天皇賞(秋)(GⅠ)/東京/定量/2000m(左・芝)
第142回天皇賞・秋の結果は、ブエナビスタ(スミヨン)の圧勝で幕を閉じた。競馬理論は、前日の台風の影響で先行馬有利の馬場状態を想定して、連軸という意味でアーネストリーを本命に予想してしまい、ブエナビスタを対抗評価に落としてしまった。
第142回天皇賞・秋の結果のレースでは、ブエナビスタは、有利な内枠を生かして、中段の馬込みの中からレースを進めた。
そして、第142回天皇賞・秋の結果でブエナビスタは、直線でスミヨン騎手に追い出されると、あっという間に先頭に立って、そのまま後続を引き離して、第142回天皇賞・秋の結果を制覇した。
ブエナビスタの第142回天皇賞・秋の結果の勝利は、宝塚記念以来の休み明けにもかかわらず、力の違いを見せつけた。
よって、第142回天皇賞・秋の結果でジャパンカップ及び有馬記念でも、古馬同士では能力断然のブエナビスタに本命級の高い評価を与えるべきである。
なお、今の充実ぶりならば、宝塚記念で敗れたナカヤマフェスタにも雪辱を果たす可能性が高いとも競馬理論では判断している。
一方、3歳馬のペルーサ(安藤勝)が2着に追い込んだ。
競馬理論は、ペルーサの能力には高い評価を与えていたものの、出遅れ癖とイン有利の馬場状態を考慮して、ペルーサを押さえ評価にとどめた。
第142回天皇賞・秋の結果のレースでは、ペルーサは、今回も出遅れてしまい、最後方からレースを進めた。
そして、ペルーサは、直線に向いても、抜群の手応えだったが、前が壁になってしまい、追い出しが遅れた。
しかしながら、第142回天皇賞・秋の結果でペルーサは、残り200mで前が開くと、強烈な脚で2着に追い込んだ。
ペルーサの第142回天皇賞・秋の結果の2着は、スタートで出遅れた上に直線で前が壁になって脚を余してのものであり、ブエナビスタと着差ほどの能力差はない。
よって、第142回天皇賞・秋の結果の後のG1戦線においても、ペルーサには高い評価を与えるべきである。
ただし、ペルーサは、出遅れ癖がある追い込み馬で脚を余す可能性もあるので、過信は禁物とも競馬理論では判断している。
一方、2番人気のアーネストリーは、3着に敗れてしまった。
アーネストリーは、先行集団の馬込みの中からレースを進め、直線では外に持ち出されたが、ブエナビスタには大きく離され、ゴール前ではペルーサに差されてしまい、3着止まりであった。
アーネストリーの第142回天皇賞・秋の結果の3着は、積極的な競馬をせずに持ち味を発揮できなかったこともあるが、上位2頭には完全に力負けであった。
よって、今後のG1戦線におけるアーネストリーには、ブエナビスタより下という評価で十分と競馬理論では判断している。
ただし、アーネストリーは、器用な先行力を持つので、先行馬が少ないレースやインが有利な馬場では評価を上げるべきである。
一方、3歳牝馬のオウケンサクラ(北村)が17番人気ながらも4着に入った。
オウケンサクラは、インの3番手からレースを進め、直線でもしぶとい伸び脚を披露し、4着に粘り込んだ。
オウケンサクラの第142回天皇賞・秋の結果の4着は、台風の影響で外がまったく伸びない馬場をインの3番手で追走する展開に恵まれたものであり、レース内容的な価値は低い。
しかしながら一方で、古馬の一線級が揃う第142回天皇賞で4着に好走したこと自体には高い評価が必要で、秋華賞で11着のオウケンサクラが古馬相手でもそれなりに通用したとなると、アパパネを始めとする3歳牝馬に今後の重賞戦線でも注目せざるを得ないと競馬理論では判断している。
以上のように、第142回天皇賞・秋の結果は、ブエナビスタの強さだけが目立つ一戦となった。
ブエナビスタは、第142回天皇賞・秋の結果の走りを見る限り、ジャパンカップ及び有馬記念も連勝して、2億円のボーナスを貰ってもおかしくない。
競馬理論のファンの方は、今後のレースにおいてもブエナビスタの走りに大いに注目して欲しい。
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