TOP > レース予想 > 共同通信杯 > 共同通信杯2019の回顧|ダノンキングリーが2歳王者を破る
2019/02/14

【 共同通信杯2019予想】 共同通信杯2019の回顧|ダノンキングリーが2歳王者を破る

出走日:2019年02月17日(日)
共同通信杯(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)

共同通信杯(2019年)は、少頭数の7頭立てと馬券的に妙味のないレースであったが、アドマイヤマーズ(ミルコ・デムーロ)の始動戦ということで注目を集めた。
その共同通信杯(2019年)を制したのは、3番人気のダノンキングリー(戸崎圭太)であった。
競馬理論の競馬予想では、不利な大外枠から圧勝したひいらぎ賞の内容から、ダノンキングリーに、打倒アドマイヤマーズの1番手の評価を与えていた。

 

ダノンキングリー

レースでは、ダノンキングリーは、逃げたアドマイヤマーズの直後のインで脚をためた。
そして、ダノンキングリーは、直線でも内を突くと、アドマイヤマーズを差し切り、共同通信杯(2019年)を制覇した。
ダノンキングリーの共同通信杯(2019年)の勝利という結果は、コースロスのない競馬に恵まれたにせよ、2歳チャンピオンを差し切っており、立派である。
よって、2019年のクラシック戦線の競馬予想では、ダノンキングリーに高い評価を与えて当然である。

 

アドマイヤマーズ

一方、共同通信杯(2019年)で単勝1.7倍の断然人気に推された2歳王者アドマイヤマーズは、2着に破れてしまった。
競馬理論の競馬予想では、単騎逃げ濃厚のメンバー構成から、連の軸という意味でアドマイヤマーズを本命とした。
レースでは、アドマイヤマーズは、楽に先手を取ると、ペースを落として後続を引きつけた。
そして、アドマイヤマーズは、直線に向くと、ダノンキングリーとのマッチレースに持ち込んだが、内から交わされてしまい、2着止まりであった。
アドマイヤマーズの共同通信杯(2019年)の2着という結果は、スローペースの単騎逃げだった割には、ダノンキングリーに1馬身以上の差をつけられており、少し残念な内容であった。
ただし、アドマイヤマーズは、57キロの斤量でペースを落としすぎてしまい切れ負けしてしまったとみれば同情の余地がある。
よって、2019年のクラシック戦線の予想では、アドマイヤマーズの巻き返しにも注意を払って当然である。

 

クラージュゲリエ

一方、共同通信杯(2019年)の3着には4番人気のクラージュゲリエ(武豊)が入った。
クラージュゲリエは、ダノンキングリーの外目を追走し、直線ではそれなりの脚を使ったが、上位2頭には離されてしまい、3着止まりであった。
クラージュゲリエの共同通信杯(2019年)の3着という結果は、コース取りの差などを考慮しても、上位2頭には離されてしまっており力負けであった。
よって、2019年のクラシック戦線でクラージュゲリエが好走するためには厳しい流れで底力比べになる必要がありそうである。

 

以上のように、共同通信杯(2019年)では、ダノンキングリーの強さだけが目立つ一戦となった。

競馬理論のファンの方は、ダノンキングリーの今後の走りに大いに期待して頂きたい。

\なぜプロプランに人数制限しているのか?/
抽選申込みはコチラ
次回当選: 3/30 (土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

関連記事

2020年共同通信杯の解説動画を公開しました 2020年共同通信杯 マスター解説動画のポイント   ☆9頭立てなので馬券的には魅力がない1戦   ☆東京の新馬戦の1着フィリオアレグロは、 続きはこちら
マイラプソディが4連勝でクラシック戦線の主役候補に名乗りをあげるか? 今週は、フルゲート18頭に対して12頭の出走登録にとどまった   共同通信杯(2020年)の予想について解説する。   共同通信杯は、スワー 続きはこちら
共同通信杯2019の回顧|ダノンキングリーが2歳王者を破る 共同通信杯(2019年)は、少頭数の7頭立てと馬券的に妙味のないレースであったが、アドマイヤマーズ(ミルコ・デムーロ)の始動戦ということで注目を集めた。 その共 続きはこちら
Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.