菊花賞(GⅠ)/東京/馬齢/3000m(右・芝)
第71回菊花賞の結果は、ダービー馬エイシンフラッシュの回避により断然人気で臨んだローズキングダム(武豊)が2着に敗れ、7番人気のビッグウィーク(川田)が勝利を収める波乱の結果となった。
競馬理論は、スローペースで逃げを打って3着に敗れた神戸新聞杯のレース内容から、ローズキングダムを逆転する可能性が低いと判断し、ビッグウィークの評価を下げてしまった。
第71回菊花賞の結果のレースでは、ビッグウィークは、抜群のスタートを切ると、3番手に控えた。
そして、ビッグウィークは、直線に向いて川田騎手に追い出されると、しぶとい伸び脚を披露し、直線半ばでコスモラピュタを捉えて、第71回菊花賞の結果を制覇した。
ビッグウィークの第71回菊花賞の結果の勝利は、離れた3番手というスローペースで単騎逃げと同じ状態で追走する展開に恵まれたものであり、着差ほどの強さはない。
なお、第71回菊花賞の結果のビッグウィークの勝利が前残りの展開に恵まれたことは、ローズキングダムを除いて、掲示板を先行馬が独占したことからも分かる。
よって、第71回菊花賞の結果後のG1戦線においても、レベルの高い3歳世代の菊花賞の結果馬ということを考慮すべきだが、展開に恵まれた菊花賞の結果の勝利だけで人気になるようであれば、ビッグウィークの評価を下げるべきとも競馬理論では判断している。
一方、断然人気の2歳王者ローズキングダムは、2着に敗れてしまった。
競馬理論は、エイシンフラッシュの回避によりライバルがいなくなったと判断し、ローズキングダムを本命に予想した。
第71回菊花賞の結果のレースでは、ローズキングダムは、中段よりやや後方で折り合いに専念し、4コーナーでは大外に持ち出された。
しかしながら、その時点で前とはかなりの差があり、ローズキングダムは、一完歩ずつ差を詰めたが、2着を確保するのが精一杯であった。
ローズキングダムの第71回菊花賞の結果の2着は、前残りの展開で大外を回って脚を余しただけであり、レース内容的には一番強かった。
よって、第71回菊花賞の結果後のG1戦線、ローズキングダムがビッグウィークを逆転する可能性は高いと競馬理論では判断している。
一方、13番人気のビートブラック(幸)が3着に入り、3連単の波乱を演出した。
ビートブラックは、スンナリと先行して、ビッグウィークと並ぶ位置からレースを進めた。
そして、ビートブラックは、直線に向くと、ビッグウィークにこそ離されたが、3着にしぶとく粘り込んだ。
ビッグウィークの第71回菊花賞の結果の3着は、大逃げを打った馬を除けば、スローペースの2番手を楽に追走するのと同じような展開に恵まれたものであり、過信は禁物である。
よって、今後のG1戦線、第71回菊花賞の結果の3着の実績だけで、ビッグウィークを過大評価すべきでないと競馬理論では判断している。
以上のように、第71回菊花賞の結果は、7番人気の伏兵ビッグウィークの勝利という結果で幕を閉じた。
しかしながら、ビッグウィークの勝利は、スローペースを気分よく先行する展開に恵まれたものであり、レース内容的には2着のローズキングダムが上である。
よって、競馬理論のファンの方は、今後もローズキングダムの走りに大いに注目していただきたい。
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