ヴィクトリアマイル(G1)/東京競馬場/芝1600m/左/条件:サラブレッド系4歳以上牝馬/賞金:9000万円
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<解説動画テキスト版>
ヴィクトリアマイルですが、牝馬限定のフルゲート18頭ということもあって、まあ、人気もありそうということもあるんですが、大混戦模様なのかな、と。なので波乱の可能性まであるのかな、というふうに思っております。
ヴィクトリアマイル昨年レースの振り返り(2018年)
それでは過去のレースを順番に振り返っていきますが、一つ目が去年のヴィクトリアマイルですね。
このメンバーでは、4着のアエロリット、6着レッツゴードンキ、7着ソウルスターリングあたりを中心に見て行こうと思います。
4着のアエロリットですが、ちょっと行きたがっていたことと、楽に先行できなかったこともあって、3番手の外目から流れ込みを狙ったんですが、ゴール前ちょっと詰めが甘くなってしまっての4着、といった内容です。
ま、これですね、もうちょっとすんなり先行できれば粘り込んでいたと思うので、そういう意味では、悪くない内容なのかな、という感じがします。
で、レッツゴードンキは、1枠1番の絶好枠を引いて好位のインにいたんですが、伸びを欠いた、と。
今回外枠なので、今年はちょっと厳しいのかな、という感じがします。
あとソウルスターリングはですね、中団の馬群の真ん中を追走して、ギリギリと伸びたものの7着止まり。これもですね、ちょっと展開の助けが必要という評価でいいのかな、という感じがしています。
出走馬のステップレース
中山牝馬ステークス
次は中山牝馬ステークスですね。 このメンバーからは、勝ったフロンテアクイーン、あとノームコアとかですね、負けた馬もいるんですが、そこのあたりを中心に見ていこうと思います。
フロンテアクイーンはですね、ま、相手なりに走るんですが、中団の馬込の中で外に出したら、抜け出しての1着、と。
対してですね、この時1番人気のノームコアはですね、内で詰まって競馬にならなかったので、これは度外視可能かな、という感じがしています。
なので、元々の内容を考えると、このノームコアは、巻き返しがあってもおかしくないのかな、と。
あと、クロコスミアの評価がちょっと難しくてですね、インの3番手の絶好位を追走して直線、ちょっと前が詰まってしまったので、空いてれば、と思わせる内容だったので、今回も楽に先行できれば若干、チャンスはあるのかな、という評価です。
ダービー卿チャレンジトロフィー
次、ダービー卿ですね。
このメンバーからは、2着のプリモシーンが出走してきます。
プリモシーンなんですが、実はこれ、かなり展開に恵まれてですね、前がやりあった7番手をポツンと一頭で気分よく追走していたので、まあ、これだけ展開に恵まれて差し切れないのはちょっとどうかな、という感じなんですが、ただですね、相手が牡馬だったということを考えると、今回は牝馬限定なので、そこはちょっと注意が必要、と。
ただ、前回の内容だけで、1:31.7の時計と着順だけで人気になるのであれば、前回は展開に恵まれたので押さえかな、という感じもしております。
阪神牝馬ステークス
次、阪神牝馬ステークスですね。
このメンバーからかなり出走してくるんですが、このレ―スのポイントはですね、ダイアナヘイローが1000メーチル通過60.0秒の超スローペースで逃げています。
なので、2、3番手を追走したミッキーチャームとアマルフィコーストの2頭で決着した、というレースです。
で、勝った馬がですね、3番手を追走していますね。
アマルフィコーストは2着ですね。
なので、この1着、2着は行ったきり、と。
そして逃げたダイアナヘイローも4着に残っている、という感じですね。
あとミエノサクシードが、早めに押し上げての3着なので、これもちょっと前の残りの展開に恵まれたかな、と。
このままだと、前に行った4頭がそのままワン・ツー・スリー・フォーという感じなので、であればですね、逆に脚を余している組ですね。
例えばカンタービレであるとか、あとまあ、全く競馬にならなかったラッキーライラックあたりもですね、今回はやはり一番人気を裏切ってしまったんですが、当然、巻き返してきていいのかな、という感じがしています。
なので、このレースに関しては、超スローの前残りだったので、負けた組も一気に、展開次第では逆転があってもおかしくない、という評価でのかなと思います。
福島牝馬ステークス
