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【マイルCS】
作成日: 2023/11/13 更新日: 2023/11/17

記事と併せて動画もご覧ください

マイルCS(2023)出馬表とMI値

出走日: マイルチャンピオンシップ(GⅠ)/京都/定量/1600m(右・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
7/27(土)7/28(日)アイビスSD・クイーンS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
小倉
中京記念
※※※※※※※※※※※※
福島
フラットややイン有利ダートが先週と異なり内有利
24/7/21 10:09更新
札幌
フラットフラット開幕週もフラット
24/7/21 10:09更新

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イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

マイルチャンピオンシップ。1984年、中央競馬にグレード制が導入された際、短距離路線の番組体系が整備された。この時、1マイルのチャンピオン決定戦として春は既設重賞の安田記念がGIに指定され秋は本競走がGIとして新設された。これによりマイル戦線の春秋2冠体制が確立され、現在に至るまで施行条件、時期などの変更は行われていない。

また当初はマイラーズカップが秋に移動して格上げの予定であり主催者から馬主サイドへ示されていたが、直前になって新設重賞となった経緯がある[1]。

過去には最も荒れないグレードワン(創設から1994年までは1番人気の連対率は100%だった)と言われたが1995年は1番人気のビコーペガサスが4着に沈んでレース史上初めて連対を外し、16番人気のメイショウテゾロが2着に突っ込み馬連は10万馬券の大波乱となった。2000年には13番人気のアグネスデジタルが優勝したことや2002年には当時のGIレースの配当金のレコード(三連複:379390円)を更新したことなどここ最近は荒れるケースも多く見られ、かつての「荒れないレース」というイメージはかなり薄らいでいる。しかし、近年はダイワメジャーが連覇(2006年、2007年:いずれも1番人気)するなどやや落ち着きつつある。また関西主場開催のGIにしては珍しく関東馬の活躍も多い。

1998年から外国馬の参戦が可能となり、2003年に初めて外国馬が参戦した。2004年から国際グレードワンレースに指定された。

2008年からはジャパン・オータムインターナショナルシリーズに指定される。また、一定の実績を持って参戦した外国調教馬が3着以内に入着した場合に褒賞金が支給される制度がある[2]。

現在の優勝レイの配色は緑色の地に金色の文字となっている。

昨年マイルCSの結果とMI値

開催日:2023/11/19

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
116ナミュール8245601:32.5810
0
1
0
21ソウルラッシュ8255801:32.5810
0
1
0
35ジャスティンカフェ8155801:32.6800
0
1
0
47エルトンバローズ7935701:32.7790
0
0
0
56ダノンザキッド7955801:32.8780
0
1
0
615イルーシヴパンサー7955801:32.8780
0
1
0
79シュネルマイスター7955801:32.9770
0
2
0
811セリフォス7845801:32.9770
0
1
0
912レッドモンレーヴ7745801:33.0760
0
1
0
104エエヤン6935701:33.7690
0
0
0
112ビーアストニッシド6845801:33.8680
0
0
0
128ソーヴァリアント6855801:33.8680
0
0
0
133ダノンスコーピオン6645801:34.0660
0
0
0
1410マテンロウオリオン6445801:34.2640
0
0
0
1514バスラットレオン6055801:34.6600
0
0
0
1613セルバーグ5845801:34.8580
0
0
0
展開図はありません
マイルCS(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート18頭に対して16頭の出走登録馬があった秋のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップ(2023年)の予想について解説する。

 

安田記念を連覇したソングラインこそブリーダーズカップマイルへの挑戦で不在だが、それ以外は現在のレベルの高いマイル戦線のトップクラスが揃っており、混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、マイルチャンピオンシップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

毎日王冠組

1着のエルトンバローズ(西村淳)・3着のシュネルマイスター(ルメール)・7着のジャスティンカフェ(坂井瑠星)・8着のエエヤン(ミルコ・デムーロ)の合計4頭が出走登録している。

 

