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2014/01/16 2016/08/18

【 シンザン記念2014予想】 ミッキーアイルが断然人気にこたえて完勝

出走日:2014年01月19日(日)
日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ)/京都/別定/1600m(左・芝)

第48回シンザン記念では、単勝1.6倍と断然人気に推されたミッキーアイル(浜中俊)が人気にこたえて勝利を収めた。
競馬理論の競馬予想では、翌日の朝日杯フューチュリティステークスより速い時計で勝利したひいらぎ賞の内容及び他に逃げ馬不在のメンバー構成から、ミッキーアイルを本命に予想した。

レースでは、ミッキーアイルは、好スタートを決めると、楽にハナに立った。
そして、ミッキーアイルは、手応え十分なまま直線に向くとしぶとく粘り、ウインフルブルームの追い上げを退けて、第48回シンザン記念を制覇した。

ミッキーアイルの第48回シンザン記念の勝利という結果は、スピードの違いを見せつけたものではあるが、イン有利の馬場においてマイペースで逃げる展開に恵まれたものでもあり、レース内容としての価値は微妙である。

よって、第48回シンザン記念以降の重賞戦線の競馬予想においては、ミッキーアイルのスピードに高い評価を与えるべきだが、先行馬が揃った場合や差しが届くやすい馬場状態の場合には評価を落とすべきである。

一方、第48回シンザン記念では2番人気のウインフルブルーム(和田竜二)が2着に入った。
競馬理論の競馬予想では、不利な外枠からの発走で終始外を回らされた朝日杯フューチュリティステークスの内容及び絶好となる1番ゲートを引いたことから、ウインフルブルームに対抗評価を与えていた。

レースでは、ウインフルブルームは、1枠からの発走ということもあり2番手集団の最内からレースを進めた。
そして、ウインフルブルームは、直線でミッキーアイルの外に持ちだされると、ミッキーアイルとの差を詰めたが、半馬身差だけ届かず、2着止まりであった。

ウインフルブルームの第48回シンザン記念の2着という結果は、イン有利の馬場において1枠からロスのない競馬をしてのものであり、ミッキーアイルと同様にレース内容としての価値は微妙である。

よって、第48回シンザン記念以降の重賞戦線の競馬予想においては、ウインフルブルームにそれなりの評価を与えるべきだが、クラシック戦線で上位争いをするためには展開などの助けが必要と判断すべきである。

一方、第48回シンザン記念では5番人気のタガノグランパ(北村友一)が3着に入った。

競馬理論の競馬予想では、レベルの高いラジオNIKKEI杯組であることと内枠を生かしてロスのない競馬をする可能性が高いことから、タガノグランパに3着候補筆頭の評価を与えていた。

レースでは、タガノグランパは、中団のラチ沿いを追走し、直線でも内を突いてジリジリと伸び、3着に浮上した。

タガノグランパの第48回シンザン記念の3着という結果は、イン有利の馬場においてロスのない競馬をしてのものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。


よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、タガノグランパに第48回シンザン記念3着馬ほどの高い評価は不要である。

以上のように、第48回シンザン記念は、ミッキーアイルの逃げ切りで幕を閉じた。

しかしながら、第48回シンザン記念はイン有利の前が止まらない馬場によるものである。
よって、競馬理論のファンの方は、このことを頭に入れて、第48回シンザン記念組の次走以降の評価を決定して頂きたい。

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