ローズステークス(G2)/阪神競馬場/芝外1800m/右/条件:サラブレッド系3歳牝馬/賞金:5000万円

有料会員向けの 『後編(買い目について)』『馬場について』の解説動画につきましては、その週の有料予想配信・配信対象者様が、配信カレンダーより閲覧が可能です。
<動画テキスト版>
こんにちは、予想屋マスターです。
今週はローズステークスについてお話をしたいと思います。
ローズステークですが、デアリングタクトがですね、3歳牝馬ではちょっと力が抜けているんですが、それの挑戦権を賭けたレースなのかなというふうに思っております。
【2020 ローズステークス】各過去レースの分析
それでは過去のレースを順番に振り返っていきます。
フローラステークス
このメンバーからはですね、3着のフアナが出走してくると。
フアナなんですが、スタートでちょっと出負けしたことと、やはり府中の2,000mは外枠不利ということもあって、かなり不利があったんですが、好位の馬混みの中に潜り込ませて、ゴール前よく迫ってたんですが、クビ差の3着と。
勝ったウインマリリン辺りがですね、そこそここの後も通用してることを考えると、この3着はかなり価値があるのかな、という感じがしています。
なので、オークスはパスはしているんですが、この一線級に入っても、スタートさえ互角ならば通用してもおかしくないということで、今回も高い評価が必要かなという感じがします。
前回は(2020.08.15 3歳以上1勝クラス)僅差で1着だったんですが、2着の馬も強かったですし、時計も悪くないので、下馬のようにも見えますが、今回も要注意の1頭かなと思っております。
スイートピーステークス
このメンバーからはデゼルが出走してくるんですが、デゼルは後方の馬混みの中、直線1頭だけ次元の違う脚で差しきっての1着、といった感じでした。
ペースも遅かったので、追い込みの馬が2.3着に来てるので、差しが届いてるのかなって感じもしたんですが、レース内容を見ると、かなりスローペースでまとめて差し切って2馬身近い差をつけたのは、強い内容だったのかなという感じがしています。
ただレース内容は強いんですが、ただメンバーがちょっとやはりこのスイートピーステークス組は次走凡走している馬が多いので、その辺りでレースのレベルが低かったかな、って感じも若干否めないといったレースです。
オークス
このメンバーからはですね、4着のリアアメリアから見ていきますが、リアアメリアはですね、中団の馬混みの中を追走して、直線外に出して4着といった内容です。
デアリングダクトが力が違ったんですが、2.3着馬がですね、人気のなかった離れた2番手を追走したウインマリリンで、好位のインのウインマイティーといった人気薄の2頭が来たように、このオークスの日はインコースがかなり有利でした。
それをですね、外から追い込んでの4着は、かなり価値があるのかなという感じがしています。
なので今回ですね1枠1番を引いたので、位置を下げすぎなければ、好走する可能性がかなり高いのかなという感じがしています。
あとですね、下の方にいるんですが、9着のリリーピュアハートは後方の内で脚を溜めて直線も内目をすくっているので、ロスのない競馬をしての9着なので、これはちょっとレース内容的にどうかなという感じがします。
デゼルはこの時人気で敗れてしまったんですが、1枠1番だったんですが行き脚がつかない分早めに外に持ち出したんですが、やはり外の伸びない馬場ということもあって、11着に敗れて人気を裏切ってしまった、といった内容ですね。
なので中京コースならもうちょっと走ってもおかしくないのかな、という感じがします。
ウーマンズハードもこのこの中団を追走しての12着で見せ場があまりないですね。
クラヴァシュドールがですね、ちょっと負けすぎなんですが、ちょっと距離が長かったかな、という感じがします。
なのでこのレースだけ見るとですね、リアアメリアがちょっと抜けていて、オークス組はちょっと離れると、デゼルが切れ味勝負になればもうちょっと走ってもおかしくないのかなという感じだと思っています。
