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2020/10/20

【 菊花賞2020予想】 コンロトレイルが無敗の3冠馬となるか?

出走日:2020年10月25日(日)
菊花賞(GⅠ)/東京/馬齢/3000m(右・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して29頭もの出走登録馬があった牡馬クラシック最終関門、菊花賞(2020年)の予想について解説する。

 

菊花賞は、日本ダービー・皐月賞で2着だったサリオスが不在ということもあり、2冠馬コントレイルが単勝1倍台の断然の1番人気に推されそうで、馬券的に魅力が少ないレースとなりそうである。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、菊花賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

神戸新聞杯組

1着のコントレイル(福永祐一)・2着のヴェルトライゼンデ(池添謙一)・3着のロバートソンキー(伊藤工真)・4着のディープボンド(和田竜二)・5着のターキッシュパレス(富田暁)・6着のエンデュミオン(秋山真一郎)・7着のレクセランス(松山弘平)・8着のアイアンバローズ(岩田康誠)・9着のマンオブスピリット(ミルコ・デムーロ)・11着のビターエンダー(津村明秀)の合計10頭が出走登録している。

 

コントレイル

神戸新聞杯の勝利という結果は、馬なりのまま後続を突き放しており、力の違いを見せつけた。

 

また、コントレイルは、皐月賞及び日本ダービーでも着差以上に強い内容で勝利を収めている。

 

更に、コントレイルは、6戦6勝とどんな条件でも力を発揮している上に、能力的にも底を見せていない。

 

よって、菊花賞の予想では、断然人気であっても、コントレイルには本命級の高い評価を与えるべきである。

 

ヴェルトライゼンデ

神戸新聞杯の2着という結果は、スタートで出遅れてほぼ最後方からの追走となったが直線だけの競馬でよく追い込んだ。

 

なお、ヴェルトライゼンデは、熱発で順調さを欠いてセントライト記念を回避していた事を考慮すると、上がり目もありそうである。

 

また、ヴェルトライゼンデは、日本ダービーで3着と好走しており、コントレイル及びサリオス以外であれば能力的にも上位である。

 

よって、菊花賞の予想では、ヴェルトライゼンデに、コントレイルの相手の有力候補の一頭程度の評価は与えるべきである。

 

ロバートソンキー

神戸新聞杯の3着という結果は、キャリア3戦出会ったことを考えると立派だが、ハイペースの前崩れの展開に恵まれた感もある。

 

よって、菊花賞の予想では、ロバートソンキーが再度好走するためには、差しが届きやすい流れなど展開の助けが必要と判断すべきである。

 

ディープボンド

 

神戸新聞杯の4着という結果は、前崩れの展開で先行した割にはよく粘った。

 

なお、ディープボンドは、日本ダービーでも早め先頭の競馬で5着に粘り込んだ。

 

よって、菊花賞の予想では、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、ディープボンドがヴェルトライゼンデ及びロバートソンキーを逆転する可能性が高まると判断すべきである。

 

ターキッシュパレス・エンデュミオン・レクセランス・アイアンバローズ・マンオブスピリット・ビターエンダー

神戸新聞杯のレース内容は見どころがなかった。

 

よって、菊花賞の予想では、ターキッシュパレス、エンデュミオン、レクセランス、アイアンバローズ、マンオブスピリット及びビターエンダーに高い評価は不要である。

 

セントライト記念組

1着のバビット(内田博幸)・2着のサトノフラッグ(戸崎圭太)・3着のガロアクリーク(川田将雅)・4着のラインハイト(北村友一)・5着のヴァルコス(三浦皇成)・6着のココロノトウダイ(丸山元気)の合計6頭が出走を予定している。

バビット

セントライト記念の勝利という結果は、直線で突き放すしぶとさを見せたが、イン有利の馬場で楽に先行する展開に恵まれたものでもある。

 

ただし、バビットは、4連勝中で勢いがある上に、未知の魅力もある。

 

よって、菊花賞の予想では、バビットの粘り込みにも注意を払うべきだが、楽に先行する展開や馬場の助けがなければ今回は厳しい戦いになる可能性も高い。

 

サトノフラッグ

セントライト記念の2着という結果は、3~4コーナーで外を回って馬なりで上がっていったが、ゴール前で突き放されてしまった。

 

ただし、イン有利の馬場を考えると、レース内容としてはバビットと互角と見ることもできる。

 

なお、サトノフラッグは、弥生賞を楽勝して、皐月賞でも2番人気に推された素質馬である。

 

よって、菊花賞の予想では、展開や馬場状態次第では、サトノフラッグがバビットを逆転可能と判断すべきである。

 

ガロアクリーク

セントライト記念の3着という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれた割にはジリジリとしか伸びなかった。

 

よって、菊花賞の予想では、ガロアクリークに高い評価は不要である。

 

ラインハイト・ヴァルコス・ココロノトウダイ

セントライト記念のレース内容は見所がなかった。

 

よって、菊花賞の予想では、ラインハイト、ヴァルコス及びココロノトウダイに高い評価は不要である。

 

小牧特別組

1着のアリストテレス(ルメール)が出走登録している。

 

アリストテレス

小牧特別の勝利という結果は、2連勝中で力をつけていることを示したが、空いた内を突く展開に恵まれた感もある。

 

よって、菊花賞の予想では、ルメール騎手で人気になることをも考慮すると、アリストテレスに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

阿寒湖特別組

1着のアンティシペイト(武豊)が出走を予定している。

 

アンティシペイト

阿寒湖特別の勝利という結果は、2番手追走から楽に抜け出しており、スタミナを見せつけた。

 

よって、菊花賞の予想では、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、アンティシペイトの粘り込みの可能性が高まると判断すべきである。

 

九十九里特別組

1着のダノングルワール(北村友一)が出走登録している。

 

ダノングルワール

九十九里特別の勝利という結果は、休み明けながらも差し切っており、長距離適性を示した。

 

よって、菊花賞の予想では、急激なメンバー強化であっても、ダノングルワールには注意を払うべきである。

 

以上、菊花賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、菊花賞(2020年)の最終的な予想を決断する。

 

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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