アルゼンチン共和国杯(GⅡ)/東京/ハンデ/2500m(左・芝)
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<動画テキスト版>
こんにちは、予想屋マスターです。
今週はですね、アルゼンチン共和国杯についてお話をしたいと思います。
アルゼンチン共和国杯ですが、頭数がフルゲート18頭揃ったことと、ハンデ戦ということもあって、混戦模様なのかなと思っております。
それではそれで過去のレースを順番に振り返っていきます。
【2020 アルゼンチン共和国杯】各過去レースの分析
天皇賞春
このメンバーからは4着のユーキャンスマイルが出走してくると。
ユーキャンスマイルなんですが、前5頭を行かせて6番手のインコース、展開的には恵まれた感じで走っていたんですが、そこから上位2頭には離されてなんとか3着争いで4着、という内容ですね。
評価は難しいんですが、展開に恵まれていたのでもうちょっと走ってもいいのかなという感じはしたんですが、ただG1で4着というのは、アルゼンチン共和国杯のメンバーに入れば胸を張って良い成績なので、人気でも今回は高い評価を与えて当然かなという感じがしています。
青葉賞
このメンバーからはですね、勝ったオーソリティが出走してくると。
オーソリティは好位のインコースですね、内で脚を溜めて、直線も内目から突き抜けて1着、といった内容です。
外をですね、早めに捲っていったヴァルコスと比べると、やっぱりロスのない競馬をした分ですね、内容的にはどうかなという感じはするんですが、ただですね、時計も早いですし、ダービートライアルを勝ったという意味では、今回は一線級不在のG2なので、上位争いは可能かなという感じはします。
ただ1つ懸念は、今年の3歳世代がですね、古馬相手に殆ど通用していないということもあるので、前回展開に恵まれた、かつ今年の3歳馬はどうかなというところもあるので、過大評価は禁物ですが、注意という意味では必要なのかなというふうに思っております。
目黒記念
このメンバーからはですね、2着のアイスバブル、あと5着のゴールドギア、6着のオセアグレイト辺りが出走してくると。
アイスバブルはですね、先行馬を行かせて、中団の内目で脚を溜めて、ロスのない競馬をしての2着と、いった内容ですね。
レーンジョッキーが上手く乗っていたので、この2着だけで今回も、という感じにはならないんですが、やはりですね、こういう形で今回は展開に助けがあれば好走可能なので、上手く乗れるかどうかがポイントになってくるのかなっていう感じがします。
ゴールドギアはですね、ほぼ最後方から内目を突いて追い込んだんですが、今回はですね、展開がはまらないのかなという感じがします。
オセアグレイトは、外枠だったこともあって外を回されたので、この日インコース有利な馬場を考えると、アイスバブルとゴールドギアだったら逆転してもおかしくないと思います。
なので、この3頭については展開の助けがあってどこまで、といった感じかなと思っております。
毎日王冠
このメンバーからはですね、3着のサンレイポケットが出走してくると。
サリオスが力の違いで圧勝したんですが、2着とハナ差と。
2着のダイワギャグニーが、前2頭を行かせて離れた3番手のインコースで、ポツンと気分よく走っていたのに対して、サンレイポケットは1頭分ですが外を回っていたので、そういう意味では、このサンレイポケットの3着は、ダイワギャグニー以上というふうに見ていいのかなと思います。
堅実に追い込む脚質なので、差しが届く展開になれば、サンレイポケットにも高い評価を与えるべきかなというふうに思っております。
それではですね、枠順を見ながら解説をしていきます。
【2020 アルゼンチン共和国杯】展開予想と全頭解説
1番バレリオ
前回、札幌で2着だったんですが、ちょっとメンバーに恵まれた感があるので、内の好位のインを追走してどこまで、といった感じかなと思っています。
2番ラストドラフト
ちょっと2走悪いんですが、AJCの内容だけ走ればあるので、内で脚を溜めてどこまで、といった感じかなと思います。
3番ベストアプローチ・4番エアウィンザー
ちょっと負けすぎですね、厳しいでしょう。
5番ユーキャンスマイル
天皇賞4着で、同じような競馬が出来ればですね、ここまでメンバーが弱くなればやはりチャンスはかなりあるのかなと思っております。
6番トーセンカンビーナ・7番アイスバブル
厳しいですね。
7番のアイスバブルは目黒記念2着の内容だけ走ればあるんですが、目黒記念のような競馬が出来る可能性は低いかなと思っています。
8番サンレイポケット
差しが届く展開になれば、ここ2回の脚を突かれればチャンスは大きいかなと思っています。
9番ミュゼエイリアン・10番サンアップルトン
厳しいですね。
11番プリンスオブペスカ
厳しいですね。
12番メイショウテンゲン
宝塚記念5着はこのメンバーに入ればかなり強いんですが、ただ前崩れの展開に恵まれていたので、かつ今回は先行馬が少ないので、差しが届く展開になってどこまで、といった感じかなと思っています。
13番タイセイトレイル
外枠だと厳しいかなという感じがします。
14番オセアグレイト
穴を開けるとすると、こういう馬が先行して、好位から流れ込むという展開はるのかなと思っています。
15番サトノルークス
ここ2回負けすぎなんですが、菊花賞2着でワールドプレミアと差のない競馬と。
この時だけ走ればこの馬が一番強いという見方も出来るので、巻き返しには注意が必要かなと思います。
16番アールスター
小倉記念は内で脚を溜めて、ロスのない競馬をしただけなので、今回の枠順ではちょっと厳しいという感じですね。
17番ゴールドギア
外から差せる展開になればチャンスはあるんですが、いかんせん先行馬が少ないので、ちょっとどうかなという感じがします。
18番オーソリティ
青葉賞は先ほどお話したように、展開に恵まれたので、レースの内容としては良くない上に、今回は外枠、かつ今年の3歳馬のレベルが、やはり古馬相手にはほとんど通用しないということを考えると、ちょっと厳しいと。
ルメールジョッキーで1番人気になる可能性もあるので、抑えからむしろ評価を下げたほうが馬券的には妙味があるのかなというふうに思っております。
以上このように全頭分析しております。
ちょっと馬場が何とも言えないので、土曜日の競馬を見ながら最終的な判断をしたいなというふうに思っております。
アルゼンチン共和国杯の無料解説は以上です。
また来週楽しみにしていてください。
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