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2016/11/24 2017/06/30

【 マイルCS2016予想】 ミッキーアイルが逃げ切って久々のG1制覇

出走日:2016年11月27日(日)
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)

マイルチャンピオンシップ(2016年)は、人気が割れて混戦模様であったが、3番人気のミッキーアイル(浜中俊)の逃げ切りで幕を閉じた。
レースでは、ミッキーアイルは、好スタートを切ると楽にハナに立った。
そして、ミッキーアイルは、直線に向くとネオリアリズムに一旦は並ばれたが、ゴール前で突き放し、マイルチャンピオンシップ(2016年)を制覇した。
ミッキーアイルのマイルチャンピオンシップ(2016年)の勝利という結果は、前残りの展開に恵まれた上に、ゴール寸前で外にヨレて他馬に迷惑をかけてのものであり、後味の悪いものとなってしまった。
よって、今後の短距離重賞戦線の競馬予想においては、ミッキーアイルの逃げ粘りに常に注意を払うべきだが、マイルチャンピオンシップ(2016年)馬というだけで過大評価は禁物である。

一方、マイルチャンピオンシップ(2016年)では、2番人気に推されたイスラボニータ(ルメール)が2着に入った。
イスラボニータは、好位を追走し、直線で外に持ち出されると、一完歩ずつ差を詰めたが、ミッキーアイルにアタマ差だけ届かず、2着止まりであった。
イスラボニータのマイルチャンピオンシップ(2016年)の2着という結果は、前残りの展開で且つ外を回らされた分だけ届かなかったが、負けて強しの内容であった。
よって、今後のG1戦線の競馬予想においては、イスラボニータが久々の勝利を収めてもおかしくないと判断すべきである。

一方、マイルチャンピオンシップ(2016年)では、7番人気のネオリアリズム(ムーア)が3着に粘り込んだ。
ネオリアリズムは、逃げるミッキーアイルをピッタリとマークする2番手からレースを進めた。
そして、ネオリアリズムは、直線で一旦はミッキーアイルを交わしそうになったが、ゴール前で突き放されてしまい、3着止まりであった。
ネオリアリズムのマイルチャンピオンシップ(2016年)の3着という結果は、札幌記念以来の競馬で且つ初のマイル戦であったことを考慮すると立派だが、前残りの展開に恵まれたと見ることもでき、評価は難しい。
よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、札幌記念のように逃げて後続に脚を使わせる展開に持ち込めるようであれば、ネオリアリズムの逃げ切りの可能性が高まると判断すべきである。

一方、1枠の2頭ディサイファ(武豊)とサトノアラジン(川田将雅)は、直線で大きな不利を受けて敗れてしまったものであり、マイルチャンピオンシップ(2016年)は度外視可能である。
よって、マイルチャンピオンシップ(2016年)以降の重賞戦線の競馬予想においては、ディサイファ及びサトノアラジンの巻き返しにも注意を払うべきである。

以上のように、マイルチャンピオンシップ(2016年)は、ミッキーアイルの逃げ切り勝ちで決着した。
しかしながら、マイルチャンピオンシップ(2016年)は、前残りの展開と直線でのアクシデントで有力馬が能力を発揮できなかったものであり、マイルチャンピオンシップ(2016年)組は展開次第で大きく着順が入れ替わりそうである。
競馬理論のファンの方は、このことを頭に入れて、次走以降におけるマイルチャンピオンシップ(2016年)組に評価を下して頂きたい。

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この記事を書いた人
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