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2006/07/23 2012/11/16

【 函館記念2006予想】 第42回函館記念

出走日:2006年07月30日(日)
農林水産省賞典 函館記念(GⅢ)/函館/ハンデ/2000m(右・芝)

混戦が予想された第42回函館記念の結果は、終わってみると、1から3番人気での順当な結果となった。競馬理論では、今週は函館記念を振り返る。

まず、第42回函館記念の結果の最大のポイントは、勝ち時計の2分5秒1からも分かるように、前日の馬場よりお2?3秒程度時計を要する非常に重い馬場状態で行われたことである。競馬理論は、ここまでの馬場悪化を想定できず、切れ味勝負のマチカネメニモミヨ(藤田信二)を本命にしてしまった。

第42回函館記念の結果は、マチカネメニモミヨは、この馬場では、能力を発揮できずに、見せ場もなく敗れてしまった。しかし、敗因はハッキリしているので、マチカネメニモミヨの次走以降の巻き返しに期待したい。

そのような馬場状態で行われた函館記念であるが、去年に続き、エリモハリアー(安藤克己)が勝利を収めた。エリモハリアーは、去年は六番人気であったが、今年は堂々の一番人気に応えての勝利となった。

エリモハリアーは、ストーミーカフェ(武幸四郎)のハイペースの逃げを追いかけずに、中段よりやや後ろの位置を進み、4コーナでは徐々に先段に進出した。

そして第42回函館記念の結果は、安藤騎手が仕掛けると、エリモハリアーは、狭いところを抜け出し、粘るエアシェイディ(後藤浩樹)を捉えて、1馬身差で快勝した。エリモハリアーは、展開に恵まれた感が否めなかった去年の内容よりも、非常にいい内容で函館記念を制した。

よって第42回函館記念の結果は、エリモハリアーは、5歳馬ではあるが、確実に力をつけてきている。競馬理論では、エリモハリアーが次走の札幌記念(G2)でも上位争い必死と判断している。すると、エリモハリアーが、サマー2000シリーズの初代チャンピオンとなる可能性まであると競馬理論では判断している。

第42回函館記念の結果は、2着はエアシェイディが先行して粘り込んだ。エアシェイディは、ハイペースの展開の中で3番手を進み粘りこみを見せたが、エリモハリアーの差し脚に屈して2着に敗れた。

しかし、第42回函館記念の結果で、競馬理論はエアシェイディのレース内容を、エリモハリアーのレース内容と互角以上であると判断している。なぜなら、エアシェイディは、ハイペースの中で自ら勝ちに行ったのに対し、エリモハリアーは後方で待機していた。

また、エアシェイディは、重賞未勝利にもかかわらず、57キロのハンデを背負っていた。更に、エアシェイディは、不得意な道悪競馬にもかかわらず2着を確保した。

このような事から、第42回函館記念の結果はエアシェイディは、敗れはしたが、函館記念で能力の高さを示した。エアシェイディは、まだ底を見せておらず、今後も順調に競馬を使えるようであれば、重賞戦線で楽しみな存在になると競馬理論では判断している。

3着には、上がり馬のマヤノライジン(池添)が差し込んだ。マヤノライジンは、3コーナから外を回って徐々に進出し、ゴール前までいい脚を使った。

マヤノライジンは、終始外を回っており、力をつけていることを証明した。マヤノライジンは今後も成長を続ければ、重賞でも上位争いの常連となるであろう。

4着には、アスクジュビリー(横山典)が追い込んだ。アスクジュビリーは、横山騎手の決め打ち乗りで最後方から競馬を進めた。ハイペースのレースとなったので横山騎手の好判断が功を奏して、4着に追い込んだ。

競馬理論は、アスクジュビリーの4着を展開に恵まれてのものと判断している。よって、アスクジュビリーは、重賞戦線では能力的に厳しいと言わざるを得ない。

函館記念では、人気馬の2頭(エリモハリアー及びエアシェイディ)が、実力どおりの競馬を見せた。この2頭は、今後の重賞戦線でも注目すべき存在になりそうと競馬理論では判断している。

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