阪神JF(G1)/阪神競馬場/芝外1600m/右/条件:サラブレッド系2歳牝馬/賞金:6500万円

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こんにちは、予想屋マスターです。
今週は阪神ジュベナイルフィリーズについてお話をしたいと思います。
阪神ジュベナイルフィリーズですが、2歳女王決定戦としては、今現時点では、ふさわしいメンバーが揃ったのかな、と思っております。
ウーマンズハートとリアアメリアの2頭が人気がかぶりそうなんですが、初対戦となる馬も多いので、混戦模様なのかな、と思っております。
【2019の阪神ジュベナイルフィリーズ】各ステップレースの分析
新潟2歳ステークス
それでは過去のレースを順番に振り返っていきますが、一つ目は新潟2歳ステークスです。 このメンバーからは、ウーマンズハートが出走してきます。
ウーマンズハートなんですが、ペースがかなり遅くて61秒過ぎるぐらい、61秒4ですね。 そのペースを好位、まあ中団ぐらいを追走して抜け出した、といった競馬です。
なので着差以上に、前を行った馬が残る展開ですね。
2番手を追走したビッククインバイオが3着。 その直後にいたペールエールが2着。
ウーマンズハートは、この2頭をここから差し切ったということで、レースの上りもウーマンズハートは32秒8の脚を使って差し切っていますから、着差以上に強い内容だったのかな、という感じがしています。
この馬は、まだ能力的に底を見せていないので、今回人気になって当然かな、と思います。
サフラン賞
次はサフラン賞ですね。 このメンバーからは、勝ったマルターズディオサが出走してきます。
マルターズディオサなんですが、この日の中山は4回目。 秋の最初の中山で、かなり局単にインが有利な馬場状態が続いていたのですが、終始外目を回って差し切るといった、着差以上にに強い内容でした。
なので、この馬もまだ能力的に底を見せてない、かつ、着差以上に強い内容ということで、やはりメンバーが強くなったG1でも注意が必要な一頭かな、と思っております。
サウジアラビアロイヤルカップ
次はサウジアラビアロイヤルカップです。 このメンバーからは、クラヴァシュドールが出走してきます。
クラヴァシュドールはサリオスにこそ力負けでしたけれど、ペースが遅かった分、サリオスより後ろにいたら、それは勝てませんね。 サリオスが勝ってその後ろ、2着でした。
このサリオスは強いと言われていて、来週の朝日杯でも断然の一番人気になる馬であることを考えると、負けて強しの内容だったのかな、という感じがしています。
なので、クラヴァシュドールも要注意の一頭であると思っています。
アイビーステークス
次はアイビーステークスです。 このメンバーからは、2着のクリスティが出走してきます。
ワーケアが楽勝したレースなんですが、クリスティは前3頭から離れた4番手をロスなく回っての2着ということで、ちょっと離され過ぎかな、ということと、ショコラブリアンをかわすのが精いっぱいだったことを考えると、ま、展開に恵まれたことを思えば、もうちょっと走ってもよかったのかないう感じもしますから、今回はG1ですし、押さえ程度の評価で充分かな、と思っています。
アルテミスステークス
次はアルテミスステークスです。 このメンバーからは、勝ったリアアメリアを中心に見ていこうと思います。
2・3着がですね、ビッククインバイオ。 新潟2歳ステークスで3着だった馬ですが、この馬が逃げて3着。
サンクテュエールが2着と、前を行った2頭がそのまま2・3着に残る流れを、後方からですね、直線まで4コーナー、最後方からリアアメリアがまとめて差し切るといった、非常に強い内容でした。
上り33.0秒の脚を使って使って楽に差し切ったといった内容なので、これもかなり能力的に底を感じさせない馬なので、人気になって当然かな、というふうに思っております。
ファンタジーステークス
最後はファンタジーステークスですね。 このメンバーからは、勝ったレシステンシアが出走してきます。
レシステンシアは、すんなり二番手を追走して押し切るといった内容でした。
これもどちらかというと差しが2・3着に届いているように、自ら勝ちに行った競馬では悪くない、非常に強い内容だったのかな、と思います。
