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2016/12/27 2017/06/30

【 有馬記念2016予想】 サトノダイヤモンドがキタサンブラックを差し切る

出走日:2017年01月01日(日)
有馬記念(GⅠ)/中山/定量/2500m(右・芝)

有馬記念(2016年)は、歴史に残る3頭の叩き合いをサトノダイヤモンド(ルメール)が制し、グランプリホースとなった。
競馬理論の競馬予想では、菊花賞の圧勝劇を評価し、サトノダイヤモンドの能力がナンバーワンと判断し、かなり高い評価を与えていた。
レースでは、サトノダイヤモンドは、キタサンブラックを目標とするために、2周目の1~2コーナーでいつもより前目となる3番手まで上がっていった。
そして、サトノダイヤモンドは、直線に向くと、キタサンブラック及びゴールドアクターとの3頭の叩き合いに持ち込み、一旦は突き放されたキタサンブラックをゴール寸前で差し切り、有馬記念(2016年)を制覇した。
サトノダイヤモンドの有馬記念(2016年)の勝利という結果は、キタサンブラックをマークして自ら勝ちに行く競馬をしてのものであり、着差以上に強い内容であった。
よって、2017年の古馬G1戦線の競馬予想においては、サトノダイヤモンドが主役になる可能性が高いと判断すべきである。

一方、有馬記念(2016年)では、ジャパンカップ馬キタサンブラック(武豊)は惜しくも2着に敗れてしまった。
競馬理論の競馬予想では、サトノダイヤモンドの方が能力的に上と判断していたものの、後続を突き放したジャパンカップの内容と前が止まりにくい中山の馬場状態を考慮して、キタサンブラックを本命に予想した。
レースでは、キタサンブラックは、マルターズアポージーを行かせて、離れた2番手から競馬を進めた。
そして、キタサンブラックは、4コーナーで先頭に立つと、残り1ハロンで並びかけてきたゴールドアクターを突き放し勝利したかにも思えたが、さらに外からサトノダイヤモンドに差されてしまい、2着に敗れてしまった。
キタサンブラックの有馬記念(2016年)の2着という結果は、逃げない競馬であってもゴール寸前まで粘り込んでおり、これまでのように楽に逃げる展開に恵まれてなくてもしぶとく粘ることを改めて示した。
よって、2017年のG1戦線の競馬予想においては、キタサンブラックにもかなり高い評価を与えるべきである。
特に、先行馬不在のメンバー構成やイン有利の馬場状態では、キタサンブラックがサトノダイヤモンドを逆転可能と判断すべきである。

一方、有馬記念(2016年)では、3番人気に推された去年の覇者ゴールドアクター(吉田隼人)が3着に入った。
ゴールドアクターは、去年と同様に好スタートを切ると好位のインから競馬を進めた。
そして、ゴールドアクターは、4コーナーでキタサンブラックの外に持ち出されると一旦は並びかけたがキタサンブラックに突き放されてしまい、3着止まりであった。
ゴールドアクターの有馬記念(2016年)の3着という結果は、この馬自身は去年と同じくらい走ったが、上位2頭が強すぎただけである。
よって、2017年の古馬重賞戦線においては、ゴールドアクターが好走するためには更なる成長と展開の助けが必要と判断すべきである。

以上のように、有馬記念(2016年)は、唯一の3歳馬サトノダイヤモンドの勝利で幕を閉じた。
競馬理論のファンの方は、サトノダイヤモンドの2017年のG1戦線の走りにも大いに期待して頂きたい。

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この記事を書いた人
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