菊花賞(GⅠ)/東京/馬齢/3000m(右・芝)
有料会員向けの 『馬場について』の解説動画につきましては、その週の有料予想配信・配信対象者様が、配信カレンダーより閲覧が可能です。
<動画テキスト版>
こんにちは、予想屋マスターです。
本日は第81回菊花賞についてお話をしたいと思います。
菊花賞ですが、頭数はフルゲート18頭と揃ったんですが、断然人気のコントレイルが三冠を目指すということで、想定で1.1倍になっているので、まあ多分コントレイルはちょっとこのメンバーでは負けないかなという感じがするので、馬券的にはちょっと魅力が少ない可能性が高い1戦なのかなというふうに思っております。
それでは過去のレースを順番に振り返っていきます。
【2020 菊花賞賞】各過去レースの分析
日本ダービー
このメンバーからはですね、勝ったコントレイルと、あといっぱいいるので順番にみていきましょうか。
コントレイルなんですが、好位のインですね、絶好位を追走したものの、ほぼ馬なりのまま3馬身を突き放しての1着ということで、確かに展開に恵まれたんですが、ただもう力の違いを見せつけたと、いったレース内容かなと思います。
サリオスが今回不在なので、唯一ですね、対抗できたサリオスがいないという意味で、コントレイルが1.1倍になるのもちょっと仕方ないのかなといった感じがします。
3着のヴェルトライゼンテはですね、コントレイルより外目を追走しての3着なんですが、前残りの競馬だったことを考えると、特別強い内容ではないものの、ただですね、やはりコントレイルがちょっと抜けていて、2着候補は何かなという意味では、当然ヴェルトライゼンデも有力候補の1頭なのかな、という感じがします。
サトノインプレッサではですね、1枠1番を生かしてこの日インコースかなり有利だったので、内枠を生かした4着なので、レース内容としてはちょっとどうかなという感じもします。
ディープボンド5着ですが、早め先頭で自ら勝ちに行っての、強い内容と見るのか、逆にですね、前残りのスローの展開で早めに先頭に立った分、頑張れたとみていいのか、評価がわかるのかなという感じがします。
前残りの展開になった時にはディープボンド、に注意が必要かなという感じがします。
6着のガロアクリークは、やはり前残りの展開を生かしての6着なので、この辺りもですね、3着から6着ぐらいまでの馬はですね、ちょっとした展開の差でかなり着順が入れ替わるのかな、というふうに見ていただければいいのかなと思います。
ブラックホールはですね、後方で上手くインコースで脚を溜めていたので、これは今回厳しいかなといった感じがします。
なのでこの3、4、5、6着のこの4頭に関しては、日本ダービーのレースだけを見れば、能力差はそんなにないので、展開次第で着順が入れ替わると、見ていただければいいのかなと思います。
小牧特別
このメンバーからはアリストテレスが出走すると。
アリストテレスですが、好位のインの3番手を追走して、内から早めに抜け出しての1着と。
これちょっと難しいですね、前回は展開とメンバーに恵まれたのかな、という感じがするので、やはりちょっと今回はルメールジョッキーが乗っても厳しいかな、という感じがします。
セントライト記念
このメンバーからは、勝ったバビット、2着のサトノフラッグ、3着のガロアクリークが出走してくると。
中山のインコース有利な馬場で、バビットはマイペースの逃げての逃げ切りと、いったところですね。
なのでちょっと展開に恵まれた感があるので、今の外差しが届く馬場だと、もしかすると、楽に脱げても止まってしまう、かつキメラヴェリテが競りこんでくると、更に厳しい競馬になるのかなという感じがします。
サトノフラッグはですね、馬なりのまま4コーナーがあがっていったんですが、バビットには離されての2着と。
ただコース取りの差と、インコースがかなり有利だった馬場状態を考えると、今回逆転する可能性はかなりあるのかな、という感じがします、
ガロアクリークはですね、好位のインを追走したんですが、伸びを欠いての3着なので、この内容だとどうかなという感じがします。
ちょっとこの中だとサトノフラッグが最上位で、バビットが楽に逃げてどこまで、といった評価かなというふうに思っております。
