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2005/03/27 2012/11/15

【 高松宮記念2005予想】 第35回高松宮記念

出走日:2005年04月03日(日)
高松宮記念(GⅠ)/中京/定量/1200m(左・芝)

高松宮記念の結果は、終始外を回ったアドマイヤマックス(武豊)及びキーンランドスワン(四位弘文)の二頭で結果が出た。新聞等のマスコミでは、外が伸びる馬場が味方したという評価であった。確かに、このレースだけを見ると外が伸びたので、そのような評価になるのかもしれない。しかし、高松宮記念の結果は競馬理論では、違った見方をしている。この日の中京の芝のレースを見ると、決して外が有利といえるような馬場ではなかった。確かに極端に外が不利という馬場ではないが、高松宮記念の結果はどこを通っても力が発揮出来る馬場であった。つまり、高松宮記念の結果は勝ったアドマイヤマックスは、力で押し切っての勝利といえる。

高松宮記念の結果でアドマイヤマックスは、前走の阪急杯で、キーンランドスワン、カルストンライトオ(大西直弘)及びウインクリューガー(吉田稔)の3頭に先着を許した。

高松宮記念の結果でアドマイヤマックスは、この4着のせいで、人気を落としていたといえる。しかし、この阪急杯を振り返ると、勝ったキーンランドスワンはインの3番手から抜け出しており、2着のカルストンライトオは逃げて粘っている。阪急杯のカルストンライトオの逃げのペースは、最初の500mが33.7であり、重賞にしてはスローペースであった。このことは、10番人気であったシルヴァーゼット(池添謙一)が5着に残ったことからも分かる。その前残りの流れの中、ウインクリューガー及びアドマイヤマックスは追い込んだ。ウインクリューガーは、岩田康誠が後方のインから上手く外に出して追い込んでいる。

対して、アドマイヤマックスは、終始外を回って、横綱競馬で勝ちにいっている。この日の阪神は外が伸びない馬場だったことを考慮して内容を比較すると、アドマイヤマックスは、阪急杯で最も内容の濃いレースをしていたと断言できる。つまり、アドマイヤマックスは、内も外もどこでも伸びる馬場であれば楽勝しておかしくない馬であると、分析していた。競馬理論でアドマイヤマックスを本命にしなかったのは、馬場の読み間違えであった。中京競馬場では、前日の中京7日目に、同条件の1200mのレースが3鞍あった。

4Rの未勝利戦では、逃げた馬とインの3番手の馬で結果が出た。10Rの庄内川特別では、インを通った3頭(ダービーゾーン(1人気)、ホーマンソレイユ(10人気)メジロモーガン(9人気))が上位を占めた。11Rの愛・地球博開催記念では、インを通ったトーセンザオー及び2番手を追走したホウライウォニングで結果が出た。

つまり高松宮記念の結果は、前日の結果からインが極端に有利であり、競馬理論では、アドマイヤマックスを本命にできなかった。ところが、高松宮記念の結果の日の芝のレースを見ると、外も不利なく伸びていた。一日で芝の状態が一変した理由は分からない。

しかし、JRAがローラーをかけたか何かをしたに違いない。GⅠのレース等の日に、ファンに綺麗な馬場を見てもらおうという配慮なのだろうが、レースに影響があることをJRAはもう少し考えて欲しいと思う。

2着は、キーンランドスワンであった。高松宮記念の結果は、キーンランドスワンは、前走の阪急杯では、前述したように恵まれた内容であった。つまり、キーンランドスワンは、阪急杯の内容からは、買い辛い馬である。しかし、キーンランドスワンは、去年の高松宮記念の結果で18番ゲートから終始外を回って3着したように、中京が得意の競馬場である。

このことを考慮すれば、キーンランドスワンは、ヒモとして当然押さえなければならない1頭であった。

3着はプレシャスカフェであった。

高松宮記念の結果はプレシャスカフェは、1200mで負け知らずであり、今まで相手なりに勝ってきた。高松宮記念の結果は、プレシャスカフェのいい所は、競馬の上手さであり、中京コースに向くので、当然主力になると考えていた。

しかし、高松宮記念の結果は、プレシャスカフェは、スタートで珍しく出遅れてしまい、持ち味の競馬の上手さを生かせなかった。

但し、プレシャスカフェは、出遅れても3着しており、内容的には悲観する内容でない。

競馬理論では、プレシャスカフェが今後も短距離路線で中心になる存在であると考えている。4着は、カルストンライトオであった。

カルストンライトオは、高松宮記念の結果では、ラチから2?3頭分外を走っての逃げであった。今回はこれが裏目に出たと競馬理論では考えている。カルストンライトオが、ラチ沿いをピッタリ逃げていれば、ひょっとしたらもう少し粘っていた可能性が高い。

カルストンライトオは、短距離では圧倒的なスピードをもっており、イン有利の馬場での重賞では最も重視すべき馬であると競馬理論では考えている。

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この記事を書いた人
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