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2023/01/03 2023/01/04

【 中山金杯2023予想】 マテンロウレオが2023年の初重賞を制覇できるか?

出走日:2023年01月08日(日)
日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)/中山/ハンデ/2000m(右・芝)

今週は、フルゲート17頭に対して24頭もの出走登録馬があった中山金杯(2023年)の予想について解説する。

 

中山金杯は、ハンデ重賞ということもあり、荒れるレースとしても有名である。

 

中山金杯では、マテンロウレオが人気となりそうだが、人気が割れそうな大混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、中山金杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

中日新聞杯組

2着のマテンロウレオ(横山和生)・6着のプリマヴィスタ・8着のワンダフルタウン・14着のフォワードアゲン(江田照男)の合計4頭が出走登録している。

 

マテンロウレオ

中日新聞杯の2着という結果は、好位追走から直線では一旦先頭に立って勝ったかにも思えたが、ゴール前でキラーアビリティに差し切られてしまった。

 

なお、中日新聞杯は、7着まで0秒2差であり、展開や馬場状態次第では大きく着順が入れ替わりそうなほど大きな能力差がなかった。

 

また、マテンロウレオは、2走前のアンドロメダステークスを楽勝しているが、好位のインを追走する展開に恵まれたものでもあった。

 

よって、中山金杯の予想においては、マテンロウレオに高い評価を与えるべきだが、絶対視までは禁物である。

 

プリマヴィスタ

中日新聞杯の6着という結果は、若干イン有利の馬場で終始外を回らされたこと、マテンロウレオと0秒2差であったことを考慮すると、レース内容としては悪くない。

 

よって、中山金杯の予想においては、マテンロウレオが人気になるのであれば、大きな差がないプリマヴィスタにもそれなりの評価を与えるべきである。

 

ワンダフルタウン・フォワードアゲン

中日新聞杯のレース内容は見どころがなかった。

 

よって、中山金杯の予想においては、ワンダフルタウン及びフォワードアゲンに高い評価は不要である。

 

甲斐路ステークス組

1着のラーグルフが出走を予定している。

 

ラーグルフ

甲斐路ステークスの勝利という結果は、中団追走から差し切って2馬身差をつけており、力の違いを見せつけた。

 

なお、ラーグルフは、G1のホープフルステークスで3着の実績があり、3勝クラスではこのくらい走って当然である。

 

よって、中山金杯の予想においては、強敵相手でも好走歴があるラーグルフにも高い評価を与えるべきである。

 

菊花賞組

15着のフェーングロッテンが出走登録している。

 

フェーングロッテン

菊花賞の15着という結果は、メンバーが強すぎた上に、外枠で終始外々を回らされており、度外視可能である。

 

なお、フェーングロッテンは、開幕週のイン有利の馬場で好位のインを追走する展開の助けがあったにせよ、ラジオNIKKEI賞を制した実績馬であり、続く新潟記念でも3着に好走している。

 

よって、中山金杯の予想においては、フェーングロッテンの巻き返しにも注意を払うべきである。

 

常総ステークス組

1着のレッドランメルトが出走を予定している。

 

レッドランメルト

常総ステークスの勝利という結果は、好位追走から抜け出し3連勝を飾ったことは立派だが、スローペースで後続にゴール前迫られた内容には不満が残る。

 

よって、中山金杯の予想においては、3連勝で過剰に人気になるようであれば、レッドランメルトを押さえ程度の評価にとどめるべきである。

 

カシオペアステークス組

1着のアドマイヤビルゴが出走登録している。

 

アドマイヤビルゴ

カシオペアステークスの勝利という結果は、プログノーシスの追い込みをしのぎきったことは立派だが、イン有利の馬場で楽に逃げる展開の助けにも恵まれた。

 

また、アドマイヤビルゴは、それ以前はあまり強くない相手に勝ちきれない競馬が続いていた。

 

よって、中山金杯の予想においては、アドマイヤビルゴが好走するためには、展開や馬場の助けが必要と判断すべきである。

 

福島記念組

3着のアラタ・7着のゴールドスミスが出走を予定している。

 

アラタ

福島記念の3着という結果は、上位2頭には届かなかったが、きっちりと脚を使い馬券圏内を確保した。

 

また、アラタは、ジャックドール、パンサラッサ、ウインマリリン、ソダシ、グローリーヴェイズなどG1級のメンバーが揃った札幌記念でも4着に好走しており、この内容だけ走れば中山金杯のメンバーならば断然とも言える。

 

よって、中山金杯の予想においては、アラタにかなり高い評価を与えるべきである。

 

ゴールドスミス

福島記念の7着という結果は、小回りの福島で終始外を回らされたこともあり、届かなかった。

 

なお、ゴールドスミスは、オクトーバーステークスを制しており、明けて9歳になっても衰えは見られない。

 

よって、中山金杯の予想においては、外の差しが届く展開になるようであれば、ゴールドスミスにも押さえ程度の評価を与えるべきである。

 

エリザベス女王杯組

15着のウインキートスが出走登録している。

 

ウインキートス

エリザベス女王杯の15着という結果は、ハイペースに巻き込まれたとはいえども力負であった。

 

なお、ウインキートスは、オールカマー、目黒記念で連続で3着と好走しているが、目黒記念は楽に逃げる展開、オールカマーはイン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は高くない。

 

よって、中山金杯の予想においては、ウインキートスに高い評価は不要である。

 

以上、中山金杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、ハンデ、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、中山金杯(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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