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【秋華賞】
作成日: 2023/10/10 更新日: 2023/10/13

記事と併せて動画もご覧ください

秋華賞(2023)出馬表とMI値

出走日: 秋華賞(GⅠ)/京都/馬齢/2000m(右・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
7/27(土)7/28(日)アイビスSD・クイーンS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
小倉
中京記念
※※※※※※※※※※※※
福島
フラットややイン有利ダートが先週と異なり内有利
24/7/21 10:09更新
札幌
フラットフラット開幕週もフラット
24/7/21 10:09更新

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イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

秋華賞 1996年に牝馬三冠の最終戦として行われていたエリザベス女王杯が4歳以上の牝馬にも出走資格が与えられたのに伴い、新たな牝馬三冠の最終戦として創設された3歳(旧4歳)の牝馬限定の重賞(GI)競走。

牝馬三冠のうち春季に施行されている桜花賞や優駿牝馬(オークス)と異なりイギリス競馬のクラシック競走に範を取った競走ではないため、クラシック競走には位置づけられていない。また創設時から混合競走(外国産馬の出走も可能)のため外国産馬が多数出走し1996年のファビラスラフイン、2002年のファインモーションが外国産馬として優勝している。2010年より本馬場入場の際の曲が変更された。

現在の優勝レイは黄色の地に金色文字となっている。

昨年秋華賞の結果とMI値

開催日:2023/10/15

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
16リバティアイランド8335502:01.1082
0
1
0
27マスクトディーヴァ8135502:01.2081
0
0
0
32ハーパー7735502:01.6077
0
0
0
45ドゥーラ7735502:01.6077
0
0
0
58モリアーナ7635502:01.7076
0
0
0
63マラキナイア7535502:01.8075
0
0
0
718エミュー7535502:01.8075
0
0
0
84コナコースト7235502:02.1072
0
0
0
915ヒップホップソウル7235502:02.1072
0
0
0
1012ドゥアイズ7235502:02.1072
0
0
0
1113ラヴェル7135502:02.2071
0
0
0
1211キタウイング7135502:02.2071
0
0
0
139ミシシッピテソーロ6935502:02.4069
0
0
0
1416ピピオラ6935502:02.4069
0
0
0
1510グランベルナデット6935502:02.4069
0
0
0
161フェステスバント6735502:02.6067
0
0
0
1717ソレイユヴィータ6535502:02.8065
0
0
0
1814コンクシェル6335502:03.0063
0
0
0
展開図はありません
秋華賞(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート16頭に対して22頭もの出走登録馬があった牝馬クラシック最終関門秋華賞(2023年)の予想について解説する。

 

2冠馬リバティアイランドが断然人気となりそうで馬券的な魅力は少なそうだが、ここの勝ち方次第ではジャパンカップなどでも主役になりそうで、今後のG1戦線を占う意味でも注目を集める。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、秋華賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

オークス組

1着のリバティアイランド(川田将雅)・2着のハーパー(ルメール)・5着のシンリョクカ(吉田豊)・7着のコナコースト(鮫島駿)・9着のドゥアイズ(西村淳)の合計5頭が出走登録している。

 

リバティアイランド

オークスの勝利という結果は、中団のイン追走から楽に抜け出して後続に6馬身差をつけており、力の違いを見せつけた。

 

なお、リバティアイランドは、桜花賞の勝利においても、着差こそ4分の3差だったが、イン有利のトラックバイアスを直線だけでゴボウ抜きで差し切っており、着差以上の強さであった。

 

さらに、リバティアイランドは、阪神ジュベナイルフィリーズもイン有利のトラックバイアスをものともせず、終始外を回して差し切った。

 

よって、秋華賞の予想においては、3歳牝馬同士では力が違うリバティアイランドに人気であっても本命級の高い評価を与えて当然である。

 

ハーパー

オークスの2着という結果は、リバティアイランドをマークする位置を進みジリジリと伸びて連対を確保したが、リバティアイランドには大きく離されてしまった。

 

また、ハーパーは、桜花賞でもイン有利のトラックバイアスで内ラチ沿いを走れなかったこともあり、4着止まりであった。

 

