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2005/01/15 2012/11/08

【 京成杯2005予想】 第45回京成杯

出走日:2005年01月16日(日)
京成杯(GⅢ)/中山/別定/2000m(右・芝)

京成杯は、土日の大雨による不良馬場で行われた。京成杯の結果は、1着アドマイヤジャパン(横山典弘)、2着シックスセンス(四位洋文)であった。アドマイヤジャパン及びシックスセンスは、ラジオたんぱ杯組である。毎年のことながら、京成杯の結果でもラジオたんぱ杯のレベルの高さを証明した。今年の3歳馬世代では、新潟2歳S、函館2歳S、ラジオたんぱ杯がレベルが高かったことを頭に入れておきたい。レースのレベルは重要であり、これらのレースを使った馬は、好走する可能性が高いので注意が必要である。

京成杯の結果、勝ったのはアドマイヤジャパンであるが、今回は完勝といえる内容であった。アドマイヤジャパンは、京成杯でも相変わらずスタートが悪く、2馬身程度出遅れた。そして、アドマイヤジャパンは、後方のインから徐々に進出し、直線入り口で仕掛けると、素早い反応で抜け出した。アドマイヤジャパンの勝ち時計は、2分7秒4で価値のある時計とはいえない。しかし、その京成杯の直前の準オープンのレース結果で、トウショウナイトが2500mで2分42秒9であった。

これを考慮すると、アドマイヤジャパンの時計・内容は悪くなかった。アドマイヤジャパンは、スタート難やスローペースしか経験が無い点等の様々な課題があるが、キャリア3戦目での勝利から、クラシック戦線で目が離せない存在となりそうである。シックスセンスは、京成杯でも後方からの競馬で、京成杯の結果、届かずの2着であった。シックスセンスは、近走、超スローの展開に泣かされているが、今回も同様のレースとなってしまった。今の競馬では、3歳のこの時期の中距離戦は、スローペースになることが多いので、シックスセンスは、もう少し先行する競馬を覚えなければ、京成杯後も展開に泣かされるレースが続きそうである。

シックスセンスは、京成杯の前のデイリー杯で1000m通過59秒で先行している。これを考えると、シックスセンスは、スタート難さえ解消すれば、先行して抜け出すレースができると思う。ただ、シックスセンスは、近3走、最初の500mを40秒程度で通過しており、馬がスタート後に先行しなくなってしまう可能性がある。四位は、シックスセンスの今後の可能性を広げるためにも、スタート後に気合をつけて先行するレースを試してみてもいいと思う。シックスセンスは、レースっぷりから素質を感じさせるので、今後の成長次第では、クラシック戦線でも通用しそうである。

京成杯の結果、3着はコスモオースティン(勝浦正樹)であった。ウォーターダッシュ(中館英二)の逃げを離れた2番手で追走し、3着に粘り込んだ。コスモオースティンは、離れた2番手で単騎逃げと同じ状態で気分よく先行できたことと、不良馬場とに助けられての3着であった。

コスモオースティンは、メンバー次第であるが、重賞では一歩足りない存在となりそうである。人気のモエレアドミラル(ボニヤ)は、京成杯の結果惨敗に終わった。モエレアドミラルは、京成杯以前のダートのすべてのレースを圧勝しており、人気になった。しかし、モエレアドミラルは、芝適性に問題があったのか、京成杯の結果、見せ場なく負けてしまった。モエレアドミラルは、京成杯の結果、敗因を不良馬場と見ることもできるが、京成杯の次走も人気になることを考えると、押さえまでの評価が妥当である。但し、モエレアドミラルがダートのレースを使ってくるようなら、当然重視しなければならない。

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