アルゼンチン共和国杯(GⅡ)/東京/ハンデ/2500m(左・芝)
第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)では、 トレイルブレイザー(安藤勝)が池江泰寿厩舎に 3週連続の重賞制覇をもたらした。
第49回アルゼンチン共和国杯の競馬理論からの結果は、終始外を回らされながらも キングトップガンと0秒1差で走った目黒記念の強いレース結果内容から、 トレイルブレイザーを本命に予想した。
レース結果では、トレイルブレイザーは、 好位の馬込みの中で競馬を進め、3コーナー過ぎから徐々に上位に進出して、 4コーナーでは早くも先頭を射程圏に入れた。
そして、トレイルブレイザーは、 直線に向いて早めに先頭に立つと後続を突き放し、 更にはオウケンブルースリの追い込みを退けて、 第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)を制覇した。
トレイルブレイザーの第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)の勝利は、55キロのハンデに恵まれたものでもあるが、着差以上に余裕があり、強い内容であった。
よって、今後の重賞戦線においても、 第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)を制した トレイルブレイザーにそれなりの高い評価を与えるべきである。
ただし、第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)は、 完調手前のオウケンブルースリを除けば、冴えないメンバー構成であったことも確かなので、 トレイルブレイザーが一線級相手のG1で通用するためには 更なる成長が必要とも第49回アルゼンチン共和国杯の競馬理論からの結果では判断している。
一方、第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)で 1番人気のオウケンブルースリ(田辺)が2着に追い込んだ。
第49回アルゼンチン共和国杯の競馬理論からの結果は、菊花賞制覇などの圧倒的な実績を評価しつつも、 今年に入ってからの冴えない成績からオウケンブルースリを 本命にすべきでないと判断していた。
レース結果では、オウケンブルースリは、後方の外目を追走し、 直線で大外に持ち出されると、鋭い差し脚を披露したが、 トレイルブレイザーに届かずの2着止まりであった。
オウケンブルースリの第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)の2着は、トレイルブレイザーにこそ敗れた結果ではあったが、58.5キロのトップハンデを背負って大外から追い込んだものであり、レース結果内容としてはトレイルブレイザーと互角であった。
よって、今後の重賞戦線において、オウケンブルースリの完全復活もあり得る。 しかしながら一方で、かなり強いメンバーが揃うジャパンカップで オウケンブルースリが好走するためには、展開などの助けが必要とも 第49回アルゼンチン共和国杯の競馬理論からの結果では判断している。
一方、第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)で3着以下の馬は、 2着のオウケンブルースリに3馬身以上離されており、 レース結果内容としても見所はなかった。
よって、第49回アルゼンチン共和国杯で3着以下の馬は、 メンバーや展開などに恵まれない限り、重賞戦線で勝利をおさめるのは 難しいと第49回アルゼンチン共和国杯の競馬理論からの結果では判断している。
以上のように、第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)は、 トレイルブレイザー及びオウケンブルースリの 2頭の強さだけが目立つ一戦となった。
よって、今後の重賞戦線において、 トレイルブレイザー及びオウケンブルースリが 第49回アルゼンチン共和国杯で3着以下の馬に逆転される可能性は低い。
ただし、トレイルブレイザー及びオウケンブルースリの2頭にしても、 第49回アルゼンチン共和国杯(2011年)では 弱いメンバー構成に恵まれた感は否めないので、 一線級相手のG1では厳しい競馬になる可能性が高いとも 第49回アルゼンチン共和国杯の競馬理論からの結果では判断している。
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