天皇賞(秋)(GⅠ)/東京/定量/2000m(左・芝)
![Cルメール](https://www.keibariron.com/zwp/wp-content/uploads/2017/10/c.lemaire-kishu_-785x1024.jpg)
クリストフ・ルメール騎手、天皇賞秋制覇おめでとうございます!
インで脚を溜め、最内から突き抜けたアーモンドアイ、強かったですね!対抗と言われたサートゥルナーリアはまさかの6着でしたがマスターはスミヨン騎手を絶賛。今後のG1予想に必ず役立つマスターの回顧録、早速ご覧ください!
改めてアーモンドアイが現役最強馬であることを示した1戦
天皇賞秋(2019年)は、アーモンドアイ(ルメール)とサートゥルナーリア(スミヨン)の対決で注目を集めたが、サートゥルナーリアが6着に敗れた一方で、アーモンドアイの圧勝劇で幕を閉じた。
競馬理論の競馬予想では、スタート後の不利かつインが極端に有利な馬場状態ながらも僅差の3着に追い込んだ安田記念の内容から、現役最強馬のアーモンドアイを自信の本命に予想した。
1着:アーモンドアイ
レースでは、アーモンドアイは、サートゥルナーリアの直後のインで脚をためた。
そして、アーモンドアイは、直線で最内を突くとあっという間に突き抜けて、天皇賞秋(2019年)を制覇した。
アーモンドアイの天皇賞秋(2019年)の勝利という結果は、ロスのないコース取りに恵まれたことも確かだが、3馬身もの差をつけており、力の違いを見せつけた。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においても、現役最強馬として疑いの余地がないアーモンドアイに常に本命級の高い評価を与えるべきである。
2着:ダノンプレミアム
一方、天皇賞秋(2019年)では、3番人気のダノンプレミアム(川田将雅)が2着に入った。
ダノンプレミアムは、好スタートを切ると、先行集団の馬群の中で脚をためた。
そして、ダノンプレミアムは、直線で外から一旦は先頭に立ったが、内からアーモンドアイに突き放されてしまい、混戦の2着争いを制するのが精一杯であった。
ダノンプレミアムの天皇賞秋(2019年)の2着という結果は、アーモンドアイにこそ力負けであったが、2000mまでであればG1でも通用する能力を改めて示した。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においても、ダノンプレミアムにも常に高い評価を与えるべきである。
特に、先行馬が少ないメンバー構成や内枠を引いたときにはダノンプレミアムの評価を更に上げるべきである。
3着:アエロリット
一方、天皇賞秋(2019年)では、6番人気のアエロリット(戸崎圭太)が3着に粘り込んだ。
アエロリットは、楽に先手を取り、4コーナーでは一旦後続を突き放したが、上位2頭に交わされてしまい、3着止まりであった。
アエロリットの天皇賞秋(2019年)の3着という結果は、前が止まりにくい馬場状態で楽に逃げる展開に恵まれはしたものの、牡馬の一線級相手で2000mの距離で粘り腰を発揮したことは立派である。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においても、楽に先行できる展開になるようであれば、アエロリットの粘り込みに注目して当然である。
一方、天皇賞秋(2019年)で2番人気に推されたサートゥルナーリアは6着に敗れてしまった。
サートゥルナーリアの天皇賞秋(2019年)の6着という結果は、少し行きたがっていたにせよ、好位のインを追走させたスミヨン騎手の好騎乗にもかかわらず伸びを欠いており、力負けであった。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においては、サートゥルナーリアを始めとする3歳世代に古馬相手の場合には疑いの目を持っても良さそうである。
以上のように、天皇賞秋(2019年)は、アーモンドアイの強さだけが目立つ一戦となった。
競馬理論のファンの方は、現役最強馬アーモンドアイの今後の走りにも大いに期待していただきたい。
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