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2018/12/27

【 有馬記念2018予想】 有馬記念2018の回顧|ブラストワンピースが悲願のG1制覇

出走日:2018年12月30日(日)
有馬記念(GⅠ)/中山/定量/2500m(右・芝)

有馬記念(2018年)は、障害王オジュウチョウサン(武豊)の挑戦で注目を集めたが、平地の一線級の壁は高く、9着に敗れてしまった。
その有馬記念(2018年)を制したのは、3番人気のブラストワンピース(池添謙一)であった。
競馬理論の競馬予想では、レベルの高い3歳世代でもトップクラスの能力を秘めるブラストワンピースにもかなり高い評価を与えていた。

 

ブラストワンピース

レースでは、ブラストワンピースは、中団の外目を追走した。
そして、ブラストワンピースは、2周目の3コーナー過ぎから徐々に位置取りをあげ、4コーナーで先団までとりつくと、そこからも長くいい脚を使って差し切り、有馬記念(2018年)を制覇した。
ブラストワンピースの有馬記念(2018年)の勝利という結果は、自ら勝ちに行く競馬でレイデオロの追い上げを凌ぎ切る横綱競馬によるものであり、強い内容であった。
よって、2019年のG1戦線の競馬予想においては、ブラストワンピースに有馬記念馬として高い評価を与えて当然である。

 

レイデオロ

一方、有馬記念(2018年)で1番人気に推されたレイデオロ(ルメール)は2着に敗れてしまった。
競馬理論の競馬予想では、オールカマー及び天皇賞秋の着差以上に強い内容から、レイデオロに1番人気でも逆らうべきでないと判断し、本命に予想した。
レースでは、レイデオロは、ブラストワンピースの直後を追走した。
そして、レイデオロは、ブラストワンピースが上がっていくとそれに呼応するように位置取りをあげ、直線では大外に持ち出されると上がりナンバーワンの脚を使ったが、クビ差だけ届かず、2着止まりであった。
レイデオロの有馬記念(2018年)の2着という結果は、渋った馬場状態の影響もあって2周目の3コーナーで反応が悪かった分だけ届かなかったが、負けて強しの内容でもあった。
よって、2019年のG1戦線の競馬予想においては、レイデオロにもこれまでと同様に本命級の高い評価を与えるべきである。

 

シュヴァルグラン

一方、有馬記念(2018年)では、9番人気のシュヴァルグラン(ボウマン)が3着に入った。
シュヴァルグランは、レイデオロの直後の馬群の中で脚をためた。
そして、シュヴァルグランは、コースロスを避けるようにあまり外に出さず、馬群を割るようにして脚を使い、上位2頭には届かなかったものの、3着を確保した。
シュヴァルグランの有馬記念(2018年)の3着という結果は、もう少し内枠だったらと思わせる内容であったが、ジャパンカップ馬の底力を見せつけた。
よって、2019年のG1戦線の競馬予想においては、展開などの助けがあれば、シュヴァルグランが再度G1制覇を果たしてもおかしくないと判断すべきである。

 

以上のように、有馬記念(2018年)は、3歳馬ブラストワンピースの勝利で幕を閉じた。
今年の3歳世代のレベルの高さを象徴した有馬記念(2018年)となった。
競馬理論のファンの方は、2019年の予想においても、3歳世代に例年以上の注意を払って予想して頂きたい。

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