最後、福島牝馬ステークスですね。
このメンバーからは、デンコウアンジュが出走してきます。
デンコウアンジュですが、着差は2馬身半と非常に強い競馬だったんですが、一つはやはり弱いメンバーに恵まれたことと、福島のですね、最終週あたりの外の差しが届く展開に恵まれた、と。
それで行っての1着なので、まあ、今回、先行馬が少ないメンバー構成なので、ちょっと押さえ程度かな、という感じがしています。
で、展開をお見せしながら解説をすると、実は今年のヴィクトリアマイル、逃げる馬がどれかわからないメンバー構成です。
横山ジョッキーなのでアエロリットが逃げるかなと思うんですが、クロコスミアも最近逃げないで、どちらかというと好位のインで抑える競馬をしている、と。
あと、ミッキーチャームあたりも前回、2、3番手からの競馬で成功していることを考えると、かなりゆったり流れる可能性の方が高いかな、と思っています。
なので、コース変わりも含めてですね、どちらかというと前に行く馬を注意しようと思っています。
内から見ていきますが、
アマルフィコースト
そうですね、ここ2回、スローの2番手でかなり展開に恵まれているので、まあ、好位のインの絶好位を走りそうなんですが、ちょっと通用するかな、という感じがしています。
なので、極端にインが有利な馬場のときだけ注意を払えばいいかな、という感じがします。
2番のレッドオルガ。
2走前ですね、インディチャンプとの0.1秒というのはかなり内容があるので、これも内で脚を溜められれば、若干注意が必要かな、という感じがしています。
クロコスミア
逃げればですね、もともとエリザベス女王杯2着がある馬なので、やはり先行力が生かせる展開になれば、前残りの展開では注意が必要、という感じですね、
ノームコア
これは前回、直線で全く不利があって追えていないので、もともと紫苑ステークス楽勝。
エリザベス女王杯もですね、内が有利な馬場で外を回った分5着ですが、内で脚を溜めればチャンスはあるのかな、と。
あとですね、絶好調のレーン騎手なので、そういう意味では注意が必要かな、という感じがしています。
5番のメイショウオワラは厳しいでしょう。
ラッキーライラックの前回は度外視可能。
で、二走前ですね、ウインブライト。
で、この中山記念のメンバー、牡馬のG1馬がかなり多く出ていたので、そういう意味では、巻き返し必死かな、という感じがしています。
ミッキーチャーム
前回スローの展開に恵まれたので、どうかなという感じはするんですが、今回も楽に先行できそうなので、前残りの展開のときには、注意が必要かな、という感じがします。
デンコウアンジュ
そうですね、これ、能力は通用するんですが、差しが届く展開にならなければいけないのと、あとやはり、今回先行馬が少ないので競らないのかな、とすれば、この差し脚質はちょっと厳しいかな、という感じがします。
プリモシーン
これも関屋記念勝ちがいいので、悪くはないんですが、ただやはり先程お話したように、ダービー卿に関しては展開に恵まれているので、ちょっと押さえ程度かな、という感じがします。
ミエノサクシードも、前回早めに押し上げた展開が功を奏した感じがあるので、買わなくていいでしょう。
アエロリット
ちょっと休み明けでどうかですが、ただですね、この馬、楽に逃げればかなり強い競馬をするので、毎日王冠のように楽に先手を取ればですね、押切りまであり得るのかな、という感じがします。
追い込み一手の12番、13番は厳しい、と。
あと14番レッツゴードンキも、今回は外枠なので厳しいかな、という感じがします。
カンタービレ
前回ですね、馬群の中で詰まって競馬ができなかったので、秋華賞3着、その前のローズステークス勝ちだけ走ればですね、今回も好走必至かな、という感じがしています。
ソウルスターリング、サウンドキアラの16番、17番あたりは厳しい、と。
フロンテアクイーン
これ、相手なりにいつも走るので崩れないんですが、ただ、この大外枠ではちょっとどうかな、という感じがしています。
一応ですね、このように18頭、分析しております。
あとですね、展開面が前はそんなに競らないぞ、ということと、もうひとつはコース変わりがどう出るかで、コース変わりで内側がちょっと出るような馬場になるとですね、本当に前と内しかこない、という展開もあり得るのかな、という感じがしていいます。
そのあたりも踏まえてですね、最終的な予想をしたいな、と思っています。
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