ただですね、やはり今回は距離延長、かつ、急激なメンバー強化ということなので、そこらあたりがどう出るか、ということが一つのポイントかな、と思っております。
有力馬の分析
展開をお見せしながら解説を致しますと、外からエレナアヴァンティが逃げを打って、二番手にレシステンシアが付けるといった、前回のファンタジーステークスと同じ並びから始まって、というところかなと思います。
阪神の1600メートルは、ペースが上がりづらいのと、やはりこの時期の2歳牝馬なので、そんなに競る可能性はないのかな、と思っています。
1番:ヤマカツマーメイド
内から見ていきますが、1番ヤマカツマーメイド。
ちょっと苦しですね。インの3番手の絶好位につけて、インが有利な馬場を生かしてどこまで、といった感じでしょう。
2番:カワキタアジン
2番カワキタアジンも厳しいですね。
3番:ウーマンズハート
3番ウーマンズハート。 2回とも非常に強い内容だったので、高い評価を与えて当然かなと思います。 本命候補の1頭ですね。
リアアメリアとどちらが強いか、ちょっとなかなか比較が難しいですが、レースの様子を見るとリアアメリアの方が強そうですけど、やはり好位から競馬ができる内枠を引いた分、展開的にはウーマンズハートの方が若干有利なのかな、という感じがしています。
4番:レシステンシア
4番レシステンシア。
ちょっとメンバーが急激に強くなってるかなというのと、距離延長がどうかな、という感じがするんですが、ただ有力どころが後ろから行く馬ですから、前に行っての残り目には注意が必要かな、と思います。
5番:ボンボヤージ
5番ボンボヤージは厳しいですね。
6番:クリスティ
6番クリスティ。
前回は展開に恵まれての2着なので、ま、アイビーステークスは、牡馬相手でちょっとメンバーが強かったと見ればそうなんですが、ただ前回の内容を見るとそこまでではないかな、という感じもするので、押さえ程度の評価仮名、という感じがします。
7番:ロータスランド
7番ロータスランドは厳しいです。
8番:オータムレッド
8番オータムレッドも、前回リアアメリアに離されすぎです。厳しいですね。
9番:マルターズディオサ
9番マルターズディオサ。
先程お話したように、前回非常に強い内容だったので、これも要注意なんですが、ただ楽に逃げた新馬戦のウーマンズハートにぶっちぎられているので、やはりこれならば、ウーマンズハートを上位と見るべきかな、と思います。
10番:クラヴァシュドール
10番クラヴァシュドール。 前回サリオスが強過ぎただけと見れば、これも要注意の一頭、ということになると思います。
デビュー戦も強かったので、前回がサリオスにちょっと負けたのは、勝った馬が強過ぎただけ、というように見ています。
11番:ルーチェデラヴィタ
12番:ヒメサマ
11番ルーチェデラヴィタ、12番ヒメサマは厳しいですね。
13番:ジェラペッシュ
14番:スウィートメリナ
13番ジェラペッシュ、14番スウィートメリナも厳しい。
15番リアアメリア
あと15番リアアメリアが、2戦ともに、ちょっと次元の違う足を使って勝ったので、今回も好走して当然かな、と思います。
ただちょっと先週ですね、なかなか阪神の芝は、差しが届きづらかったので、そこら辺が力でどこまで押しきれるか、というところががポイントかなと思います。
16番:エレナアヴァンティ
16番は逃げるんですが、止まるでしょう。
16頭、このように分析しております。
初対戦となる馬が多いので非常に難しいんですが、やはり人気どころのウーマンズハート、リアアメリアは強いので、そこらあたりを中心に見ていこうとは思ているのですが、あとは馬場ですね。
先週はちょっと内側と内側と前が残る馬場だったので、そこら辺が2週目でどこまで変わるのかを見て、最終的な判断をしたいな、と思っております。
阪神ジュベナイルフィリーズの無料会員の解説は以上です。
また来週を楽しみにしてください。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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