皐月賞(GⅠ)/中山/定量/2000m(右・芝)
皐月賞の解説
こんにちは、予想屋マスターです。
今週は第79回皐月賞についてお話したいと思います。
皐月賞ですが、ちょっとまだ枠順発表前なのでフルゲートなのか分からないのですけども、たぶん18頭フルゲートになるのではないかなと思っております。
休み明けのサートゥルナーリアが断然の一番人気になりそうで、そこに2歳チャンピオンのアドマイヤマーズと、ダノンキングリーが続くといった人気になるのかなというふうに思っております。
ホープフルステークス
それでは過去のレースを順番に振り返っていきますが、1つ目がホープフルステークスですね。
このメンバーからは上位3頭ですね、サートゥルナーリア、アドマイヤジャスタ、ニシノデイジーあたりが出走してくると。
このレースなんですが、かなりスローペースでした。
それもですねサートゥルナーリアが馬なりのまま逃げをうってしまうんじゃないかというくらい抜群の手応えのまま先行して、コスモにいかせてインの3番手に控えたと。
ここから楽に抜け出しての1着なんですが、まあ楽勝というのもあるんですが、確かにインの3番手の絶好位を走っていたという展開面の恵まれもあったにせよ、4コーナーでちょっと前が狭くなったところをこじ開けて、さらに突き抜けてからも余裕のある勝利という意味では、着差以上に強い内容で、また先行力もありますので、そういう意味では今回の皐月賞でも人気になって当然かなという感じがしています。
ただちょっとメンバーが、2着のアドマイヤジャスタが次すみれステークスで敗れているように、どこまでホープフルステークスのメンバーを重視していいかなというところが分かれるのかなというところですね。
サートゥルナーリアはこのメンバーでは抜けていて、アドマイヤジャスタはスローの2番手の流れに恵まれたと。
ニシノデイジーが内でちょっとつまった感じがあるので、スムーズだったら2着争いにもっと迫っていたのかなという感じがしています。
なのでこのメンバーですね、サートゥルナーリアをかなり重視すればいいのかなと思っています。
共同通信杯
次ですね、共同通信杯ですね。
このメンバーからはダノンキングリー、アドマイヤマーズ、あと離されたクラージュゲリエの3頭が出走してくると。
先行馬がまったくいないレースで、楽に2歳チャンピオンのアドマイヤマーズが逃げたんですね。
ただですね、それを3番手のインの展開に恵まれたにせよ楽勝したのがダノンキングリーですね。
ダノンキングリーが内から突き抜けたにせよ、2歳チャンピオンを1馬身1/4差をつけたというのは、かなり強い内容だったのかなという気がしています。
上がりも32.9の上がりを使っているので、非常に強い内容だったと見ていいのかなと思います。
あとクラージュゲリエがここで3着なんですが、まあ上位2頭から4馬身差ということを考えると、今のところは一線級を相手にすると厳しいのかなという評価でいいと思っております。
すみれステークス
次ですね、すみれステークスですね。
このメンバーからはサトノルークス、2着のアドマイヤジャスタが出走してくると。
サトノルークスはスローの2番手ですね、これで押し切ったといった内容なので、これは展開に恵まれた感も強いのかなという感じがします。
一方アドマイヤジャスタがですね、ちょっと外目を回らされたにせよ、なんとか2着といった内容だったので、それをどう評価するかというのが難しいのかなという感じがしています。
なのでアドマイヤジャスタがこのくらいと考えると、ホープフルステークスのメンバーのレベルはどうかなという感じにはなるんですが、このときはサトノルークスがかなり楽に先行する展開に恵まれたので、そういう意味では着差ほど気にする必要はないんですが、サトノルークスは能力的に底を見せていないので今回注意が必要なのと、このレースから言えるのはアドマイヤジャスタがこんなもんだと、ホープフルステークスどうなのかなとちょっと考えなきゃいけないなというところですね。
弥生賞
次ですね、弥生賞ですね。
これ結構上位出走してくるんですが、これかなり大波乱になったレースですね、10頭ダテにもかかわらず。
この日ですね、かなり雨が降ったこともあって、外差しが有利な馬場になっていました。
なので先行した内側通った馬が、総崩れになって波乱になったというレースです。
それを差したのがメイショウテンゲンであるとか、シュヴァルツリーゼ、ブレイキングドーンなんですが。
まあこれ一つ言えるのは、勝ったメイショウテンゲンが道悪適正に助けられたとはいえ1馬身半の差を2着以下につけていると。
メイショウテンゲンがその前きさらぎ賞で、これも外を回ったにせよ5着と、その前未勝利を勝つのに、展開が向かなかったにせよ時間を要している馬が勝ったということを考えると、このメンバーではメイショウテンゲンが一番強かったんですが、それがそのくらいのレベルと考えると、弥生賞組はレベルが低いのかなという感じがしています。
逆に好位のインを追走して、この2番ですね、直線も伸びを欠いたニシノデイジーの方が、このメンバーでは一番いいのかなという感じなので、ニシノデイジーが内枠を引いてロスのない競馬ができれば巻き返すかなくらいで、あんまり弥生賞組は評価したくないなというのが一つですね。
若葉ステークス
次ですね、若葉ステークスですね。
このメンバーからはヴェロックスが出走してくると。
ヴェロックスはですね、3番手から押し切っての1着ということですね。
なのでこれまあ評価が分かれるんですが、一つはメンバーが弱かったということと、ただこの勝ちっぷりはかなり強かったので、その前の東京スポーツ杯4着のときも外目を回らされた分の4着とかですね、負けてる内容が2戦とも悪くないので、そういう意味ではですね、若葉ステークス組のレベルはちょっと微妙ですが、それなりに高い評価を与えた方がいいのかなという感じがしています。
スプリングステークス
最後ですね、スプリングステークスですね。
どうもエメラルファイトが出走を回避しそうなんですが、エメラルファイト自体は先行馬をいかせた5番手くらいのぽつんとインにいて、早めに外に出しての1着なので、そういう意味ではですね、負けたファンタジストの方が強いという意味で、スプリングステークス組ではファンタジストを重視すればいいかなという感じがします。
あと4着のタガノディアマンテもここにいて4着なので、ファンタジストがこのクラスで、このスプリングステークス組では上位なんですが、ただですねやっぱりそうやって見ていくと、ファンタジストがその前朝日杯で4着でアドマイヤマーズに差をつけられていると。
アドマイヤマーズがダノンキングリーに差をつけられていることを考えると、比較ではダノンキングリーが一番上で、その下がアドマイヤマーズという評価が正しいのかなという感じがしています。
展開はまた明日解説するんですが、一応今こういう形で、過去のレースと能力を分析しています。
今お話したようにですね、基本的にはまずサートゥルナーリアが3戦とも楽勝なんですが、ただレースのレベルがどうかなというところが一つのポイント。
あとやはり無敗の2歳チャンピオンになったアドマイヤマーズがそこそこ強くて、それを楽に差しきったダノンキングリーが人気だけども上位になってくると。
ただ今年の3歳勢はかなりステップレースが波乱のレースが多かったように、大混戦模様でもあるので、かつサートゥルナーリアが出てないといえば出てないのですが、この馬があんまり速いペースの競馬を経験していないので、そこらへんによっては波乱の可能性もあるのかなと。
あとは馬場と枠順を見てですね、最終的なまた明日解説をしたいなというふうに思っております。
皐月賞の解説は以上です。
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