つまり、ハーパーは、リバティアイランドとは大きな能力差があるものの、3歳牝馬世代の2番手集団である。

 

よって、秋華賞の予想においては、ハーパーに、リバティアイランドの2着争い候補の一頭くらいの評価を与えるべきである。

 

シンリョクカ

オークスの5着という結果は、大外からいい脚を使って掲示板を確保したが、2着争いには加われなかった。

 

また、シンリョクカは、桜花賞でも外から6着まで追い込んだが、イン有利のトラックバイアスで道中は内で脚をためており、レース内容としては微妙である。

 

さらに、シンリョクカは、阪神ジュベナイルフィリーズでキャリア1戦ながらも2着に差し込んだが、イン有利のトラックバイアスを最大限に生かしたものである。

 

よって、秋華賞の予想においては、展開の助けがあれば、シンリョクカも2着争いに加われる程度の評価を与えれば十分である。

 

コナコースト

オークスの7着という結果は、後方の内目追走から伸びを欠いており、見せ場がなかった。

 

ただし、コナコーストは、桜花賞でリバティアイランドにこそ差されてしまったが、2着に先行して粘り込んだ。

 

よって、秋華賞の予想においては、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、コナコーストの逃げ粘りにも注意を払うべきである。

 

ドゥアイズ

オークスの9着という結果は、後方でバテた馬をかわしただけで見所はなかった。

 

また、ドゥアイズは、桜花賞で5着だが、イン有利のトラックバイアスで内で脚を溜める展開に恵まれており、それでも5着止まりであった。

 

よって、秋華賞の予想においては、ドゥアイズに高い評価は不要である。

 

ローズステークス組

1着のマスクトディーヴァ(岩田望)・3着のマラキナイア(池添謙一)・12着のコンクシェル(幸英明)・14着のラヴェル(坂井瑠星)の合計4頭が出走を予定している。

 

マスクトディーヴァ

ローズステークスの勝利という結果は、中団の外目追走から差し切り、レコード勝ちのおまけつきの強い内容であった。

 

なお、マスクトディーヴァは、忘れな草賞でイン有利のトラックバイアスで外を回らされたことで能力を発揮できずに7着に敗れてしまったが、4戦3勝と能力的には底を見せていない。

 

よって、秋華賞の予想においては、急激なメンバー強化であるものの、未知の魅力があるマスクトディーヴァにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

マラキナイア

ローズステークスの3着という結果は、直線で寄られる不利があったものの、スムーズな競馬でもマスクトディーヴァを逆転できたようには見えなかった。

 

また、マラキナイアは、2勝クラスの八ヶ岳特別において、低調なメンバー構成ながらも勝ちきれなかった。

 

よって、秋華賞の予想においては、マラキナイアに高い評価は不要である。

 

コンクシェル

ローズステークスの12着という結果は、負け過ぎだが、逃げる自分の競馬ができなかったと見れば同情の余地がある。

 

なお、コンクシェルは、メンバーが弱すぎたにせよ、逃げる競馬で1勝クラス・2勝クラスを圧勝している。

 

よって、秋華賞の予想においては、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、コンクシェルに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

ラヴェル

ローズステークスの14着という結果は、前が塞がってしまったので度外視可能だが、スムーズに前が開いていても勝ち負けに加われる脚はなかった。

 

なお、ラヴェルは、オークスにおいて、インの3番手追走から馬なりのまま先頭に立って、2着争いに加わっており、楽な競馬ができれば、リバティアイランドの2着争いに加われる能力を秘める。

 

よって、秋華賞の予想においては、ラヴェルにもリバティアイランドの相手候補程度の評価は与えるべきである。

 

紫苑ステークス組

1着のモリアーナ(横山典弘)・2着のヒップホップソウル(横山武史)・3着のシランケド(国分恭介)・4着のキミノナハマリナ・5着のミシシッピテソーロ(石川裕紀人)・6着のミタマ・9着のエミュー(ミルコ・デムーロ)・10着のグランベルナデッド(松山弘平)・12着のソレイユヴィータ(武豊)の合計9頭が出走登録している。

 

