安田記念(G1)/東京競馬場/芝1600m/左/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:1億300万円
安田記念の解説動画とテキスト版を公開しております。
<動画テキスト版>
こんにちは、予想屋マスターです。
今週は、第69回安田記念についてお話をしたいと思います。
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(以下テキスト版の続きです。動画と合わせてご覧ください)
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安田記念ですが、今年はかなり豪華なメンバーというか、アーモンドアイが出走してくることと、ダノンプレミアムが出走します。
あとですね、G1馬であるペルシアンナイトであるとか、マイルチャンピオンシップ馬のステルヴィオがいたり、去年の勝ち馬のモズアスコットがいたり、かなり豪華なメンバーが揃ったのかなと思っています。
出走馬のステップレース
マイルチャンピオンシップ
それでは過去のレースを順番に振り返っていきますが、一つ目が去年のマイルチャンピオンシップですね。
このメンバーからは、勝ったステルヴィオ、2着のペルシアンナイトが出走してきます。ちょっと下もいますが、この2頭を中心に見ていこうと思います。
レースが遅かったこともあって、途中からアエロリットが動いて行ったんですが、好位のインで2頭とも待機していて、ワン・ツーという形ですね。この2頭、一つは内枠に恵まれたことはあるんですが、やはりマイルでは力を発揮しました。
この2頭に関しては、ステルヴィオとペルシアンナイト、どっちかなという感じなんですが、この時のレース内容を見ると、若干ペルシアンナイトが上かな、という感じがするんですが、先週の外が伸びない馬場状態で、ペルシアンナイトは外枠を引いてしまったので、そういう意味ではステルヴィオが若干いいかな、と感じます。
それからアエロリットはですね、この時向こう正面に行った分止まってしまったので、これは度外視可能です。
今回、単騎逃げ濃厚なので、そういう意味では、もしかすると一番このメンバーでいいのは、この時惨敗したアエロリットが今回、逆転する可能性が高いかな、と思っております。
ジャパンカップ
次はジャパンカップですね。このメンバーからは、アーモンドアイが出走してきます。
アーモンドアイはですね、キセキを行かせてインの3番手、絶好位を追走して抜け出すといった競馬でした。
インコース有利な馬場であったことは確かですが、やはりマイルよりはかなりレベルの高いジャパンカップを制していることを考えると、人気でもですね、本命級の高い評価を与えて当然かな、と思います。
ダービー卿チャレンジトロフィー
次はダービー卿チャレンジトロフィーです。このメンバーからは、フィアーノロマーノが出走してきます。
フィアーノロマーノは1枠2番だったんですが、早めに外目に出してですね、早め先頭で押し切るといった強い内容です。
時計もいいですし、ハイペースだったことも考えると、ゴール前迫られましたけれど、自ら勝ちに行った非常に強い内容、と見ていいのかなと思います。
2着のプリモシーンがこの後ヴィクトリアマイルで好走していることを考えると、フィアーノロマーノにもですね、急激なメンバー強化とは言えども、完全に無視するまではできないのかな、と思います。
大阪杯
次は大阪杯ですね。このメンバーからは、ちょっと下になっちゃうんですが、ペルシアンナイトであるとか、ステルヴィオあたりが出走します。
この日は2頭ともですね、見て頂くと解るんですが、好位のインにいたアルアイン、2番手追走したキセキ、あと1番、2番ということで、内を通った馬が上位を独占するレースだったので、ペルシアンナイト、サングレーザー、ステルヴィオ、この3頭は全く競馬にならずに外を回らされた後方にいた馬ですから、そういうことを考えると、度外視可能かなと思います。
なので、3頭とも実績がありますよね。 サングレーザーにしても、ペルシアンナイトにしても、ステルヴィオにしても実績があるので、今回は巻き返してもおかしくないという評価でいいのかな、と思います。
マイラーズカップ
次はマイラーズカップですね。このメンバーからは、ダノンプレミアム、グァンチャーレ、あと4着のインディチャンプが出走してきます。
このレースはかなりのスローペースでした。 スローの2番手から押し切ったダノンプレミアムは、展開に恵まれた感はあるものの、2番手で上り32秒2の脚を使ったというのは、そして後続に1馬身4分の1差をつけたというのは、かなり高い評価に値すると思います。