エルトンバローズ

毎日王冠の勝利という結果は、ソングライン及びシュネルマイスターを破ったことは立派だが、好位のインを追走して抜け出す展開、そして何よりも、ソングライン及びシュネルマイスターが直線で前が塞がって仕掛けが遅れたことに恵まれただけである。

 

また、エルトンバローズは、ラジオNIKKEI賞も制しているが、開幕週のイン有利のトラックバイアスでインの3番手の絶好位を追走する展開及びレーベンスティールの仕掛け遅れに恵まれてのものである。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、4連勝中で能力的に底を見せていない点を考慮しても、エルトンバローズに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

シュネルマイスター

毎日王冠の3着という結果は、後方追走で直線では内で詰まってしまい、残り200mでは最後方まで下げながらも、ハナ+ハナ差の3着まで追い込んでおり、安田記念馬ソングラインすらも大きく上回る非常に強い内容であった。

 

なお、シュネルマイスターは、今年の安田記念では位置取りを下げすぎて3着、去年の安田記念でも直線でスムーズに前が開いていれば差し切っていたと思われる内容での2着であり、マイル戦線ではトップクラスの能力を秘める。

 

また、シュネルマイスターは、去年のマイルチャンピオンシップで1番人気ながらも5着に敗れているが、馬群の真ん中の厳しい位置取りで直線でもスムーズな競馬ができなかったため、度外視可能である。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、シュネルマイスターが去年の雪辱を果たす可能性も高いが、脚質的に前が詰まる可能性や脚を余す可能性も考慮すべきでもある。

 

ジャスティンカフェ

毎日王冠の7着という結果は、最後方追走でそれなりには脚を使ったが、特段目立った伸び脚ではなく、出遅れを加味しても残念な内容であった。

 

なお、ジャスティンカフェは、エプソムカップで重賞初制覇を飾ったが、G1戦線の直後のレースで一線級不在のメンバー構成に恵まれた。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、ジャスティンカフェに高い評価は不要である。

 

エエヤン

毎日王冠の8着という結果は、離れた3番手追走から包まれないように早めに外に持ち出されながらも全く伸びず、力負けであった。

 

なお、エエヤンは、ニュージーランドトロフィーを制しているが、今年の3歳世代の春のマイル戦線は古馬相手で通用しておらず、低調なメンバーに恵まれた感が強い。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、エエヤンに高い評価は不要である。

 

安田記念組

2着のセリフォス(川田将雅)が出走を予定している。

 

セリフォス

安田記念の2着という結果は、好位のインから抜け出しを狙う競馬でソングラインにこそ力負けであったが、シュネルマイスターの追い上げを凌ぎきった。ただし、スローペースを考慮するとレース内容としてはシュネルマイスターより若干見劣る。

 

一方で、セリフォスは、去年のマイルチャンピオンシップを後方から上がり33秒0の脚で2着のダノンザキッドに1馬身以上の差をつけてまとめて差し切っており、マイル戦線ではトップクラスの能力を示した。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、セリフォスが去年の脚を使えるようであれば連覇の可能性が高いと判断すべきである。

 

京成杯オータムハンデキャップ組

1着のソウルラッシュ(モレイラ)が出走登録している。

 

ソウルラッシュ

京成杯オータムハンデキャップの勝利という結果は、59キロのトップハンデを考慮すると立派だが、開幕週のイン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれたものでもある。

 

なお、ソウルラッシュは、G2やG3では常に好走を繰り返しているが、G1になると通用しておらず、若干能力不足の感が否めない。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、モレイラ騎手騎乗で人気になることをも考慮すると、ソウルラッシュには押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

富士ステークス組

1着のナミュール(ムーア)・2着のレッドモンレーヴ(横山和生)・3着のソーヴァリアント・4着のイルーシヴパンサー(岩田望)5着のマテンロウオリオン(横山典弘)の合計5頭が出走を予定している。

 

ナミュール

富士ステークスの勝利という結果は、後方の内目で脚をため直線で馬群を割って抜け出させたモレイラ騎手の好騎乗によるものだが、2着に1馬身以上の差をつけており、能力さえ発揮できればG1でも通用する能力を示した。

 

