走しましたが伸びきれず、勝ち馬のリバティアイランドとは0.8秒差でした。フィリーズレビュー(G2)組からは最先着でしたが、今回初の牡馬対戦で、能力的に厳しいでしょうか?他に牝馬はモリアーナ、ウンブライル、ユリーシャもいますが今年の牝馬は厳しいと思いますか?
開催日:2023/05/07
着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | シャンパンカラー | 70 | 牡 | 3 | 57 | 01:33.8 | 70 | 0 | 0
|
1
|
-1
|
2 | 3 | ウンブライル | 70 | 牝 | 3 | 55 | 01:33.8 | 70 | 0 | 0
|
1
|
-1
|
3 | 10 | オオバンブルマイ | 67 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.0 | 68 | 0 | 0
|
0
|
-1
|
4 | 18 | ダノンタッチダウン | 66 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.2 | 66 | 0 | 0
|
0
|
0
|
5 | 15 | カルロヴェローチェ | 67 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.2 | 66 | 0 | 0
|
1
|
0
|
6 | 2 | モリアーナ | 65 | 牝 | 3 | 55 | 01:34.3 | 65 | 0 | 0
|
1
|
-1
|
7 | 17 | ミシシッピテソーロ | 63 | 牝 | 3 | 55 | 01:34.4 | 64 | 0 | 0
|
0
|
-1
|
8 | 9 | ナヴォーナ | 63 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.4 | 64 | 0 | 0
|
0
|
-1
|
9 | 6 | エエヤン | 63 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.5 | 63 | 0 | 0
|
0
|
0
|
10 | 16 | タマモブラックタイ | 62 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.6 | 62 | 0 | 0
|
0
|
0
|
11 | 5 | シングザットソング | 62 | 牝 | 3 | 55 | 01:34.7 | 61 | 0 | 0
|
0
|
1
|
12 | 13 | ドルチェモア | 59 | 牡 | 3 | 57 | 01:34.9 | 59 | 0 | 0
|
0
|
0
|
13 | 8 | セッション | 59 | 牡 | 3 | 57 | 01:35.0 | 58 | 0 | 0
|
0
|
1
|
14 | 14 | ユリーシャ | 59 | 牝 | 3 | 55 | 01:35.0 | 58 | 0 | 0
|
0
|
1
|
15 | 4 | ショーモン | 51 | 牡 | 3 | 57 | 01:35.7 | 51 | 0 | 0
|
0
|
0
|
16 | 7 | オールパルフェ | 42 | 牡 | 3 | 57 | 01:36.7 | 41 | 0 | 0
|
0
|
1
|
17 | 1 | フロムダスク | 29 | 牡 | 3 | 57 | 01:38.0 | 28 | 0 | 0
|
0
|
1
|
- | 12 | クルゼイロドスル | 0 | 牡 | 3 | 57 | 00:00.0 | 0 | 0 | 0
|
0
|
0
|
12/15(日)朝日杯フューチュリティS12/21(土)阪神C※更新をお待ちください
過去5年のトラックバイアス
5/5(日)東京
力勝負の馬場
5/7(日)東京
5/8(日)東京
5/9(日)東京
5/10(日)東京
5/5(日)東京
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24/12/12 08:03 更新