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2007/01/14 2012/11/08

【 京成杯2007予想】 第47回京成杯

出走日:2007年01月21日(日)
京成杯(GⅢ)/中山/別定/2000m(右・芝)

第47回京成杯の結果では、サンツェッペリン(松岡)が逃げ切った。松岡騎手は、他馬が牽制しあっていることを確認すると、サンツェッペリンを思い切ってハナに導いた。

京成杯でその松岡騎手の好判断によって、サンツェッペリンは、1000m通過1分2秒3の超スローペースで逃げることができた。その結果、サンツェッペリンは、直線に向いても余裕たっぷりで、坂下から後続を突き放した。そして、サンツェッペリンは、京成杯2着のメイショウレガーロ(後藤)に2馬身差をつけて結果ゴールした。

このサンツェッペリンの快勝結果は、超スローペースの展開と弱いメンバーに恵まれたものと判断している。よって、サンツェッペリンが、強敵相手のクラシック路線で通用する可能性は低いといわざるを得ない。

但し、サンツェッペリンは、逃げ差し自在の脚質でメンバー次第では京成杯以降の重賞でも通用すると競馬理論では判断している。京成杯2着には、メイショウレガーロが差し込んだ。

メイショウレガーロは、好スタートを切ったが一旦控えて、中段の7~8番手からレースを進めた。そして、メイショウレガーロは、直線に向くと、馬群を割って差し脚を伸ばしたが、楽に逃げたサンツェッペリンとの差は詰まらず、京成杯2着が精一杯であった。

メイショウレガーロは、京成杯の結果サンツェッペリンに敗れはしたものの、超スローペースを京成杯2着に追い込んだ内容は悲観するものでなく、メイショウレガーロの京成杯レース内容とサンツェッペリンの京成杯レース内容とは互角である。

よって、京成杯の結果の2馬身差をもって勝負付けが済んだと判断するのは危険であると競馬理論では判断している。但し、メイショウレガーロは、京成杯ゴール前でアルナスライン(柴山)に迫られている。

このことから、メイショウレガーロも、サンツェッペリンと同様に、クラシック路線で通用する可能性は低いと競馬理論では判断している。

京成杯3着には、アルナスラインが追い込んだ。アルナスラインは、後方のインでレースを進めて、直線で外に出されると抜群の伸び脚を発揮し、京成杯3着に追い込んだ。

超スローペースで前残りの展開であったことを考慮すると、アルナスラインのレース内容は高い評価に値する。アルナスラインは、大型馬でもあり成長次第では、京成杯後の活躍が期待されると競馬理論では判断している。

但し、第48回京成杯の結果は重賞にしては低レベルな一戦だったので、過大評価は禁物である。なお、エリカ賞で5着のサンツェッペリンが京成杯の結果で1着、エリカ賞で7着のアルナスラインが京成杯の結果で3着だったことを考えると、エリカ賞は、非常にレベルの高い一戦であった可能性が高い。

このことから、競馬理論では、エリカ賞及び阪神2歳ステークス組を、クラシック路線の中心として期待している。京成杯4着には、マイネルヘンリー(津村)が2番手から粘り込んだ。

12頭立て12番人気のマイネルヘンリーが、2番手追走から4着に粘り込んだことが、第48回京成杯の結果が先行馬有利な流れであったことを証明している。

このことからも、サンツェッペリンに、過大な評価が禁物であると競馬理論では判断している。第48回京成杯の結果は、低調な一戦であった可能性が高い。

よって、第48回京成杯の結果に出走した馬が、クラシック戦線を賑わす可能性は低いと競馬理論では判断している。
2007

シャドウゲイトは、好スタートを切ると、折り合いを欠いたワンモアチャッター(横山)を逃げさせて、離れた2番手からレースを進めた。そして、シャドウゲイトは、バテたワンモアチャッターを3コーナで交わすと、後は独壇場となり、京成杯2着のアサカディフィート(小牧)に7馬身差で快勝した。

シャドウゲイトの圧勝劇は、53キロの軽ハンデと、直前の大雨による重馬場に恵まれたものであることは間違いない。

しかしながら、逃げない競馬にもかかわらず7馬身差で圧勝したシャドウゲイトのレース内容を、単なるフロックで片付けるのは早計である。よって、シャドウゲイトにとっては、次走が試金石の一戦になると競馬理論では判断している。

但し、シャドウゲイトのような先行馬は、人気になるとマークがきつくなるので、シャドウゲイトが中山金杯の圧勝劇で人気になるようであれば軽視して予想すべきと競馬理論では判断している。

2着には、アサカディフィート(小牧)が最後方から追い込んだ。逃げるシャドウゲイトと追い込み一手のアサカディフィートとの馬券は、展開を考えると考え辛い。

しかしながら、第55回中山金杯のように逃げ馬が圧勝した場合にのみ、まったく脚質が違う2頭の馬券になることがあることを競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。レースでは、アサカディフィートは、いつも通りのポジションである最後方からレースを進めた。

そして、直線に向くと、アサカディフィートは、大外から差し脚を伸ばし、2着に追い込んだ。アサカディフィートは、4年連続で中山金杯に出走し3度(1勝2着2回)馬券に絡んでいるように、常に安定して追い込む。

更に、今年の第55回中山金杯では大雨で追い込みが届き難い馬場であったことを考慮すると、アサカディフィートのレース内容は高い評価に値する。

よって、9歳になったアサカディフィートを、京成杯後の重賞でも常に注目すべきと競馬理論では判断している。特に、先行馬が揃ったレースや、外が伸びる馬場で行われるレースでは、アサカディフィートを重視して予想すべきと競馬理論では判断している。

3着は、ディープインパクトの兄であるブラックタイドが入った。ブラックタイドは、後方からレースを進め、3コーナ辺りから早めに捲ったが、ゴール前で伸びを欠いて3着に敗れた。

しかしながら、大外を早めに捲る勝ちに行くレースで3着となったブラックタイドのレース内容は、悲観する内容でなく、復調気配を窺わせる内容であった。

よって、今後も順調に使っていけるようであれば、ブラックタイドが重賞で好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。人気となったマヤノライジン(池添)は、直前の大雨による重馬場に脚を殺され、まったく能力を発揮できなかった。

マヤノライジンの敗因は明確なので、次走以降で巻き返す可能性が高いと競馬理論では判断している。第55回中山金杯は、重馬場が影響して、大荒れの万馬券結果となった。

この穴馬券を演出したのは、結果、競馬理論の京成杯穴馬のアサカディフィート(10番人気)であった。また、第45回京都金杯で穴馬券を演出したもの、競馬理論の京成杯穴馬のエイシンドーバー(8番人気:蛯名)であった。

競馬ファンの方は、今年も競馬理論の穴馬に大いに注目して欲しい。

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この記事を書いた人
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