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2019年高松宮記念「高松宮記念2019の回顧|ミスターメロディが新スプリント王に」

2019/03/28 UP
by 予想屋マスター
回顧録

高松宮記念 -G1- 中京競馬場/芝1200m 左
条件:サラブレッド系4歳以上 賞金:9500万円

高松宮記念(2019年)は、ダノンスマッシュ(北村友一)及びモズスーパーフレア(武豊)の2頭が敗れ、3連単449万の大波乱の決着となった。
その波乱の高松宮記念(2019年)を制したのは、3番人気のミスターメロディ(福永祐一)であった。
競馬理論の競馬予想では、コース替りで極端にインが有利となった馬場で好位のインを追走できそうな点を考慮し、ミスターメロディにもかなり高い評価を与えていた。

 

ミスターメロディ

レースでは、ミスターメロディは、逃げ争いの直後の内目で脚をためた。
そして、ミスターメロディは、先に抜け出したセイウンコウセイの内から脚を使って突き抜け、高松宮記念(2019年)を制覇した。
ミスターメロディの高松宮記念(2019年)の勝利という結果は、イン有利の馬場で極力ロスのない競馬をさせた福永祐一騎手の好騎乗に恵まれたものであり、他馬と絶対的な能力差があったわけではない。
よって、今後の短距離戦線の予想においては、ミスターメロディに高松宮記念(2019年)馬として敬意を表するべきだが、絶対視までは禁物である。

 

セイウンコウセイ

一方、高松宮記念(2019年)では12番人気のセイウンコウセイ(幸英明)が2着に粘り込んだ。
セイウンコウセイは、好スタートを切ると先手を取りそうな勢いだったが、モズスーパーフレアを行かせて3番手のインを確保した。
そして、セイウンコウセイは、直線で早めにモズスーパーフレアを交わして先頭に立つと、しぶとく脚を使って、2着を確保した。
セイウンコウセイの高松宮記念(2019年)の2着という結果は、一昨年の高松宮記念馬の底力を示したものだが、イン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものである。
よって、今後のスプリント戦線の予想では、セイウンコウセイのスピードに多少の注意は払うべきだが、この2着だけで完全復調と見るのは危険である。

 

ショウナンアンセム

一方、高松宮記念(2019年)では17番人気のショウナンアンセム(藤岡康太)が3着に入った。
ショウナンアンセムは、コーナーワークで徐々に内に潜り込み、直線でも内を突いて差し脚を伸ばしたが、上位2頭には届かず3着止まりであった。
ショウナンアンセムの高松宮記念(2019年)の3着という結果は、直線でスムーズに前が開いて追い出していれば際どかったと思わせる内容だったが、イン有利の馬場を生かしたものでもある。
よって、今後のスプリント戦線においては、この距離ならば差す競馬をマスターしつつあるショウナンアンセムにそれなりの高い評価を与えるべきである。
ただし、イン有利の馬場を生かしたことも確かなので、高松宮記念3着というだけで過剰に人気になるようであれば、ショウナンアンセムを過信すべきではない。

 

以上のように、高松宮記念(2019年)は、ミスターメロディが新スプリント王となり、大波乱の決着なった。
ただし、高松宮記念(2019年)は、イン有利の馬場が結果に大きな影響を与えたものであり、展開や馬場次第では大きく着順が入れ替わりそうである。
競馬理論のファンの方は、このことを頭に入れて、スプリント戦線における高松宮記念(2019年)組の評価を下して頂きたい。


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