阪神の1勝クラス(2020.6.28)
このメンバーからはですね、セウラサーリ、好位のインを追走して、直線は内目を抜け出して1着と、スローな展開に恵まれたのかなという感じがします。
オーマイダーリンが最後方から直線外に出したんですが、届かず2着といった内容です。
まあもうちょっとですね、今回はペースが上がりそうなので、オーマイダーリンが逆転する可能性は高いかなと思ってるんですが、果たしで重賞でどこまで通用するか、っていうところががポイントになってくるのかなと思っています。
【2020 ローズステークス】展開予想と全頭解説
展開をお見せしながら解説をすると、4番ヤマニンプティパが逃げるかなと思ってるんですが、まあそうですね意外と早いのが8枠のオープンとか短距離を使ってる17番エレナアヴァンティ辺りも早いので、逃げ馬は流動的なんですが、ただやはりステップレースの2,000Mなので、ペースは落ち着く可能性がかなり高いかなと思ってます。
なので穴を開けるとしたらちょっと前残りの展開には注意すべきかなと思っています。
内から見ていきます。
1番リアアメリア
アルテミスステークスで大楽勝して、 阪神ジュベナイルFでは断トツ1番人気を裏切ってしまったんですが、実は阪神ジュベナイルFと桜花賞共にですね、かなりインコースが有利な馬場で、ちょっと能力を発揮できなかっただけ、とみればですね、ホークスの4着は先ほどお話したように強かったので、今回1枠1番なので、外を回り過ぎないってこともも加味すると、かなり好走する可能性高いのかなというふうに思っております。
2番フィオリキアリ
フィオリキアリはですね、インの3番手を追走して展開に恵まれてどこまで、といった感じだと思います。
ただ前回(2020.8.29 西海賞)もですね、離れた2番手を追走しての展開に恵まれたので、本当にこの前残りの展開になるかどうかがポイントと思っています。
3番フアナ
前回も強いですし、フローラSも強い内容なので、かなり高い評価を与えた方がいいかなと思います。
ルメール騎手なので人気になるとは思うんですけどね。
4番ヤマニンプティパ
逃げてもちょっと止まるかなと思っています。
5番リリーピュアハート
先ほどお話したように、オークスは内をうまくすくった感じがあるので、オークス9着はこのメンバーに入れば上位、という見方も出来るんですが、押さえ程度の評価かなと思っています。
6番セウラサーリ・7番ウーマンズハート・8番オーマイダーリン
ちょっと厳しいかなと思ってます。
8番オーマイダーリンも追い込み競馬になればと思うんですが、そんなにペースが上がらないかなと思っています。
9番クラヴァシュドール
オークスがちょっと見せ場なさすぎたんですが、元々阪神ジュベナイル、桜花賞で掲示板確保、チューリップ賞もマルターズディオサに次いでの2着で着差なし、ということを考えると、マルターズディオサが先週紫苑ステークスで勝っているので、巻き返しがあってもおかしくないのかなという感じがしています。
10番アブレイズ
フラワーカップのようにすんなり流れに乗れれば、多少注意は必要かなと思っています。
11番アカイイト・12番チャイカ・13番ムジカ・14番シャレード
厳しいですね。
15番デゼル
オークスの内容を見ると一線級相手にはどうかなと思うんですが、やはりメンバーが落ちて、スイートピーステークスのような脚を使えればチャンスはあるのかなというふうに思っております。
16番シャムロックヒル・17番エレナアヴァンティ・18番ラインオブダンス
ちょっと厳しいですね。
18頭、このように分析しております。
もうちょっと人気どころがですね、それぞれ強いかなという感じがしてるので、馬券的にはそんなに妙味がないような感じもするんですが、ただこの後の秋華賞戦線をうらなう意味でも注目の1戦なのかなと思っております。
以上、ロースステークスの無料会員の解説は以上です。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
ローズステークスの記事一覧


