2010/08/01
2016/08/19
出走日:2010年08月08日(日)
農林水産省賞典小倉記念(GⅢ)/小倉/ハンデ/2000m(右・芝)
農林水産省賞典小倉記念(GⅢ)/小倉/ハンデ/2000m(右・芝)
サマー2000シリーズの第45回小倉記念は、9番人気のニホンピロレガーロが勝利を収める波乱の結果となった。
第46回小倉記念の競馬理論の結果は、オースミスパークの単騎逃げでのスローペースを想定して、先行馬重視の予想をしたので、ニホンピロレガーロを軽視してしまった。
レースでは、ニホンピロレガーロは、結果縦長の展開の中段を追走し、3コーナー過ぎから徐々に先行集団に進出した。
そして、ニホンピロレガーロは、結果直線半ばから、バトルバニヤンとの叩き合いとなったが、バトルバニヤンの追い上げをハナ差だけ凌いで、第45回小倉記念を制覇した。
ニホンピロレガーロの第45回小倉記念の勝利は、結果いつもより前目の位置から力で押し切ったものであり、レース内容的にも悪くない。
よって、今後のサマー2000シリーズにおいても、結果ニホンピロレガーロにはそれなりの評価を与えるべきである。
なお、新潟大賞典で4着のマイネルスターリーが函館記念を圧勝したのにつづき、結果3着のニホンピロレガーロが第45回小倉記念を制覇した。
よって、今後のローカル重賞戦線、新潟大賞典の好走組に要注意と第46回小倉記念の競馬理論の結果では判断している。
一方、第45回小倉記念では、バトルバニヤンが結果2着に入った。
バトルバニヤンは、ニホンピロレガーロの外を追走し、結果3コーナー過ぎから外を回って追い上げた。
そして、バトルバニヤンは、直線でニホンピロレガーロとの叩き合いに持ち込んだが、ハナ差だけ届かずに、結果2着に敗れてしまった。
バトルバニヤンの第45回小倉記念の2着は、ニホンピロレガーロよりも外を回らされたコース取り及び1キロの斤量差が影響したものであり、レース内容的にはニホンピロレガーロを上回る。
よって、今後の重賞戦線、バトルバニヤンに、ニホンピロレガーロと同等又はそれ以上の評価を与えるべきと第46回小倉記念の競馬理論の結果では判断している。
一方、武豊騎手の復帰で注目を集めたスマートギアは、3着に敗れてしまった。
スマートギアは、いつものように後方からレースを進め、直線でも大外から追い込んだが、3着が精一杯であった。
スマートギアの第45回小倉記念の3着は、小回りの小倉競馬場で追い込んだものでそれなりの高い評価を与えるべきではあるが、一方で、戦前の予想よりも速いペースの割には追い込みきれなかったと見ることもできる。
よって、今後の重賞戦線においても、どんな相手でも確実に追い込むスマートギアに高い評価を与えるべきだが、追い込み一手の脚質で人気の割に勝ちきれない点をも考慮して、スマートギアの評価を下すべきと第46回小倉記念の競馬理論の結果では判断している。
以上のように、第45回小倉記念では、ニホンピロレガーロが波乱を演出した。しかしながら、第45回小倉記念は、8着までが0秒5差以内であったように、展開や斤量次第で簡単に着順が入れ替わる。
よって、今後の重賞戦線、単純な着順よりも、レース内容などを考慮して、出走各馬に評価を下すべきと第46回小倉記念の競馬理論の結果では判断している。
この記事を書いた人
事務局スタッフ
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