函館SS(G3)/函館競馬場/芝1200m/右/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:3800万円

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こんにちは、予想屋マスターです。
今週は函館スプリントステークスについてお話をしたいと思います。
函館スプリントステークスですが、フルゲート16頭と揃ったということもあって、馬券的にはちょっと面白い1戦になるのかなというふうに思っております。
それでは過去のレースを順番に振り返っていきます。
【2020 函館スプリントステークス】各過去レースの分析
2019年京阪杯
ジャパンカップの日に行われたレースですね。
このメンバーからは勝ったライトオンキューが出走してくると。
ライトオンキューなんですが、中団のインに付けて直線外に出して抜け出すと、いった内容です。
コーナーワークでロスなく乗っていたかつ、若干ですがインコース有利な馬場状態だったことを考えると、展開に恵まれた感はあるものの、2着に1馬身3/4差、2馬身近い差をつけていることを考えると、やはり強い内容だったのかなと思っています。
ただまあ今回はこの時よりはりメンバーが強化してるので、このメンバーに入った時にどこまで、というところがあるのかなと思っております。
阪急杯
1400mのレースですね。このメンバーからは2着のフィアーノロマーノ、3着のダイアトニックの2頭が出走してくると。
この時ダイアトニックが直線で邪魔をしてしまって、降着になったので、実はダイアトニックが先着しているという内容です。
レースを見るとですね、好位のインを追走したのがダイアトニックです、
その直後のインコースにいたのがフィアーノロマーノと。
先にダイアトニックが好位のインにいて、抜け出しをはかったところ、その後ろにいたのがフィアーノロマーノで、ちょっと不利を受けてしまったの3着といった内容ですね。
内容的にはやはり不利がなければフィアーノロマーノが先着していたかなという感じがするので、フィアーノロマーの方が、若干内容は上なんですが、ただこの時は斤量差が1kg あったことと、ダイアトニックの方が前に行っているように、前で競馬が出来る分、距離が200メートル短くなれば、互角も競馬をしてもおかしくないのかなという感じがします。
なのでこの時の2.3着に関しては今回の函館スプリントステークスに入れば互角という評価でいいのかなと思っております。
高松宮記念
このメンバーからは3着のダイアトニックが出走と。
ダイアトニックは好位のインを追走して直線、ここで不利がなければ勝っていたという内容でした。
G1制覇してもおかしくないといった内容、またこの日モズスーパーフレアが逃げ切ったように、後方勢が後ろをマークしていたこともあって、前残りの競馬で、好位のインを追走する競馬には恵まれたものの、やはり不利がなければ勝っていたというふうに思われるような内容だったので、スプリント戦線ではダイアトニックはかなり強いと思っております。
いつもお話してるんですが、やはり1400・1600mを使っている馬、クリノガウディーもそうなんですが、グランアレグリアもこの後安田記念を勝っているように、やはりスプリント戦よりは1400・1600mを使っているクラスの方がレベルが高いので、これくらい走っても当然なのかなという感じがしています。
この中ではもう1頭、5着のシヴァージですね。
前が残る馬場でモズスーパーフレア、好位のインを追走したダイアトニックが1着3着だったところ、大外から追い込んでの5着なので、着差ほど能力差はないのかなという感じがしています。
対してティーハーフは8着ですが、これは内目を追走しての8着なので、やはり差しが届く展開になればシヴァージなんですが、ただ函館の先週の芝を見ると、なかなか追い込みが届き辛い感じもするので、今回も同じような競馬になるのかなという感じもしています。
春雷ステークス
このメンバーからマリアズハートは出走してきます。
マリアズハートは、どん尻から直線外に出して追い込んで2着なんですが、実はこの時は前に行った馬が総崩れで、1着ラヴィングアンサー、3着タイセイアベニールと後ろから行った馬が上位を独占する展開に恵まれた感もあるので、今回はメンバー強化かつ今の追い込みが届き辛い函館の馬場ですと、やはり押さえ程度の評価が妥当かなという感じがしています。
