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2006/01/05 2012/11/08

【 中山金杯2006予想】 第55回中山金杯

出走日:2006年01月08日(日)
日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)/中山/ハンデ/2000m(右・芝)

荒れる中山金杯といわれているが、今年も3連単35万馬券という大荒れ結果となった。中山金杯の大荒れ結果の最大の原因は、明け4歳世代の馬の凡走である。中山金杯の結果では、1番人気から4番人気までを4歳馬が独占していた。

しかし、中山金杯の結果は、1番人気のキングストレイル(北村宏)が5着、2番人気のマイネルレコルト(バルジュー)が8着、3番人気のダンスインザモア(田中勝春)が9着、4番人気のコンラッド(柴田善臣)であった。

特に、キングストレイル及びマイネルレコルトは、ディープインパクトを除けば4歳世代では一線級である。その2頭がG3でも通用しないとは思ってもいなかった。しかし実際には、4歳馬は、目立った不利がないにもかかわらず、総崩れだった。

この結果から、4歳世代のレベルの低さが窺える。4歳世代が低レベルと考えると、去年の有馬記念の結果のディープインパクトの敗戦も納得いく。

ディープインパクトは、4歳世代同士では圧倒的な強さを見せていたが、古馬との有馬記念では結果的にその強さを見せられなかった。

まだ、4歳世代と5歳以上の世代とが対戦したレースが少ないので断定はできないが、これまでのレース結果を見る限り、4歳世代は低レベルの可能性が高い。

競馬理論は、4歳世代のレベルを中山金杯後も分析していくが、今の段階では4歳世代はレベルが低いと判断して予想をしようと考えている。

4歳馬総崩れの中山金杯を制したのは、ヴィータローザ(柴山)である。ヴィータローザは、好スタートから中段のインを確保し、直線では馬込みの間を抜け出して中山金杯を快勝した。

しかし、ヴィータローザの中山金杯のレース結果を分析すると、好位のインから抜け出す絶好の展開に恵まれたものであり、内容的には大きな評価はし辛い。

ヴィータローザが今回の好走で復調したと考えるのは早計であり、次走以降は苦しいレースが続く可能性が高いと競馬理論は判断している。

2着は、アサカディフィート(後藤)である。アサカディフィートは、珍しく互角のスタートを切ったが、それでもいつものように最後方からレースを進めた。

そして、アサカディフィートは、直線に向くと大外から追い込んだが、ハナ差だけ届かずの2着に敗れた。小回りの中山で大外から追い込んだアサカディフィートの結果の内容は、評価に値する。アサカディフィートは、明け8歳馬だが、近走の充実したレース結果を見る限り、今が充実期といえる。

次走以降もアサカディフィートの追い込みからは目が離せないと競馬理論では判断している。3着には、カナハラドラゴン(勝浦)が差してきた。カナハラドラゴンは、実力の割にいつも人気にならず、今回の金杯でも競馬理論は穴馬として注目していた。

レースでは、カナハラドラゴンは、勝ったヴィータローザの外を追走して、直線でもジリジリと伸びて3着となった。カナハラドラゴンも、アサカディフィートと同様に明け8歳馬であるが、まだまだ重賞で通用する。

今回中山金杯のレース結果を振り返っても、ヴィータローザとはコース取りの差で敗れただけであり、カナハラドラゴンのほうが内容的には上回っていた。

このことから、G3程度のメンバーならカナハラドラゴンが中山金杯後も通用する可能性が高いと競馬理論は判断している。東西の金杯は、牡馬・牝馬ともに4歳馬のレベルに疑問を抱かざるを得ないレースとなった。

競馬理論のファンの皆様も、4歳世代が出走するレースでは、4歳世代のレベルを頭の片隅にでも入れて予想していただきたい。

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この記事を書いた人
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