高松宮記念(G1)/中京競馬場/芝1200m/左/条件:サラブレッド系4歳以上/賞金:9500万円

高松宮記念の過去データに関する質問にマスターが答えます!うまっぷることりさんをゲストにお迎えした 動画も合わせてご覧ください!
目次
枠順別成績データからみる高松宮記念2020
以以下、枠順別成績です。内枠有利、7.8枠は不利とみていいでしょうか?
枠順 | 馬着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
1枠 | 1-0-3-36 | 2.5% | 2.5% | 10.0% | 25.3% | 38.5% |
2枠 | 6-3-0-31 | 15.0% | 22.5% | 22.5% | 85.3% | 96.5% |
3枠 | 4-1-2-33 | 10.0% | 12.5% | 17.5% | 66.8% | 63.8% |
4枠 | 1-4-4-31 | 2.5% | 12.5% | 22.5% | 11.3% | 222.3% |
5枠 | 2-2-1-35 | 5.0% | 10.0% | 12.5% | 23.5% | 24.0% |
6枠 | 3-1-2-34 | 7.5% | 10.0% | 15.0% | 33.8% | 25.8% |
7枠 | 2-4-3-48 | 3.5% | 10.5% | 15.8% | 35.6% | 69.1% |
8枠 | 1-5-5-48 | 1.7% | 10.2% | 18.6% | 20.0% | 114.9% |
確かに過去5年の高松宮記念は、インコース有利な馬場が続きました。その理由は中京のコース替りがあったことが原因と思います。ただ、今年は変則開催で、金鯱賞の週がコース替り、その後1週中京競馬は休みで、高松宮記念は2週目となります。よって、今までのインコース有利な馬場とは変わる可能性がありますので注意が必要です。
脚質別成績データからみる高松宮記念2020
以下、脚質別成績です。先行勢が優勢です。2012年以降の勝ち馬8頭中5頭が4角で4番手以内でした。先行力のある馬が有利でしょうか?
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
逃げ | 2-0-1-17 | 10.0% | 10.0% | 15.0% | 71.0% | 84.5% |
先行 | 7-6-5-57 | 9.3% | 17.3% | 24.0% | 60.4% | 108.8% |
差し | 11-12-12-125 | 6.9% | 14.4% | 21.9% | 44.3% | 116.8% |
追込 | 0-2-2-97 | 0.0% | 2.0% | 4.0% | 0.0% | 10.0% |
逃げ | 2-0-1-17 | 10.0% | 10.0% | 15.0% | 71.0% | 84.5% |
先ほどの質問と同じなのですが、今まではコース替りで綺麗な馬場で走っていたため、インコースと先行馬が有利な傾向にありましたが、今年は変わるかもしれません。
高松宮リピーターからみる高松宮記念2020
以下、過去3着以内のリピーター好走のデータです。リピーターが好走する可能性は高いですか?
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 | 前回の高松宮記念好走 |
2011 | キンシャノキセキ | 3 | 1 | 10年1着 |
2012 | サンカルロ | 3 | 2 | 11年2着 |
2013 | ロードカナリア | 1 | 1 | 12年3着 |
2015 | ハクサンムーン | 6 | 2 | 13年3着(2走前) |
2016 | ミッキーアイル | 2 | 2 | 15年3着 |
2018 | レッツゴードンキ | 3 | 2 | 17年2着 |
2019 | セイウンコウセイ | 12 | 2 | 17年1着(2年前) |
確かに昨年のセイウンコウセイ(12番人気)はいい例ですね。ですがよくこのリピーターを見ると、内を通った馬が全部勝っています。前走成績が悪い馬が巻き返す可能性が高くなるのは、中京がコース替りでインコースが有利になって、今まで先行勢で惨敗していた馬が内を通って巻き返してくる、ということが多かったのかなと思います。何度も言いますが、今年はコース替わりではないので、このデータの傾向が続くとは限らないということです。また今年はマイル戦線から出走してくる馬もいるので、更に傾向が変わる可能性もあると思います。
年齢別出走数と連帯率から見る高松宮記念2020
以下、年齢別出走数と連帯率です。5歳馬の活躍が目立ちます。スプリンターは若い馬が有利でしょうか?
年度 | 年齢別出走数 | 年齢別連対率 | ||||||
4歳 | 5歳 | 6歳 | 7歳以上 | 4歳 | 5歳 | 6歳 | 7歳以上 | |
2005 | 6 | 3 | 7 | 2 | 0.0% | 0.0% | 28.6% | 0.0% |
2006 | 4 | 2 | 6 | 6 | 25.5% | 0.0% | 16.7% | 0.0% |
2007 | 3 | 5 | 4 | 6 | 0.0% | 40.0% | 0.0% | 0.0% |
2008 | 3 | 7 | 2 | 6 | 0.0% | 28.6% | 0.0% | 0.0% |
2009 | 4 | 7 | 3 | 4 | 0.0% | 28.6% | 0.0% | 0.0% |
2010 | 4 | 2 | 6 | 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
2011 | 10 | 5 | 3 | - | 0.0% | 40.0% | 60.0% | - |
2012 | 4 | 5 | 5 | 4 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0.0% |
2013 | 4 | 6 | 4 | 3 | 0.0% | 17.0% | 25.0% | 0.0% |
2014 | 5 | 3 | 3 | 7 | 20.0% | 0.0% | 33.3% | 0.0% |
2015 | 2 | 4 | 8 | 4 | 0.0% | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
2016 | 4 | 6 | 3 | 5 | 0.0% | 33.3% | 0.0% | 0.0% |
2017 | 5 | 3 | 4 | 6 | 20.0% | 33.3% | 0.0% | 0.0% |
2018 | 3 | 5 | 3 | 7 | 0.0% | 20.0% | 33.0% | 0.0% |
2019 | 4 | 2 | 6 | 6 | 25.5% | 0.0% | 16.7% | 0.0% |
自分ではちゃんとしたデータを持っていないので何とも言えませんが、人間で例えると、スプリンターの方がマラソン選手よりも筋肉隆々な体型の方が多く、マラソン選手は細い体型が多いです。またスプリンターよりマラソン選手の方が現役選手の息が長いのと同じで、馬も意外と長距離を走る馬の方が高齢になっても走っています。なので、確かに競馬のスプリント戦は若くてしっかりとした馬格がある馬の方が好走しやすいと思います。他のG1よりもスプリント戦の高松宮記念の方が、若い馬が走る傾向が若干出てくるかなと思いますね。また、3歳馬が初めて古馬相手に重賞挑戦する時も、スプリント戦の方が3歳のうちから通用することが多いと思います

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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