なお、ナミュールは、ヴィクトリアマイル及び安田記念で惨敗を喫しているが、不利を受けて能力を発揮できなかったものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。

 

ただし、ナミュールは、クラシック3冠で勝ちきれなかった上に、4歳牝馬世代のレベルがそこまで高くなかったことも確かである。

 

よって、マイルチャンピオンシップにおいてナミュールが好走するためには、展開やトラックバイアスの助けが必要と判断すべきである。

 

レッドモンレーヴ

富士ステークスの2着という結果は、後方外目追走から直線も大外から追い込んだが、ナミュールには届かなかった。

 

ただし、コース取りの差を考慮すると、着順ほどは能力差がない。

 

一方で、レッドモンレーヴは、安田記念で6着に敗れており、レース内容も後ろからシュネルマイスターに差し込まれてしまったことを見ても、力負けであった。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、レッドモンレーヴに高い評価は不要である。

 

ソーヴァリアント

富士ステークスの3着という結果は、距離短縮がプラスに働いたが、上位2頭には大きく離されてしまった。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ソーヴァリアントに高い評価は不要である。

 

イルーシヴパンサー・マテンロウオリオン

富士ステークスのレース内容は見所がなかった。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、イルーシヴパンサー及びマテンロウオリオンに高い評価は不要である。

 

宝塚記念組

13着のダノンザキッド(北村友一)が出走を予定している。

 

ダノンザキッド

宝塚記念の13着という結果は、マイル戦線よりレベルの高いメンバー構成及びハイペースの前崩れの展開で潰れてしまっただけであり、度外視可能である。

 

なお、ダノンザキッドは、3年近く勝利から遠ざかっているが、去年のマイルチャンピオンシップで2着、今年の大阪杯で3着とG1でも通用する能力を示している。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、実力の割にいつも人気にならないダノンザキッドにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

以上のように、競馬理論の予想では、マイルチャンピオンシップに出走を予定している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、マイルチャンピオンシップ(2022年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

ハンデ

2022

1

10

セリフォス

3

6

レーン

56

2

3

ダノンザキッド

4

8

北村友

57

3

6

ソダシ

4

2

吉田隼

55

2021

1

12

グランアレグリア

5

1

ルメ

55

2

3

シュネルマイスター

3

3

横山武

56

3

13

ダノンザキッド

3

5

川田将

56

2020

1

4

グランアレグリア

4

1

ルメ

55

2

8

インディチャンプ

5

3

福永祐

57

3

7

アドマイヤマーズ

4

5

川田将

57

2019

1

5

インディチャンプ

4

3

池添謙

57

2

14

ダノンプレミアム

4

1

川田将

57

3

7

ペルシアンナイト

5

6

マー

57

2018

1

1

ステルヴィオ

3

5

ビュ

56

2

2

ペルシアンナイト

4

3

デム

57

3

3

アルアイン

4

4

川田将

57

2017

1

18

ペルシアンナイト

3

4

デム

56

2

11

エアスピネル

4

2

ムー

57

3

4

サングレーザー

3

7

福永祐

56

2016

1

16

ミッキーアイル

5

3

浜中俊

57

2

8

イスラボニータ

5

2

ルメ

57

3

15

ネオリアリズム

5

7

ムー

57

2015

1

16

モーリス

4

4

ムー

57

2

10

フィエロ

6

2

デム

57

3

5

イスラボニータ

4

1

蛯名正

57

2014

1

12

ダノンシャーク

6

8

岩田康

57

2

8

フィエロ

5

3

福永祐

57

3

3

グランデッツァ

5

9

秋山真

57

2013

1

5

トーセンラー

5

2

武豊

57

2

4

ダイワマッジョーレ

4

3

蛯名正

57

3

13

ダノンシャーク

5

1

福永祐

57

 

出走登録馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

セリフォス

4

安田記念(G1)2

ソーヴァリアント

5

富士S(G2)3

シュネルマイスター

5

毎日王冠(G2)3

安田記念(G1)3

イルーシヴパンサー

5

毎日王冠(G2)4

ソウルラッシュ

5

京成杯オータムH(G3)

