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2013/04/18 2016/08/18

【 皐月賞2013予想】 2歳王者ロゴタイプがまずは一冠制覇

出走日:2013年04月21日(日)
皐月賞(GⅠ)/中山/定量/2000m(右・芝)

第73回皐月賞は、1番人気の2歳王者ロゴタイプ(ミルコ・デムーロ)の勝利で幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、ベゴニア賞、朝日杯フューチュリティステークス及びスプリングステークスと3連勝で本格化を迎えた点を評価はしていたが、スプリングステークスの勝利は好位のインで追走する展開に恵まれていたので、人気ほどの信頼感はないと判断し、ロゴタイプを本命評価にすることはできなかった。

レースでは、ロゴタイプは、好位のインから競馬を進め、3コーナーすぎから徐々に外に進出し、4コーナーではエピファネイアの外に持ち出された。
そして、ロゴタイプは、直線に向くとエピファネイアを交わして早めに先頭に立ってそのまま押し切り、第73回皐月賞を制覇した。

ロゴタイプの第73回皐月賞の勝利という結果は、1分58秒0のレコード勝ちを素直に評価すべきだが、一方でインが有利な馬場において好位のインを追走する展開に恵まれたものでもある。

よって、日本ダービーの競馬予想においては、器用な先行力を持ち競馬が上手なロゴタイプに高い評価を与えて当然だが、絶対視までは禁物である。
なお、日本ダービーもイン有利の馬場で行われるようであれば、好位のインで競馬が進められるロゴタイプの2冠達成の可能性が高まる。

一方、第73回皐月賞の2着には2番人気のエピファネイア(福永祐一)が入った。
エピファネイアは、先行集団の外目を追走し、直線に向くと一旦は先頭に立ったが、ロゴタイプに交わされてしまい、2着止まりであった。

エピファネイアの第73回皐月賞の2着という結果は、外枠からの発走ということで前に壁が作れずに行きたがってしまったことと、イン有利の馬場で終始外を回らされてしまってのものであり、ロゴタイプを上回るレース内容であった。


よって、日本ダービーの競馬予想においては、エピファネイアにロゴタイプと互角又はそれ以上の評価を与えるべきである。

一方、第73回皐月賞では、3番人気のコディーノ(横山典弘)が3着に粘り込んだ。 コディーノは、先行集団の馬群の中で脚をためたが、直線に向いたところで前が壁になってしまい仕掛けが遅れてしまった。 しかしながら、コディーノは、直線で前が開くと、内から盛り返して追い込んだが、勢いのついたロゴタイプ及びエピファネイアには届かず、3着に敗れてしまった。

コディーノの第73回皐月賞の3着という結果は、1コーナーでロゴタイプと接触したことにより若干折り合いを欠いたこと、直線で前が壁になる不利を受けてのものであり、力負けではない。


よって、日本ダービーの競馬予想においては、東京スポーツ杯のように好位のインでスムーズに折り合う競馬さえできれば、コディーノがロゴタイプ及びエピファネイアを逆転してもおかしくないと判断すべきである。

一方、第73回皐月賞で4番人気に推された弥生賞馬カミノタサハラ(蛯名正義)は4着止まりであった。 カミノタサハラは、スタートで出遅れてしまい、中団よりやや後方からの競馬となった。

そして、カミノタサハラは、向こう正面から外を回って徐々に追い上げ、直線でも大外からいい脚を使ってはいるものの、上位3頭には届かず4着に敗れてしまった。

カミノタサハラの第73回皐月賞の4着という結果は、イン有利の馬場で終始大外を回らされてのものであり、上位3頭とは着差ほどの能力差はない。


よって、日本ダービーの競馬予想においては、外が伸びる馬場で差しが届く展開になるようであれば、カミノタサハラの差し切りまであり得ると判断すべきで
ある。

以上のように、第73回皐月賞は、2歳王者ロゴタイプの勝利で幕を閉じた。
しかしながら、第73回皐月賞のレース内容を振り返っても、牡馬クラシック戦線はロゴタイプが断然というわけではなく、混戦模様である。

競馬理論のファンの方は、日本ダービーの予想もお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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