【 スプリンターズS2020予想】 過去データに関する質問にマスターが答えます！

馬場状態がフラットであれば、枠順や脚質で特に有利不利はないコースです。そのため、馬場状態や展開が結果に大きな影響を与えます。

Q1でも述べたように、馬場状態がフラットであれば、内枠がプラスになることはありません。ただし、馬場がイン有利となるようであれば、内枠がプラスになります。なお、先週は、雨の影響もあったため、フラットでした。

G1のスプリント戦で出走する馬は一線級のため、なかなか止まりません。そのため、先行馬が有利という傾向が出ています。なお、去年は、イン有利の馬場だったため、モズスーパーフレアが逃げ粘りましたが、今年は馬場状態次第では去年より厳しい競馬になる可能性があると思います。

今の競馬は、外厩が非常に進化しており、かなり仕上がった状態で入厩します。更に、ノーザンファーム生産馬の一人勝ちという状態が続いております。そのため、天栄で仕上げた馬が好走することが多いだけです。天栄仕上げの馬は重賞になるとたくさんいますし、能力が足りない馬がそれだけで好走するわけではないので、考慮する必要はないと思います。

セントウルステークスの１着馬は、半数が馬券外となっているという見方もできますが、裏返すと半数も馬券になっているということです。そのため、セントウルステークス１着馬が駄目ということはありません。ここ最近は、皐月賞などクラシックですらぶっつけで勝つ馬が出ているように、ステップレースに対する考え方が大きく変化しております。そのため、このようなデータはあまり参考になりません。なお、ダノンスマッシュは、中２週であれば、問題なく能力を発揮できると思います。

馬場は生き物なので、変わることはありますが、これまでの競馬を見る限り、激変して高速馬場になる可能性は少ないと思います。