モリアーナ

紫苑ステークスの勝利という結果は、開幕週の馬場で16番手からゴボウ抜きで見た目は強烈だったが、イン有利のトラックバイアス及びハイペースの前崩れの展開で一番有利な後方のインコースで脚をためる展開に恵まれた感も強い。

 

ただし、モリアーナは、クイーンカップにおいて、オークス2着馬ハーパーと僅差の3着に走っている。

よって、秋華賞の予想においては、モリアーナにも、リバティアイランドの2着争い候補程度の評価は与えるべきである。

 

ヒップホップソウル

紫苑ステークスの2着という結果は、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれたことは確かだが、ハイペースを先行しており、レース内容としてはモリアーナと大きな差はない。

 

ただし、ヒップホップソウルは、中団のインでロスのない競馬をしたオークスで6着に敗れており、クラシック上位組とは差がある。

 

よって、秋華賞の予想においては、ヒップホップソウルにも高い評価は不要である。

 

シランケド・ミシシッピテソーロ・キミノナハマリナ・エミュー・グランベルナデッド・ソレイユヴィータ

紫苑ステークスは上位に離されており、見所はなかった。

 

よって、秋華賞の予想においては、シランケド、キミノナハマリナ、エミュー及びグランベルナデッドに高い評価は不要である。

 

クイーンステークス組

1着のドゥーラ(斎藤新)・8着のキタウイング(江田照男)が出走を予定している。

 

ドゥーラ

クイーンステークスの勝利という結果は、51キロの斤量に恵まれたことは確かだが、ややイン有利のトラックバイアスを外を捲くって押し切っており、着差以上の強さを見せつけた。

 

なお、ドゥーラは、惨敗続きで人気を落としていたオークスで大外から追い込んで3着に好走しており、札幌2歳ステークス馬の力を発揮した。

 

よって、秋華賞の予想においては、外差しが届く展開になるようであれば、ドゥーラにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

キタウイング

クイーンステークスのレース内容は見所がなかった。

 

また、キタウイングは、前潰れの展開に恵まれたフェアリーステークスを制したが、その後のレースで惨敗を繰り返しており、一線級異相手では力不足である。

 

よって、秋華賞の予想においては、キタウイングに高い評価は不要である。

 

以上、秋華賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、秋華賞(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

人気

騎手

2022

1

7

スタニングローズ

3

坂井瑠

2

8

ナミュール

2

横山武

3

9

スターズオンアース

1

Cルメ

2021

1

12

アカイトリノムスメ

4

戸崎圭

2

14

ファインルージュ

2

Cルメ

3

9

アンドヴァラナウト

3

福永祐

2020

1

13

デアリングタクト

松山弘

2

12

マジックキャッスル

10

大野拓

3

ソフトフルート

9

藤岡康

2019

1

5

クロノジェネシス

4

北村友

2

8

カレンブーケドール

2

津村明

3

14

シゲルピンクダイヤ

10

和田竜

2018

1

11

アーモンドアイ

1

ルメ

2

13

ミッキーチャーム

5

川田将

3

2

カンタービレ

3

武豊

2017

1

14

ディアドラ

3

ルメ

2

7

リスグラシュー

4

武豊

3

4

モズカッチャン

5

デム

2016

1

7

ヴィブロス

3

福永祐

2

3

パールコード

4

川田将

3

15

カイザーバル

8

四位洋

2015

1

18

ミッキークイーン

1

浜中俊

2

9

クイーンズリング

5

デム

3

6

マキシマムドパリ

8

幸英明

2014

1

6

ショウナンパンドラ

3

浜中俊

2

4

ヌーヴォレコルト

1

岩田康

3

12

タガノエトワール

4

小牧太

2013

1

16

メイショウマンボ

3

武幸四

2

1

スマートレイアー

2

武豊

3

13

リラコサージュ

15

池添謙

 

