朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)/阪神/馬齢/1600m(右・芝)
第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)は、 1番人気のアルフレード(ウィリアムズ)が人気に応え、 無傷の3連勝の2歳チャンピオンが誕生した。
第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、スローペースながらも差し切った2連勝の内容が強いので 高い評価を与えていたが、弱いメンバーでの2連勝であることと 2戦ともにテンのラップが遅いのでG1の速いペースに戸惑う可能性を考慮し、 アルフレードを本命にすることはできなかった。
レース結果では、アルフレードは、その心配などものともせず、 好スタートをきると、馬なりでインの3番手の絶好位を確保した。
そして、アルフレードは、直線に向いて逃げたハクサンムーンの内を突くと、 あっという間に先頭に立って後続を突き放し、混戦の2着争いを尻目に、 第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)を制覇した。
アルフレードの第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の勝利は、中山1600mで有利な内枠を生かして好位のインを追走する展開に恵まれたものではあるが、2着のマイネルロブストに2馬身もの差をつけており、レース結果の内容としても高い評価が必要である。
よって、来年のクラシック戦線(2012年)においても、 3連勝と底を見せていないアルフレードに注目すべきである。
ただし、2歳の一線級が翌週のラジオNIKKEI杯2歳ステークスに出走することもあり、
朝日杯フューチュリティステークス(2011年)は、G1にしては少し寂しい メンバー構成であった点も否定できない。
そのため、アルフレードが来年のクラシック戦線(2012年)の 中心になれるかどうかは、次走が試金石の一戦になるとも 第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果では判断している。
一方、第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の2着には、 4番人気のマイネルロブスト(蛯名)が入った。
第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、グランデッツアと0秒1差の3着に好走した 札幌2歳ステークスの内容を評価し、本命馬以外のもう1頭の穴馬と 高い評価を与えていたが、サドンストームと並んでしまって ラチ沿いを走れない可能性を考慮し、対抗評価にとどめてしまった。
レース結果では、マイネルロブストは、アルフレードの直後のインを追走し、 直線でもアルフレードを追うように伸びてきたが、 2着の確保が精一杯であった。
マイネルロブストの第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の2着は、アルフレードと同様に内枠を上手く生かしてのものであり、アルフレードとの着差は現時点での力の差である。
よって、来年のクラシック戦線(2012年)において マイネルロブストが通用するためにはかなりの成長が必要と 第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果では判断している。
一方、第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の3着には、 8番人気のレオアクティブ(横山典)が追い込んだ。
レオアクティブは、外枠からの発走ということもあり、 テンには無理をせず、後方2番手からレース結果を進めた。 そして、レオアクティブは、直線で外に持ち出されると、 メンバー最速となる34秒9の脚を披露して3着まで追い込んだ。
レオアクティブの第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の3着は、外からも追い込める馬場状態であったとはいえ、中山1600mのトリッキーなコースの外枠でのものであり、レース結果の内容としては上位2頭と大きな差はない。
よって、来年のクラシック戦線(2012年)、 外が伸びる馬場状態や先行馬が揃ったレース結果であれば、 直線で確実にいい脚を使うレオアクティブにも注目すべきと 第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果では判断している。
一方、第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の4着は、 9番人気のトウケイヘイロー(後藤)であった。
トウケイヘイローは、先行集団の外目を追走し直線に向くと 早めに抜け出して一旦は先頭に立ったが、その後上位3頭に差されてしまい、 4着に敗れてしまった。
トウケイヘイローの第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の4着は、外を回って早めに先頭に立つ横綱競馬によるものであり、内枠を引いていれば際どい競馬ができたのではないかと思われるくらい価値のあるレース結果の内容であった。
よって、来年のNHKマイルカップ(2012年)、 スピード能力の高いトウケイヘイローに要注目と第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果では判断している。
一方、第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)で 第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果が本命に予想したサドンストーム(勝浦)は6着止まりであった。
第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、先行馬が少ないメンバー構成と絶好の1枠を考慮して、 スローペースのインの3番手を追走すると想定したサドンストームを、 展開面を重視して本命に予想した。
レース結果では、サドンストームは、 思ったよりもペースが早くなってしまったこともあり、 中団よりやや後方のラチ沿いからの競馬となってしまった。
そして、サドンストームは、直線でも内からジリジリと伸びてはきたものの、 6着止まりであった。
サドンストームの第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)の6着は、内で少し仕掛けが遅れたのは確かだが、コースロスのない競馬をしてのものであり、力負けであった。
よって、来年のクラシック戦線(2012年)において、 サドンストームが上位争いをする可能性は低いと第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果では判断している。
以上のように、第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)は、 アルフレードの圧勝で幕を閉じた。
よって、能力的に底を見せていないアルフレードが 来年のクラシック戦線でも上位を賑わす可能性も高いが、 別路線組が第63回朝日杯フューチュリティステークス(2011年)組よりも 上位である可能性も否定できない。
そこで、第63回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果のファンの方は、それぞれの路線のレベルを判断して、 来年のクラシック戦線(2012年)の行方を占って頂きたい。
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