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2014/12/04 2016/08/18

【 ジャパンカップ2014予想】 エピファネイアが史上最強メンバーを破る

出走日:2014年12月07日(日)
ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

史上最強メンバーが揃ったという前評判も高かった第34回ジャパンカップは、4番人気のエピファネイア(スミヨン)の勝利で幕を閉じたレースであった。

競馬理論の競馬予想では、前走で圧勝劇を演じた菊花賞のレース内容、そしてイン有利の馬場状態を生かせる内枠を考慮した結果、エピファネイアに高い評価を与えてはいたものの、本命には予想できなかった。

レース中、エピファネイアは、逃げるサトノシュレンの直後で折り合いをつけて、直線に入ると馬なりで先頭にたった。

そして、エピファネイアは、坂下でスミヨン騎手に追い出された後は、後続を突き放して、第34回ジャパンカップを制覇した。

第34回ジャパンカップでのエピファネイアの勝利という結果については、雨が止むとインが極端に有利になる東京の馬場状態に恵まれたことも勝利の要因の一つであるが、最終的な4馬身の着差でのゴールは、他の出走馬との力の違いを見せつけたといえる。

そのため、次走の有馬記念の競馬予想においても、エピファネイアには本命級の相当高い評価を与えるべきであろう。

ただし、エピファネイアは、第34回ジャパンカップでもかなり行きたがっていたことも伺えたため、折り合いが付けられるかが、最大のポイントになりそうである。

また、第34回ジャパンカップでは3番人気のジャスタウェイ(福永祐一)が2着を確保したレースでもあった。

ジャスタウェイは、中団のインで待機し、直線で外に持ち出されてジリジリと伸びたが、エピファネイアには離されてしまって、最終的には2着を確保するのが精一杯であった。

第34回ジャパンカップでのジャスタウェイの2着という結果については、

イン有利の馬場状態において、1枠1番からの発走、そしてコーナーワークでロスのない競馬に恵まれたともいえるが、凱旋門賞帰りでまだ万全でない体調を考慮すると、レイティング世界ナンバーワンの実力を改めて示したといえる。

つまり、第34回ジャパンカップ以降のG1戦線においてもジャスタウェイには常に高い評価を与えるべきであろう。

その一方で、第34回ジャパンカップでのスピルバーグそしてハープスターの敗戦については、3コーナー過ぎで故障馬がさがってくる煽りを受けた上に、イン有利の馬場状態においてコーナーワークで外目を回らされる不利を受けたが、負けて強しのレース内容であったとみている。

よって、第34回ジャパンカップ以降のG1戦線の競馬予想において、スピルバーグそしてハープスターが巻き返す可能性も高いと判断した方がいいであろう。

また、第34回ジャパンカップで1番人気に推されていたジェンティルドンナは、4着に敗れてしまった。

ジェンティルドンナは、レース中、好位のインを追走し、直線でも最内を突いていたが、全く伸びなかった。

第34回ジャパンカップでのジェンティルドンナの4着という結果については、イン有利の馬場状態に恵まれており、着順以上に弱いレース内容であったと言わざるをえない。

そのため、次走の有馬記念の競馬予想において、ジェンティルドンナに押さえ程度の評価を与えれば十分であろう。

以上のように、第34回ジャパンカップについては、エピファネイアの強さだけが目立つ一戦となったレースだった。

競馬理論のファンの方は、エピファネイアの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。

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この記事を書いた人
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