出走登録馬

馬名

前走

馬名

前走

リバティアイランド

オークス(G1)1

ミシシッピテソーロ

紫苑S(G2)5

NHKマイルC(G1)7

マスクトディーヴァ

ローズS(G2)1

マラキナイア

ローズS(G2)3

モリアーナ

紫苑S(G2)1

NHKマイルC(G1)6

シランケド

紫苑S(G2)3

ハーパー

オークス(G1)2

ソレイユヴィータ

紫苑S(G2)12

ドゥーラ

オークス(G1)3

ゴールデンハインド

オークス(G1)11

コナコースト

オークス(G1)7

ピピオラ

西海賞(2勝クラス)1

シンリョクカ

オークス(G1)5

フェアエールング

釧路湿原特別(2勝クラス)1

ヒップホップソウル

紫苑S(G2)2

オークス(G1)6

コンクシェル

ローズS(G2)12

ラヴェル

ローズS(G2)14

オークス(G1)4

キタウイング 

クイーンS(G3)8

ドゥアイズ

オークス(G1)9

エミュー

紫苑S(G2)9

 

マスターと椎名友希が『秋華賞』の質問に答えます

Q1:京都芝2,000mの特徴

京都芝2,000mの特徴を教えてください。今年は3年振りに京都での開催です。注意したほうがいいポイントがあれば教えてください。また今年はリバティアイランド1強ですが、2着以下は大混戦とみていいでしょうか?

Q2:オークス(G1)掲示板組の評価

今年のオークスは、リバティアイランドが中団の内目から直線伸びて快勝でした。 ハーパーはリバティアイランドの後ろからの競馬で2着、ドゥーラは後方馬群から伸び3着、ラヴェルは先行して好位のインから粘り4着、シンリョクカは8枠で終始外目でコーナーも大きく回って届かず5着でした。リバティアイランドは 桜花賞の後方一気の差し切りが印象的ですが、マスターの評価を教えてください。

Q3:オークス(G1)6着以下の評価

以下、オークスの6着以下の出走予定馬です。ヒップホップソウルは中団のインから直線は内を選びましたが届きませんでした。コナコーストはスタートで大きな不利があり、人気を大きく下回りました。ドゥアイズは出遅れ後方から、エミューも後方外目の競馬でした。キタウイングは隣のキミノナハマリアとスタート後ぶつかっていました。マスターが今回見直したい馬はいますか?

Q4:ローズS(G3)組の評価

ローズSから1着のマスクトディーヴァ、3着のマラキナイア、12着のコンクシェル(抽選)、14着のラヴェルが出走予定です。マスターはリバティアイランド以外のオークス組はあまり強くないとして、2着のブレイディヴェーグを軸に的中で、マスクトディーヴァは外目追走から伸びて強くみえました。マラキナイアは後方から伸び、コンクシェルは先行して脚が止まり、ラヴェルは終始中団馬群の窮屈な競馬で、直線は不利があったようです。マスターの評価を教えてください。

Q5:紫苑S(G2)組の評価

紫苑Sから1着のモリアーナ、2着のヒップホップソウル、3着のシランケド、5着のミシシッピテソーロ、9着のエミュー、10着のグランベルナデット、12着のソレイユヴィータ(抽選)が出走予定です。モリアーナは後方から直線は馬群を割って伸びて勝ち、ヒップホップソウルは先行勢の内目から早めに抜け出し、シランケドは後方から外を追い込みました。ミシシッピテソーロは中団の内目、エミューは後方外目、グランベルナデットとソレイユヴィータは先行して直線で脚が止まりました。ハイペースで前に行った馬は不利なレースだったと思いましたが、マスターの評価を教えてください。

Q6:NHKマイルカップ(G1)組の評価

NHKマイルカップから6着のモリアーナ、7着のミシシッピテソーロが出走予定です。モリアーナは出遅れて後方の内目からしぶとく伸び、ミシシッピテソーロは外枠で外目追走から伸びましたが届きませんでした。2頭とも直線で進路を探していましたが、スムーズならもう少し上位に来れたでしょうか?人気が割れた混戦で、雨の稍重馬場で、ハイペースになったレースですがマスターの評価を教えてください。?

Q7:凱旋門賞の話

今年の凱旋門賞、スルーセブンシーズは 後方の内でじっとしていて、直線は馬群を割りながら伸びて4着でした。椎名さんの今年の凱旋門賞の感想を聞かせてください。

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