九十九里特別
このメンバーからは勝ったダノングロワールが出走してくると。
ダノングロワールはですね、中団の馬混みの中を追走して、差し切る、といった内容です。
やはりこれもメンバーに恵まれた感が強いので、長距離のスタミナ比べでしぶとさを発揮する流れになった時にどこまで、といった感じかなと思います。
神戸新聞杯
このメンバーからは、コントレイル、ヴェルトライゼンテ、ロバートソンキー、ディープボンド辺りが出走してくると。
勝ったコントレイルはほぼ馬なりですね、これも競馬が上手な馬で、中団のインを追走して、抜け出しての1着ですね。
ヴェルトライゼンテはスタートで出遅れて、いつもより後方からの競馬になったので、やはりコントレイル以外であれば、2着候補としてはこのメンバーでは最有力なのかなという感じがします。
ロバートソンキーも悪くはないんですが、今回はヴェルトライゼンテを逆転する可能性は低いかなという感じがします。
ディープボンドは、前へ行っての4着なので、前残りの展開になった時にどこまで、ダービーの話のように注意が必要、といったところかなと思っております。
展開をお見せしながら解説をすると、一応バビットを逃がしているんですが、ラップ的にはもしかするとキメラヴェリテのは早いので、これが先に行くと、バビットにとっては苦しい競馬になるのかなというふうに思っております。
ちょっと内からから見ていきます。
【2020 菊花賞】展開予想と全頭解説
1番ディアマンミノル
厳しいかなという感じがします。
2番ガロアクリーク
日本ダービーの内容だけ見れば、そんなに差はないんですが、セントライト記念を見るとやはりバビットとサトノフラッグの方が上位かなという感じがしています。
3番コントレイル
コントレイル、強いですね。
競馬も上手な馬なので、余程のことがなければ勝つ可能性は高いかなと思っています。
4番マンオブスピリット
厳しいと。
5番サトノインプレッサ
ダービー4着はちょっと内枠に恵まれた感があるので、今回もこの時のように展開がうまく好位のインで脚を溜めて、あとは展開の助けが必要というふうに思っております
6番ヴェルトライゼンデ
ダービー3着、神戸新聞杯2着なので、コントレイルの相手候補としては当然買わなければいけない1頭かなという感じがします。
8番ディープボンド
前2頭行った後、3番手の離れたところを追走しそうなので、1番展開に恵まれるのはこの馬かなという感じがします。
相手候補の、かなり高い所に入れた方がいいかなという感じがします。
9番アリストテレス
ちょっと前回も恵まれた感があるので、やはりルメールジョッキーでもさすがに厳しいかなという感じはします。
10番サトノフラッグ
前回は外ぶん回して2着なので、展開次第ではバビットに先着出来る、外差しの展開になれば2着の有力候補だと思います。
11番バビット
楽に逃げて、前の残る馬場であれば要注意と。
ただ今回はキメラヴェリテがいるのと、今の京都の馬場は外差しも届くので、どうかなという感じもしています。
12番レクセランス
厳しいと。
13番ロバートソンキー
前回の神戸新聞杯の走りをすれば悪くはないんですが、そこまでの感じもするので、押さえ程度の評価かなと思います。
14番ヴァルコス、15番ブラックホール、16番ターキッシュパレス、17番キメラヴェリテ、18番ビターエンダー
外枠勢は厳しいですね。
一応この18頭分析しております。
コントレイル勝ちそうですね。
相手もですね、ヴェルトライゼンテとか、サトノフラッグ、人気どころになりそうなので、サトノフラッグとか、あとは逃げた時のバビットとか、あとはディープボンド辺りですかね。
なのでちょっと馬券的にはあまりあんまり魅力がないので、そんなに無理しないでですね、他のレースで高配当を買ってもらった方がいいレースかなと。
菊花賞はですね、馬券という意味では面白くないですが、コントレイルの歴史的な三冠が見れる可能性が高いレースかなと思っております。
菊花賞の解説は以上です。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。