秋華賞(GⅠ)/京都/馬齢/2000m(右・芝)
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こんにちは、予想屋マスターです。
今日は秋華賞についてお話したいと思います。
秋華賞ですが、デアリングタクトが無敗の三冠馬を目指すということで、断然人気になりそうと。
2番人気にリアアメリアが押されて、3番手以下がかなり人気が離れるのかなという感じがするので、デアリングタクト1強で、リアアメリアが2番手という下馬評がどこまで変わってくるかってところがポイントになってくのかなと思っております。
それでは過去のレースを順番に振り返っていきます。
【2020 秋華賞】各過去レースの分析
オークス
メンバーからは上位殆ど出走してくるんですが、順番に勝った順番に見ていきましょうか。
勝ったデアリングタクトはですね、中団よりやや後方の内にいて、直線で持ち出すのに苦労はしていたんですが、前が空いたら突き抜けての1着と、いった内容だったので、かなり着差以上に強い内容だったのかなという感じがします。
2着のウインマリリンはですね、スマイルカナが離し逃げをしてくれたこともあって、離れた2番手を追走して、道中外から動いた馬もいて、インの3番手の絶好位置に入って、2着に粘り込んだと、いった内容です。
この日ですね、かなり内側が有利な馬場状態だったので、前残りの展開かつイン有利の馬場に恵まれて、かつ横山ジョッキーの好騎乗にも恵まれたのかなという感じがしています。
3着のウインマイティーもですね、先団後ろの絶好位に入って脚を溜めての3着なので、これもですね、ウインマリリンと同様に、ちょっと展開に恵まれた感があるのかなという感じがします。
4着のリアアメリアはですね、中団の馬混みの中にいて、コースロスを考えると、やはり2、3着のウインマリリンやウインマイティーよりはレース内容としては上なのかなという感じがしています。
5着のマジックキャッスルなんですが、後方にいてですね、直線で後ろから来た中では唯一追い込んできた、という感じがします。
なので外差しが届く展開になれば、マジックキャッスルといった感じもあるんですが、こうしてみるとデアリングタクトがちょっと抜けて強かったことと、あと2、3着のウイン勢ならばリアアメリアの方がレース内容が良かったよと、ウインマリリンやウインマイティーに関しては今回は先行馬がかなり除外されたこともあって、スロー濃厚なんですね。
京都の内回りで前残りになった時にどこまで、といった感じですね。
逆に差しが届く展開になった時にマジックキャッスルなんですが、ちょっと展開的に前が早くなることはちょっと考え辛いなというとこで、どう評価するかとこだと思います。
後は下の7着のミヤマザクラもロスがない競馬をした割には伸びを欠いたので、今回1枠だけどどうかなといった感じがするので、このレースを見るとやはりデアリングタクトが抜けていて、リアアメリアが2番目に内容がいいので、今回の人気通りのレース内容のかなという感じがしています。
紫苑ステークス
このメンバーからはですね、勝ったマルターズディオサ、あと2着のパラスアテナ、4着のマジックキャッスルあたりが出走してくると。
中山の開幕週だったことと、ペースが遅かったこと、あとマルターズディオサはですね、外から被されないと能力を発揮するタイプなので、私この時本命にしたんですが、2番手の絶好位を追走して押し切る、といった内容でした。
なのでこういう楽に先行する競馬が出来れば、この馬に関しては、能力を発揮するのかなと。
逆に外から被さられると全くダメなので、今回ですね、ちょっとこの内枠をどうみるなんですが、外に早い馬がいないので、この馬の逃げがあれば、逃げ残りまであるかなという感じがしています。
パラスアテナですね、早めに自ら動いていって、4コーナーで3番手まで上がって行って、粘り込んでの2着なんですが、もうちょっとメンバー今回強くなったので、マルターズディオサを逆転できないと思うと、ちょっとこれは苦しいかなという感じがします。
この前残りの展開の中、また追い込んできたのがマジックキャッスルなので、差しが届く展開になればマジックキャッスル、と言ったところなんですが、先ほどからお話しているように、ちょっと今回先行馬が少ないのでどうかな、というところですね。
ローズステークス
このメンバーからは勝ったリアアメリア、あとは2着ムジカ、3着オーマイダーリン辺りが出走してくると。
