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2012/02/26 2016/08/19

【 中山記念2012予想】 フェデラリストが4連勝で中山記念を制す

出走日:2012年03月04日(日)
中山記念(GⅡ)/中山/別定/1800m(右・芝)

第86回中山記念の結果(2012年)は、
断然人気のトゥザグローリーが10着に敗れ、
3番人気のフェデラリストと7番人気のシルポートの2頭で結果し、
波乱となった。

競馬理論は3連勝中の勢いに高い評価を与えつつも、
ダンスパートナーの子という血統的な背景で過剰に人気になる点を考慮し、
第86回中山記念の結果(2012年)では
フェデラリストを押さえ評価にとどめてしまった。

レースでは、フェデラリストは中団の内目を追走し、
4コーナーでも抜群の手応えだったものの、
前が開かず仕掛けが送れてしまい、
大逃げを打ったシルポートからは大きく離されてしまった。

しかしながら、
フェデラリストは直線で前が開くと
最内から一頭だけ次元の違う脚を披露し、
シルポートをゴール寸前で捉えて、
第86回中山記念の結果(2012年)を制覇した。

フェデラリストの第86回中山記念の結果(2012年)の勝利は、自分の競馬に持ち込んだシルポートを差し切ってのものであり、前残りの馬場を考慮すると、高い評価が必要である。
しかし一方で、インが極端に有利な馬場でのコースロスのない競馬に恵まれたものと見ることもできる。

よって中山記念後の重賞戦線(2012年)においても、
能力的に底を見せていないフェデラリストに高い評価を与えるべきだが、
過剰に人気になるようであれば絶対視すべきでない
とも競馬理論では判断している。

一方、第86回中山記念の結果(2012年)の2着には
シルポートが逃げ粘った。

競馬理論は、開幕週の馬場で1枠からの逃げという
アドバンテージを考慮しつつも、近況が酷すぎるため、
シルポートを軽視してしまった。

レースでは、シルポートは1枠を生かして注文通り先手を取り、
大逃げの展開に持ち込んだ。

その後4コーナーでも後続に大きな差をつけて逃げきり大勢だったが、
ゴール寸前でフェデラリストに差されてしまい、2着止まりであった。

シルポートの第86回中山記念の結果(2012年)の2着は、極端にイン有利な馬場が幸いしノーマークでの大逃げを打てたというほどのものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって中山記念後の重賞戦線(2012年)、
第86回中山記念の結果(2012年)の2着だけで
シルポートを過大評価すべきでない。

ただし、シルポートは必ず先手を取るので、
イン有利の馬場や極端に先行馬が少ないレース、
第86回中山記念の結果(2012年)の再現もあり得ると
競馬理論では判断している。

ところで第86回中山記念の結果(2012年)の3着には、
4番人気のリアルインパクト(岩田康)が入った。

競馬理論は展開面を重視して、
インの3番手の絶好位を走る可能性が高い
リアルインパクトを本命に予想した。

レースでは、
リアルインパクトは先行馬2頭から離れた3番手のインを追走。
直線で外に持ち出されたものの、しかし思ったほど伸びず、
結果3着を確保するのが精一杯であった。

リアルインパクトの第86回中山記念の結果展開面を重視しての3着は、イン有利の馬場で絶好となるインの3番手を追走してのものであり、休み明けのプラス10キロという馬体を考慮しても、非常に残念なレース内容であった。

よって中山記念後のレース(2012年)、
安田記念馬ということでそれなりに人気となる
リアルインパクトに高い評価を与えるべきでない
と競馬理論では判断している。

一方、第86回中山記念の結果(2012年)で
単勝1.9倍と断然人気のトゥザグローリーは、
10着と人気を裏切ってしまった。

競馬理論は、
好位のインを走った時に最大限の能力を発揮する馬が
外枠を引いたこともあり、
人気ほどの信頼感はないと判断して
トゥザグローリーの評価を下げた。

レースでは、トゥザグローリーは後方の外目を追走し、
直線でも大外に持ち出されたが、
しかしその後まったく伸びず結果10着と惨敗を喫してしまった。

トゥザグローリーの第86回中山記念の結果(2012年)の10着は、道悪の影響及びイン有利の馬場で外を回らされてしまったものであり、度外視可能である。

よって中山記念後のレース(2012年)、
トゥザグローリーの巻き返しに注目すべきである。

ただし、トゥザグローリーが最大限に能力を発揮できるのは
好位のインを追走する競馬ができた時なので、
トゥザグローリーには枠順や展開を考慮した評価を与えるべきと、
競馬理論では判断している。

以上のように、
第86回中山記念の結果(2012年)は雨と、
それから開幕週で極端に外が伸びない
馬場が大きな影響を与えたため、
内枠同士での結果となった。

よって、第86回中山記念の結果(2012年)に
出走したメンバーを評価する場合には、
イン有利の馬場であったこと、それから、
それぞれの馬のコース取りをきちんと考慮して、
判断して頂きたい。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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