1

安田記念(G1)9

マテンロウオリオン

5

毎日王冠(G2)5

安田記念(G1)11

ナミュール

4

富士S(G2)1

安田記念(G1)16

ダノンザキッド

5

宝塚記念(G1)13

エルトンバローズ

3

毎日王冠(G2)1

ビーアストニッシド

4

カシオペアS(L)10

レッドモンレーヴ

4

富士S(G2)2

安田記念(G1)6

セルバーグ

4

関屋記念(G3)8

ジャスティンカフェ

5

毎日王冠(G2)7

ダノンスコーピオン

4

中京記念(G3)12

安田記念(G1)13

エエヤン

3

毎日王冠(G2)8

バスラットレオン

4

JBCスプリント競走(G1)7

 

マスターと椎名友希が『マイルCS』の質問に答えます

Q1:阪神芝1,600mの特徴

昨年はセリフォスが後方馬群から大外を伸びてまとめて差し切りました。今年は4年振りに京都芝1,600mでの開催となりますが、押えるべきポイントはありますか?また、前に行きそうなのは、セルバーグ、バスラットレオン、ビーアストニッシドあたりでしょうか?今年のペースは速くなるのか緩くなるのか、マスターの想定を教えてください。

Q2:セリフォスとシュネルマイスターの評価

安田記念2着のセリフォス、3着のシュネルマイスターについて。セリフォスは好位のインを追走し直線はやや内を伸び、シュネルマイスターは後方外目から追い込みました。好位は取れたが途中でかかって直線は少し進路が狭くなりながら追い込んだセリフォスと、後方から自分の形で追い込んだシュネルマイスターと、マスターはどちらを上にとりますか?

Q3:毎日王冠(G2)組の評価

毎日王冠から1着エルトンバローズ、3着のシュネルマイスター、7着のジャスティンカフェ、8着のエエヤンが出走予定です。エルトンバローズは好位の内をロスなく乗り、シュネルマイスターは後方馬群で直線は前が壁でかなりロスがありましたが3着まで追い込み、ジャスティンカフェは出遅れて後方から、エエヤンは3番手でしたがかなりかかって直線は伸びませんでした。普通ならばシュネルマイスターかソングラインが勝ったレースだったと思いますが、シュネルマイスターはまた後方からの競馬で差し損ねる可能性はあるでしょうか?

Q4:富士S(G2)組の評価

富士Sから1着のナミュール、2着のレッドモンレーヴ、3着のソーヴァリアント、4着のイルーシヴパンサー、5着のマテンロウオリオンが出走予定です。ナミュールは後方内目から、レッドモンレーヴは後方外目から、ソーヴァリアントも後方からじりじりと伸びました。イルーシヴパンサーは先行勢から、マテンロウオリオンは中団の内目からの競馬で直線は伸びませんでした。VM、安田記念では不利があって惨敗だったナミュールですが、ここは快勝でした。改めてマスターの評価を教えてください。

Q5:ソウルラッシュの評価

京成杯オータムハンデ1着のソウルラッシュについて。トップハンデの59キロでしたが、内枠で先行内目をロスなく乗りました。安田記念では9着で、出負けして後方内目から伸びましたが、上位とは差があったように見えました。昨年のマイルCSでは中団外目から外を追い込み4着でした。今年もある程度人気に なりそうですが、マスターの評価を教えてください。

Q6:ダノンザキッドの評価

宝塚記念13着のダノンザキッドについて。内枠でかかりながら先行馬群にいましたが、直線は脚が止まりました。ハイペースになり追い込み決着となったレースですが、度外視してもいいのでしょうか?昨年のマイルCSでは2着で、マスターは買いの1頭としておすすめしていたと思いますが、今年はどう評価しますか?

Q7:ダノンスコーピオンの復活は?

NHKマイルC勝ち馬のダノンスコーピオンが出走予定です。昨年のマイルCSは4番人気で、中団外目から直線は伸びず11着でした。この後香港を使ってからも惨敗が続いています。マスターはどう評価しますか?調子が戻っているかどうかは、調教を見たりしますか?

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