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2017/11/30

【 ジャパンカップ2017予想】 シュヴァルグランが悲願のG1制覇

出走日:2017年12月03日(日)
ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

ジャパンカップ(2017年)では、5番人気のシュヴァルグラン(ボウマン)がキタサンブラック(武豊)及びレイデオロ(ルメール)の人気馬2頭を破り、世界一となった。
競馬理論の競馬予想では、開幕週のイン有利の馬場で大外を回らされた京都大賞典の負けて強しの内容とロスのない競馬ができる1枠を引いた点を考慮し、シュヴァルグランにもかなり高い評価を与えていた。
レースでは、シュヴァルグランは、1枠からの発走を生かして、4~5番手のインを確保した。
そして、シュヴァルグランは、直線で前が開くと、逃げ粘るキタサンブラックを差し切り、ジャパンカップ(2017年)を制覇した。
シュヴァルグランのジャパンカップ(2017年)の勝利という結果は、ロスのない競馬をさせたボウマン騎手の好騎乗に恵まれたものではあるが、2着のレイデオロに1馬身以上の差をつけたことは立派である。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においても、シュヴァルグランにはジャパンカップ(2017年)馬としてかなり高い評価を与えて当然である。

一方、ジャパンカップ(2017年)では2番人気のレイデオロが2着に入った。
競馬理論の競馬予想では、レベルの高い3歳世代のダービー馬レイデオロをジャパンカップ(2017年)の本命に予想した。
レースでは、レイデオロは、中団を追走し、向こう正面で徐々に外に持ち出された。
そして、レイデオロは、直線に向くと外からいい脚を使ったが、シュヴァルグランには届かず、2着止まりであった。
レイデオロのジャパンカップ(2017年)の2着という結果は、コース取りの差の分だけシュヴァルグランに届かなかっただけであり、力負けではない。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においては、レイデオロがシュヴァルグランを逆転してもおかしくないと判断すべきである。

一方、ジャパンカップ(2017年)で1番人気に推されたキタサンブラックは3着に敗れてしまった。
キタサンブラックは、好スタートを切ると、楽に先手を取ることが出来た。
そして、キタサンブラックは、直線に向くと一旦は後続を突き放したが、ゴール前で2頭に差されてしまい、3着止まりであった。
キタサンブラックのジャパンカップ(2017年)の3着という結果は、楽に逃げる展開によるものであり、上位2頭には力負けであった。
よって、ラストランとなる有馬記念の競馬予想においては、インが有利な馬場で楽に先行できる展開になるようであれば、キタサンブラックが去年2着の雪辱を果たす可能性が高まると判断すべきである。

以上のように、ジャパンカップ(2017年)は、シュヴァルグランの悲願のG1制覇で幕を閉じた。

競馬理論のファンの方は、シュヴァルグランの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。

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