CBC賞(G3)/中京競馬場(2021年小倉競馬場)/芝1200m/右(小倉競馬場)/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:3900万円

福永 祐一騎手、CBC賞制覇おめでとうございます!
大雨の中行われた今年のCBC賞。先行したセイウンコウセイが粘って3着、中団から抜きてきたアレスバローズが2着、外から追い込んで差し切ったレッドアンシェルが1着となりました。マスター予想では相手2.3.4番手の縦目決着と悔しい結果となりました。マスターの振り返りをご覧ください!
レッドアンシェルが素晴らしい末脚を見せたレース
CBC賞(2019年)は、1番人気に推されたレッドアンシェル(福永祐一)の勝利で幕を閉じた。
1着:レッドアンシェル
競馬理論の競馬予想では、前走でスプリント適性の高さを示したレッドアンシェルにかなり高い評価を与えていたが、前日の外が伸びにくい馬場を考慮して、本命にすることはできなかった。
レースでは、レッドアンシェルは、中団の馬群の中を追走し、直線で外に持ち出されると、上がりナンバーワンタイの34秒4の脚を使って差し切り、CBC賞(2019年)を制覇した。
レッドアンシェルのCBC賞(2019年)の勝利という結果は、スプリント戦にして比較的ゆったりとした流れを差し切る強い着差以上に強い内容であった。
よって、今後のスプリント戦線の競馬予想においても、レッドアンシェルには常に高い評価を与えるべきである。
2着:アレスバローズ
一方、CBC賞(2019年)では、7番人気のアレスバローズ(川田将雅)が2着に入った。
アレスバローズは、中団よりやや後方のインで脚をため、直線でも内をついて追い込み、レッドアンシェルに首差まで迫ったが、2着止まりであった。
アレスバローズのCBC賞(2019年)の2着という結果は、ロスのない競馬に恵まれたにせよ、57.5キロのハンデで首差まで迫ったことは立派である。
よって、今後のスプリント戦線の競馬予想においては、夏場だと崩れなく走るアレスバローズにも常に高い評価を与えるべきである。
3着:セイウンコウセイ
一方、CBC賞(2019年)では、2番人気のセイウンコウセイ(幸英明)が3着に入った。
セイウンコウセイは、内枠を生かして楽に先手を取ることができた。
そして、セイウンコウセイは、直線でもしぶとく脚を使ったが、内からアレスバローズ、外からレッドアンシェルに差されてしまい、3着止まりであった。
セイウンコウセイのCBC賞(2019年)の3着という結果は、58キロを背負ってのものであり、気分良く先行できればシブトイことを改めて示した。
よって、今後のスプリント戦線の競馬予想においては、先手を取れるメンバーであれば、セイウンコウセイの逃げ粘りに常に注意を払うべきである。
以上のように、CBC賞(2019年)は、レッドアンシェルの勝利で幕を閉じた。
競馬理論のファンの方は、スプリント戦では能力に底を見せていないレッドアンシェルの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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