鞍馬ステークス
3着のエイティーンガールが出走してくるんですが、後方にいて直線外から脚を伸ばしたものの、届かず3着と。
ちょっと前にいたタイセイアベニールが勝ってるんでね、そういうことを考えるとまあ脚を余した感はあるものの、やはりこのぐらいのメンバーならば差し切って欲しかったなという内容でした。
なのでこの馬も追い込み一手なので、どちらかというと今の差しが届き辛い函館のままだと抑え程度の評価が妥当かなという感じがしています。
展開を見せしながら解説すると、逃げ馬がグランドボヌールが逃げるか、1枠1番を引いたスリーケープマンボが逃げるか、この兼ね合い次第でペースが変わるのかなという感じがしています。
1番が控えてくれると、意外とグランドボヌールが楽に逃げを打てると、逆に1番スリーケープマンボが突っ張ると前が早くなるということで、ちょっとどっちになるかなという感じがしています。
内から見ていきます。
【2020 函館スプリントステークス】展開予想と全頭解説
1番スリーケープマンボ
この馬次第で展開は変わるものの、逃げてもこの馬に関しては止まるかなという感じがしています。
2番マリアズハート
お追い込み一手で、追い込みの競馬の展開に恵まれた感はあるので、能力的にはそこまでではないんですが、内枠を引いたので後方のインで脚を溜めて、直線内が開くようであれば、若干チャンスはあるのかなといった感じがします。
3番エイティーンガール
後方で脚を溜めるので、 外差しが届きやすい展開になるかどうかがポイントかなと思います。
4番スイープセレリタス
この馬はここ2回1,400mを崩れず走っているんですが、スプリント戦はどうかなといった感じなんですが、先ほどからお話しているように1400・1600mを使っている馬の方がレベルが高いので、重賞でも前回の内容だけ走れば通用するかなといった感じがします。
ただですね、ペース的に後ろに置かれそうなので、差しが届きやすい展開にならないと厳しいかなといった感じがします。
5番ティーハーフ
ちょっと厳しいでしょう。
6番ダイアトニック
前行かせた後の好位のインを追走できそうなので、前回の高松宮記念と同じような競馬が出来るのかなと思っています。
なので人気ですが、斤量58キロでも、高い評価を与えるべきかなと思います。
7番ライトオンキュー
久々なんでどうかですが、前回重賞を楽勝しているように、同じような競馬ですね、好位のインで脚を溜められればチャンスはあるかなという感じです。
8番シヴァージ
強いんですが、今の函館の馬場はどうかなあという感じですね。
外差しが届く展開になればこの馬が一番チャンスが大きいんですが、馬場がどうかなあと。
9番フィアーノロマーノ
前回の阪急杯で見れば、人気のダイアトニックと互角なので、高い評価を与えて当然かなと。
1200mの適正ですが、やはり1200mの方がレベルが低いのと、先行力があることを考えると、スプリント戦は向くのかなと思っています。
10番ジョーマンデリン
連闘になるんですが、前3頭行かせて離れた4番手を気分良く追走する展開に恵まれたので、好位から競馬が出来る分チャンスはあるんですが、抑え程度の評価でいいのかなと思います。
11番アリンナ
厳しいですね。
12番グランドボヌール
1番が競りかけなければ、逃げ馬なのでちょっとチャンスはあるのかなと思ってます。
1番が競りかけないと思うのであればちょっと抑えてもいいのかなという感じがします。
13番リュウノユキナ・14番ミキノドラマー・15番メイショウショウブ・16番ダイメイフジ
外枠の馬は厳しいという評価です。
16頭このように分析しております。
人気のダイアトニック・フィアーノロマーノ辺りが強いので、基本的には馬券的にはそんなに魅力がないんですが、前残りとか内枠でちょっと波乱になる可能性はあるのかなというふうに思っております。
函館スプリントステークスの無料会員の解説は以上です。
また来週楽しみにしていてください。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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