日本ダービー(G1)/東京競馬場/芝2400m/左/条件:サラブレッド系3歳牡馬・牝馬/賞金:2億円

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<動画テキスト版>
今週は、第86回日本ダービーについてお話をしたいと思います。
日本ダービーですが、頭数がフルゲート揃ったことと、一応ですね、皐月賞の上位組が人気になりそうなんですが、その中でもサートゥルナーリアが断然の1番人気になるのかなと思っております。……
解説動画はこちらです。
(以下テキスト版の続きです。動画と合わせてご覧ください)
出走馬のステップレース
皐月賞
それはで過去のレースを順番に振り返っていきますが、一つ目はですねクラシック一冠目の皐月賞ですね。
このメンバーからは、勝ったサートゥルナーリア、ヴェロックス、あと3着のダノンキングリーが出走します。
この時もですね、勝ったサートゥルナーリアは断然の1番人気だったんですが、中団の外目を追走して押し切るといった内容で、まあ、着差はわずかだったんですけど、休み明けでまだまだ上がり目がありそうな馬体だったことを考えると、強い内容だったのかな、というに思います。
で、2着のヴェロックスはですね、一つ前にいて、直線でぶつけられてちょっと怯んでしまったとこもあるんですが、そこからもう1回足を使って差し切ってきての頭差なので、そう意味ではですね、そんなにサートゥルナーリアと差がない内容なのかな、というふうに思っております。
ダノンキングリーはですね、インの3番手の絶好位を追走していたんですが、直線でなかなか前が開かずにですね、もうちょっとスムーズに開いていれば勝っていたんじゃないか、と思わせる内容でした。
なので、このワンー・ツー・スリーに関してはですね、レース内容としては、ほぼ互角という見方でいいと思います。
まあ、サートゥルナーリアに上がり目がありそうということと、ヴェロックスはですね、ぶつけられながらも、また巻き返してきた、と。
ダノンキングリーはですね、好位のインを追走して展開には恵まれたんですが、スムーズに前が空いていれば逆転まであった、といった内容なので、この3頭はですね、人気だけれども、やはり高い評価を与えなければいけないな、と。
で、あと皐月賞組がやっぱりレベルが高いのはですね、4着のアドマイヤマーズがこの後、NHKマイル・カップを勝っていることから、やはり高い評価を与えなければいけない、ということですね。
で、この3頭から離されてしまったのがクラージュゲリエあたりなんですけど、まあ、ここを追走しての5着なんでね、やはりかなり展開の助けがないと、この上位三頭には迫れないのかな、という感じがしています。
なので人気だけれども、この皐月賞上位3頭には高い評価を与えようね、と思います。
青葉賞
次は、青葉賞ですね。
このメンバーからは、勝ったリオンリオンと、2着のランフォザローゼスが出走してきます。
リオンリオンがですね、飛ばしながら逃げて、そのまま押し切ったレースです。
前3頭を行かして、離れた4番手を追走したのがランフォザローゼスです。
内容としては、そんなに差がないのかな、という感じがします。
ただ、展開次第なんですが、今回も楽に逃げられるようであればリオンリオン。
厳しい展開のなった時にはランフォザローゼスが逆転する、という見方でいいのかな、と思います。
ただですね、やはり皐月賞上位組と比較すると、どこまでかな、といった感じも否めないというのは確かです。
京都新聞杯
最後、京都新聞杯ですね。
このメンバーからは、勝ったレッドジェニアル、2着のロジャーバローズの2頭を中心に見ていこうと思います。
で、ロジャーバローズがですね、逃げを打って、ゴール前までしぶとく残っての2着、と。
それを差し切ったのが、レッドジェニアルですね。
ここを追走しての1着なので、ま、これは強かったと見ていいのかな、と思います。
なので基本的には、京都新聞杯組はこの上位2頭にだけ注目すればよい、と。
レッドジェニアルが強かったのと、前回はですね、この逃げたロジャーバローズが残ってる展開を差したのが強かった。
あと、ロジャーバローズもですね、今回、ダービーで1枠1番を引いたので、ま、リオンリオンとの兼ね合い次第ですが、楽に先行するようであれば、展開面では注意が必要ということで、この2頭に注目すればいいのかな、というふうに思います。
展開をお見せしながら解説すると、一応ですね、リオンリオンが逃げるかなということで、まあ、逃がしてあるんですが、1枠1番を引いたロジャーバローズが絡むか絡まないかで、かなりペースが変わってくるのかな、というふうに思います。
内目の馬がちょっと前に行って、人気のですね、サートゥルナーリア、ダノンキングリー、ヴェロックスあたりは、この好位の馬込の中を進むのかな、というふうに思っています。
ロジャーバローズ
内から見ていきますが、1番のロジャーバローズ。
やはり前回、メンバーに恵まれた感はあるんですが、1枠1番なので、楽に先行した時にちょっと注意が必要かな、と思います。
2番は厳しい。
3番のエメラルファイトもですね、前回展開に恵まれたので厳しいでしょう。サトノルークスも、皐月賞負けすぎですね。厳しい。
マイネルサーパスも駄目。
サートゥルナーリア
そうですね、この馬が断然人気。
ちょっとね、ルメール騎手からレーン騎手への乗り替わりもあるんですが、ただこのレーン騎手、非常に乗れてる騎手ですので、そういう意味では全く問題ないのかな、という感じがしています。
前回はちょっと人気ほどではすね、抜けた強さを発揮したわけではないんですが、やはり暮れのホープフルステークスからの直行ということを考えると、上がり目がありそうということで、今回も好走必至だと思います。
ダノンキングリー
3連勝の内容が強くて、前回は3着に敗れはしたものの、ほぼ着差のない3着と。
かつですね、前回は直線で、やはり前が開くのに時間がかかっていたことを考えると、サートゥルナーリアを逆転してもおかしくないのかな、というふうに思っております。
8番、9番は厳しいですね。
クラージュゲリエもですね、前回ちょっと離され過ぎなので、そういう意味では押さえ程度ですね。
レッドジェニアル
前回は11番人気ながら、非常に強い内容でしたし、時計的にも悪くはないので、差しが届く展開のときには、若干注意が必要かな、と思います。
アドマイヤジャスタもですね、ホープフルステークス2着ですが、その時スローの2番手なので、やはり前回を見ると厳しい、と。
ヴェロックス
前回、ぶつけられての2着なので、スムーズな競馬ができればですね、この馬も逆転候補だと思います。
あとランフォザローゼスもですね、このリオンリオンの青葉賞組をどう評価するか、ということですが、ま、ランフォザローゼス、ちょっと外枠なので、やはり逃げるリオンリオンの方が今回もいいかな、という気がしています。
タガノディアマンテ
そうですね、皐月賞6着なんですが、その時後ろから追い込んだだけなので、ちょっと今回も厳しいでしょう。
17番、18番も厳しい、といった感じです。
一応18頭、このように分析しております。
で、当然皐月賞上位組が強いんですが、まあの一つポイントとしては、今週コース替わりでCコースになります。Cコースになると、もしかすると内側が出る、と。
そうするとですね、先行勢・内枠勢が穴候補になるんですが、そこらあたりをですね、馬場を見て、土曜日の競馬を見て判断したいな、と思っております。
日本ダービーの無料会員の解説は以上です。
また来週を楽しみにしていてください。
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