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2006/10/15 2012/11/27

【 秋華賞2006予想】 第11回秋華賞

出走日:2006年10月22日(日)
秋華賞(GⅠ)/京都/馬齢/2000m(右・芝)

第11回秋華賞の結果では、カワカミプリンセス(本田)が無敗の2冠馬となった。カワカミプリンセスは、先行集団の直後の外を追走した。

そして、第11回秋華賞の結果では、直線に向くと、カワカミプリンセスは、一瞬反応の悪さを見せたが、それでも抜群の伸び脚を発揮し、内で粘るアサヒライジング(柴田善)をきっとりと捕えて勝利を収めた。カワカミプリンセスのレース内容は、終始外を回る横綱競馬であり、同世代の牝馬では敵なしといえる。

カワカミプリンセスの次走は、エリザベス女王杯で古馬との対戦となるが、この内容と3歳世代のレベルの高さを考えれば当然通用するであろう。

第11回秋華賞の結果では、現在の古馬牝馬ナンバーワンであるスイープトウショウとの対戦が今から楽しみである。2着には、先行したアサヒライジングが粘り込んだ。

アサヒライジングは、逃げ争いをした3頭から離れた4番手を進んだ。逃げ馬から離れた4番手という位置は、アサヒライジングにとって、マイペースで逃げている状態と同じという理想的な位置であり、アサヒライジングは、秋華賞の結果で最も展開に恵まれた。

第11回秋華賞の結果では、このように最高の展開に恵まれたことによって、アサヒライジングは、直線であっという間に抜け出して押し切るかに思えたが、ゴール前でカワカミプリンセスの強襲に屈し、2着に敗れてしまった。

アサヒライジングは、最高の展開にもかかわらずカワカミプリンセスに差されており、カワカミプリンセスを逆転することはほぼ不可能であろう。しかし、第11回秋華賞の結果では、アサヒライジングは、先行できる脚質であるので、今後の重賞でも常に目を離せない存在であろう。

但し、アサヒライジングの秋華賞の結果2着は、展開に恵まれての2着であるということを忘れてはならない。つまり、アサヒライジングが、今回の秋華賞の結果2着で人気になるようであれば、押さえ程度の評価にとどめるべきであると競馬理論では判断している。

3着には、第11回秋華賞の結果では、フサイチパンドラ(福永祐一)が追い込んだ。フサイチパンドラは、1コーナでこそ一瞬頭を上げたが、それ以外ではインで上手く折り合いがついて、3着に追い込んだ。フサイチパンドラは、オークスでも2着に好走しており、折り合いさえつけばこの程度走る能力を秘めている。

但し、ローズステークスのように折り合いがつかないと、フサイチパンドラは競馬にならない。よって、フサイチパンドラの取捨は非常に難しい。

但し、第11回秋華賞の結果では、フサイチパンドラは、馬込みの中で折り合いをつけやすい内枠の場合には比較的安定して走っている。よって、第11回秋華賞は、内枠を引いたときにはフサイチパンドラを重視して予想し、折り合いを欠く可能性が高い外枠を引いたときにはフサイチパンドラを軽視して予想しようと考えている。

4着は、断然人気であったアドマイヤキッス(武豊)である。アドマイヤキッスは、レース前の特集記事でも述べたが、典型的な人気先行タイプの馬である。

第11回秋華賞の結果では、牝馬の3冠レースのすべてで1番人気となったが、結局、アドマイヤキッスは無冠で終わった。アドマイヤキッスは、今後も人気になると思われるので、G1では本命に予想すべきでないと競馬理論では判断している。

競馬理論の本命馬であったシェルズレイ(岩田)は、5着に敗れた。競馬理論は、第11回秋華賞はアサヒライジングが外枠を引いた時点で、シェルズレイの単騎逃げになると予想し、本命とした。

しかし、レースでは、想定外の2頭(トシザサンサン(熊沢)及びコイウタ(吉田隼人))の2頭が逃げてしまった。このため、シェルズレイは、終始折り合いを欠く展開になってしまい、直線では伸びを欠いて5着に敗れた。

しかし、逃げた2頭が15着、17着であったことを考えると、シェルズレイの5着は立派であり、力をつけていることを実証した。競馬にタラレバは禁物であるが、シェルズレイは、楽に逃げていれば、差のない競馬になったであろうと競馬理論では確信している。

よって、第11回秋華賞の結果では、競馬理論は、シェルズレイを今後のレースでも注目すべき一頭であると判断している。第11回秋華賞の結果では、カワカミプリンセスという歴史に残る名牝が誕生した。

カワカミプリンセスは、今後も連勝街道を驀進できるかどうかを競馬理論では注目している。

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