まずですね、リアアメリアは今までと違った、1枠だったこともあって先行する競馬で押し切っての1着といった内容ですね。
2着に2馬身の差をつけてるので、ちょっと力が違ったと、いった感じがします。
ムジカとオーマイダーリンは、中団の実はロスなく乗っての2、3着なので、これはですねあんまり高い評価は不要かなという感じがしています。
であればまだですね、クラヴァシュドールが外目を回って自ら勝ちに行っての5着なので今回先行馬が少ないことを考えると、クラヴァシュドールをちょっと上位に見た方がいいかなという感じがします。
ただですね、やはりリアアメリアがちょっと力が抜けていたかな、といったレース内容なので、このローズSの順位付けをすると、リアアメリアがちょっと抜けていて、その下にクラヴァシュドールがちょっといて、ムジカとオーマイダーリンはちょっと落ちるかなといった評価でいいかなというふうに思っております。
【2020 秋華賞】展開予想と全頭解説
それでは展開をお見せしながら解説をします。
先行馬がいないんですね。
なので前回前行って成功しているマルターズディオサが逃げを打つか、この内枠なので外から被されれるとこの馬はダメになるので、その時に逃げるのがですね、8枠勢のウインマリリン、アブレイズ辺りが先行してどこまで、いった感じなのかなという感じがします。
内から見ていきますね。
1番ミヤマザクラ
1枠1番絶好枠、そこそこ前でも競馬が出来るタイプなので、展開面、かつ内側がちょっと有利な馬場になってくれれば、チャンスはあるんですが、ただですね、オークスでもですね、中団のインを追走した割に伸びを欠いているので、展開の助けがかなり必要かなという感じはします。
ただ絶好枠なのでちょっと無視はできないな、という感じがします。
2番リアアメリア
前回見ると完全に先行する競馬も覚えましたし、元々阪神ジュベナイルフィリーズで断然人気になった素質馬なので、桜花賞と阪神ジュベナイルでは能力を発揮出来ませんでしたが、オークス、4着に負けたとはいえ内容が良いので、この枠順あれば高い評価を与えて当然かなという感じがします。
マルターズディオサ
楽に逃げた時にどこまでといった感じですね。
先ほどからお話しているように、この馬もし逃げればこのチャンスはあると思うんですが、逆に何かに行かしてしまって内に入れてしまうと、ちょっと能力を発揮できないタイプかなという感じがします。
4番ホウオウピースフル
厳しいですね。
5番ウインマイティー
オークスのような競馬、前回(紫苑S)はちょっとスタートが悪くて外枠だったこともあって、負けてしまったんですが、ただ0.3秒差とそんなに負けてないので、内で脚を溜めるオークスのような競馬が出来ればチャンスはあるのかなという感じがします。
6番ダンツエリーゼ・7番ムジカ・8番ソフトフルート・9番サンクテュエール
厳しいですね。
10番クラヴァシュドール
ローズステークスの2、3着馬よりはいいかなという程度なので、よほど展開に恵まれない限りちょっと押さえ程度かなという感じがします。
11番フィオリキアリ
厳しいですね。
12番マジックキャッスル
差しが届く展開になれば、この馬なんですが、ただこれだけ先行馬が少ないと、ペースが上げるのはちょっと想定し辛いので、押さえ程度の評価かなという感じがします。
13番デアリングタクト
先行馬が少ないので、後ろから行くタイプで、ちょっと脚質的な不安は残るんですが、ただ先週の競馬を見ると、京都の芝意外と外差しが届いているので、今のあの馬場を見ると、やはり力が違うので勝つ可能性はかなり高いのかな、という感じがします。
14番オーマイダーリン・15番ミスニューヨーク・16番パラスアテナ
厳しいですね。
17番ウインマリリン
前回は離れた2番手で展開に恵まれた感があるので、あまり評価はしてないんですが、この馬が楽に先行出来そうなので、展開面ではちょっと注意が必要かなという感じがします。
18番アブレイズ
厳しいですね。
一応18頭このように分析しております。
デアリングタクトがかなり勝ちそうですし、リアアメリア辺りもかなりレベルが高いので、この2頭が来る可能性がかなり高いと。
あと人気馬が当然好走する可能性が高いので、ちょっと馬券的にはですね、あんまり無理しないで、他の高配当があるレースを勝っていただく方がいいのかな、というふうに思っております。
秋華賞の解説は以上です。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。