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2013/11/28 2016/08/18

【 ジャパンカップ2013予想】 ジェンティルドンナが史上初の連覇を達成

出走日:2013年12月01日(日)
ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

第33回ジャパンカップは、去年の年度代表馬ジェンティルドンナ(ライアン・ムーア)が1番人気に応えて快勝し、史上初の連覇を達成した。

競馬理論の競馬予想では、スローペース濃厚のメンバー構成を考慮し、先行力があり展開にも恵まれそうなジェンティルドンナを第33回ジャパンカップの本命に予想した。

レースでは、ジェンティルドンナは、先行集団の馬群の中で折り合いをつけた。そして、ジェンティルドンナは、直線に向くと早めに先頭に立ち、後続の追い上げをギリギリ凌ぎ切って、第33回ジャパンカップを制覇した。

ジェンティルドンナの第33回ジャパンカップの勝利という結果は、連覇を達成したこと自体は立派だが、スローで先行した割にハナ差まで迫られており、レース内容としての価値は微妙である。

よって、第33回ジャパンカップ以降のG1戦線の競馬予想においても、ジェンティルドンナに高い評価を与えるべきではあるが、絶対視までは禁物と判断している。

一方、第33回ジャパンカップの2着には7番人気のデニムアンドルビー(浜中俊)が追い込んだ。

競馬理論の競馬予想では、前日までの若干インが有利な馬場状態と先行馬不在のメンバー構成では脚を余す可能性が高いと判断し、デニムアンドルビーを軽視してしまった。

レースでは、デニムアンドルビーは、後方集団の馬群の中を追走し、直線で大外に持ち出されると、ゴール前で一気に強襲したが、ハナ差だけ届かず2着止まりであった。

デニムアンドルビーの第33回ジャパンカップの2着という結果は、上がりナンバーワンの32秒7の脚を使ってのものであり、スローの瞬発力勝負ならば一線級相手でも通用することを示した。

よって、第33回ジャパンカップ以降の重賞戦線の競馬予想においては、デニムアンドルビーが好走するかどうかは外も不利がない馬場で且つスローの瞬発力勝負となるかどうかで判断すべきである。

一方、第33回ジャパンカップでは11番人気のトーセンジョーダン(ビュイック)が3着に粘り込んだ。トーセンジョーダンは、好スタートを切ると逃げたエイシンフラッシュをピッタリとマークする2番手からレースを進めた。そして、トーセンジョーダンは、4コーナーから追い通しとなったがしぶとい脚を使って粘り込み、3着を確保した。

トーセンジョーダンの第33回ジャパンカップの3着という結果は、超スローペースを先行する展開に恵まれたものであり、この成績だけで完全復活したと見るべきではない。

よって、今後のG1戦線の競馬予想においては、トーセンジョーダンに第33回ジャパンカップ3着馬ほどの高い評価は不要である。

以上のように、第33回ジャパンカップはジェンティルドンナの連覇で幕を閉じた。

なお、第33回ジャパンカップは、超スローペースとなったため、同日の500万下よりも劣る全体時計となった。そのため、競馬理論のファンの方は、第33回ジャパンカップの成績だけで出走各馬の能力を判断しないようにして頂きたい。

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この記事を書いた人
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