なので、今回はちょっと外枠とこんなにペースが緩むことはなさそうなので、絶対視までは禁物ですが、ダノンプレミアムもマイルであれば高い評価を与えて当然かな、と思います。
グァンチャーレは、スローで逃げただけなので、これは今回は厳しいのかな、という感じがしています。 であればですね、後ろでここの外目を回った分、4着に敗れてしまったインディチャンプの方が若干いいのかな、という感じがしています。
ですから、このレースに順番を付けると、ダノンプレミアムはちょっと抜けていて、その下にインディチャンプ。
グァンチャーレは、今回は買わなくていいのかな、という感じがしています。
京王杯スプリングカップ
最後は京王杯スプリングカップですね。 このレースからはロジクライが出走してきます。 ロジクライは好位を追走して、絶好位につけて直線を突き抜けるかなという感じだったんですが、前が開かずに3着でした。
なので、スムーズな競馬ならば勝っていた可能性まであるので、そういう意味では悪くない内容なんですが、今回外枠で好走するためには、アエロリットを行かせて楽に2番手というような展開の助けがないと、急激なメンバー強化では苦しいのかな、という感じがしています。
有力馬の分析
展開をお見せしながら解説いたします。まずですね、アエロリットの単騎逃げが濃厚だと思います。
いい枠を引きましたね。2番手にロジクライとか、あと6番のグァンチャーレ、10番のフィアーノロマーノ、そしてダノンプレミアムと。このあたりが行きますが、どれも絶対逃げたいというわけではないので、そういう意味ではかなりスローになる可能性が高いかな、と思っています。
ケイアイノーテック
展開をお見せいたしますと、1番のケイアイノーテックは、ちょっと厳しいでしょう。
アエロリット
単騎逃げ濃厚なので、この枠順で外から競られそうもないメンバーを考えると、この2強のアーモンドアイ、ダノンプレミアムを逆転する可能性が一番高いのは、実はこのアエロリットかな、という感じがしています。
サクラアンプルール
ちょっと距離が短いので、位置を置かれてしまうと苦しいんですが、埒沿いに寄ると走る馬なので、若干注意が必要かなと思います。
サングレーザー
サングレーザーも、これも埒沿いを走りそうなので、そういう意味ではチャンスがあるのかな、という感じがしています。
インディチャンプ
前回マイラーズカップで負けはしたものの、多少流れてですね、内で脚を溜められれば、可能性はあるのかな、という感じがしています。
6番は厳しい。
モズアスコット
モズアスコットは、去年展開に嵌った感じなので、ちょっと今回は厳しいかなという感じがします。
ステルヴィオ
これもですね、この枠順がどうかというところですけど、内に寄ることができれば若干チャンスがあるんですが、レーン騎手が上手く乗ればチャンスはあるかなと思います。
スマートオーディン
スマートオーディンは追い込み一手なので厳しいでしょう。
フィアーノロマーノ
フィアーノロマーノも、急激なメンバー強化なんですが、楽に2、3番手を追走できれば、チャンスはあるのかな、と思います。
11番、12番は厳しいですね。
ペルシアンナイト
ペルシアンナイトもですね、この枠順では厳しいいかな、という気がしています。
アーモンドアイ
力は抜けているので、これをどう見るかなんですけど、先週の前が全く止まらない馬場で単勝1倍台とかだとちょっとイヤだな、という感じはするんですが、やはり能力は一番というのは間違いないのかな、という感じがします。
ダノンプレミアム
これも外枠を引いてしまったんですが、先行できる脚質なので、馬場的にはアーモンドアイよりもいいかな、という感じはしますけど、ただこの馬もいつも好位のインかスローの2番手なので、外で1週回った場合に本当に人気ほどに固いかな、という感じがしています。
ロジクライ
ロジクライはですね、楽に2番手追走して、去年の秋に東京コースで勝った内容だけ走れば、チャンスはあるのかな、という感じがしています。
一応16頭、このように分析しております。
あとはですね、前週の馬場がどこまで続いてイン有利になるか。イン有利のままだと、波乱の波乱の可能性まであるのかな、というふうに思っております。
安田記念の無料会員の解説は以上です。また来週を楽しみにしていてください。
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以上、無料会員向けの解説動画でした。
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