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2013/03/21 2016/08/18

【 阪神大賞典2013予想】 ゴールドシップが格の違いを見せつける

出走日:2013年03月24日(日)
阪神大賞典(GⅡ)/阪神/別定/3000m(右・芝)

第61回阪神大賞典は、単勝1.1倍と断然人気のゴールドシップ(内田博幸)が力の違いを見せつけて快勝した。
競馬理論の競馬予想では、有馬記念の着差以上に強い内容と一線級不在の弱いメンバー構成から、断然人気でも逆らえないと判断し、ゴールドシップを本命に予想した。

レースでは、ゴールドシップは後方の外目を追走し、2週目の3コーナー手前から徐々に押し上げた。
そしてゴールドシップは、4コーナーで早めに先頭に並びかけると、そのまま抜け出して第61回阪神大賞典を制覇した。

ゴールドシップの第61回阪神大賞典の勝利という結果は、急激にインが有利になった馬場において終始外を回って力で押し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。

よって次走の天皇賞・春の競馬予想においては、ゴールドシップに本命級の高い評価を与えるべきである。
ただしゴールドシップは、追い込み脚質なので、天皇賞・春が去年のような極端にイン有利の馬場になった場合には、脚を余す可能性も否定できないと判断すべきである。

一方、第61回阪神大賞典の2着には、デスペラード(武豊)が入った。
競馬理論の競馬予想では、インが極端に有利な馬場で大外から差し切った万葉ステークスの強い内容から、デスペラードにも高い評価を与えていた。
レースでは、デスペラードは最後方をマイペースで追走した。
デスペラードは、ゴールドシップが仕掛けながら上がっていく間も脚をため、直線に向いてから仕掛けられると、逃げ粘るフォゲッタブルを交わし2着に浮上した。

デスペラードの第61回阪神大賞典の2着という結果は、ゴールドシップにこそ力負けであったが、ゴールドシップ以外のメンバーとならば力が上であることを示した。


よって第61回阪神大賞典以降の長距離重賞戦線においては、メンバーや条件次第ではデスペラードにそれ相応の高い評価を与えるべきである。

第61回阪神大賞典の3着には、フォゲッタブル(シュタルケ)が粘り込んだ。
フォゲッタブルは、逃げたマカニビスティーから離れた2番手を追走した。
そしてフォゲッタブルは、4コーナーで早めに先頭に立つや、ゴールドシップにあっという間に交わされてしまったものの、そこからしぶとい粘り腰を発揮。しかしゴール寸前でデスペラードに差されてしまい、3着止まりとなった。

フォゲッタブルの第61回阪神大賞典の3着という結果は、イン有利の追い込みが届きにくい馬場を最大限に生かしたものであり、レース内容としては、G2で3着ほどの価値はない。


よって今後の重賞戦線においては、フォゲッタブルに第61回阪神大賞典3着ほどの高い評価は不要である。

以上のように第61回阪神大賞典は、ゴールドシップの強さだけが目立つ一戦となった。

競馬理論のファンの方は、ゴールドシップの2013年のG1戦線の走りに大いに期待して頂きたい。

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この記事を書いた人
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