【 安田記念2020予想】 過去データや出走馬からみる予想は？

私はボックス買いはおすすめしていません。理由は２つあって、私の予想は軸１点・相手６点ですが、ボックス買いをすると７頭ボックスで２１点となり、軸で流す６点よりかなり点数が増えてしまいます。反対に６点で買おうとすれば、４頭しか選べないので、穴馬を入れることが難しくなります。もう１つの理由は、予想の基本として、軸を決めない限り相手を決めることが出来ないからです。私はこの馬が勝つという軸を決めて、その軸が勝つ展開の時に来る馬を相手を選んでいます。軸が変われば相手も変わるのが予想というものです。どっちつかずの予想で、なんとなく人気の馬を４頭選ぶというのは、予想ではありません。軸が決まらない人は、何となく予想をしている人が殆どだと思います。どうしてもボックス買いをしたい時というのは、軸をＡかＢか悩んだとき、同じ展開になりそうであればＡＢを含むボックスを買ってもいい場合もありますが、基本は、まず軸を決めて、展開を予想して相手を選ぶことが一番的中率が高くなると思っています。

オークスの時は小さい華奢な馬が有利になりやすいというお話をしましたが、逆にマイル戦になると馬体の大きい馬が好走することは多いのかなと思います、斤量については、よく気にする人がいますが、ハンデ戦で斤量が違う場合は考える必要がありますが、安田記念のように均一牡馬５８キロの場合は関係ないと思います。馬からすれば５００キロ前後あるのに１キロの差はそんなに変わらないし、５７キロでは走って５８キロだと走れないということはないと思います。

まず、58キロの斤量を背負ったことがある馬というのは、Ｇ１に出てるか、Ｇ２とかハンデ戦だったら相当実績を残してる馬が背負わされてるわけで、もともと実績がある馬ということです。競馬ファンは、負けた時の理由として『斤量が重かった』と１つのファクターを理由に言い訳をしたいだけです。先ほどの質問でもお答えしましたが、斤量うんぬんは、ハンデ戦以外では気にしなくていいと思います。

グランアレグリアは、マイルよりもスプリントの方がいいと思います。理由は２つあって、１つはグランアレグリアは行きたがる気性で、かつ気難しい馬なので、抑えずに短距離でワっと行かせたほうが能力を発揮できるというのがまず１つです。もう１つは、日本の競馬は距離が短くなればなるほどレースのレベルは落ちます。マイル戦を使っている馬の方が、スプリント戦を使っている馬よりレベルが高いので、マイルを使っていた人気薄の馬がスプリントで走って好走して穴をあけるパターンも多いです。これはＧ１に限らず下級条件のレースでも同じです。以上の理由からグランアレグリアは短い距離がいいのですが、では安田記念で全く通用しないかと言えばそうではなくて、気分よく走れれば好走するチャンスはあると思います。ですが、1,200mを使った後なので、行きたがってしまうのではないかという不安要素は高いです。

基本的には、ダービーと安田記念の馬場は同じコースを使うので、変わらないことが多いです。ですが馬場は生き物ですから、土曜と日曜でも馬場が変わることもあります。本気で競馬で儲けようと思ったら、朝から競馬を見て、自分の予想と馬場が合っているかチェックした方がいいのは当然です。生半可な気持ちでは、競馬は当たりませんよ。