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2007/12/09 2012/10/31

【 朝日杯FS2007予想】 第59回朝日杯フューチュリティステークス

出走日:2007年12月16日(日)
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)/阪神/馬齢/1600m(右・芝)

戦前から大混戦が予想されていた第59回朝日杯フューチュリティステークスでは、1勝馬のゴスホークケン(勝浦)が逃げ切りで勝利を収めた。この結果は、極端にイン有利が有利な中山芝コースの馬場状態と、スタート後すぐにコーナーを迎える中山1500mのコース形態による影響が大きい。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、第59回朝日杯フューチュリティステークスの展望の記事でも述べたように、中山1500mは、内枠と先行馬が有利なコース形態なので、枠順が非常に重要になると考えていた。

しかしながら、土曜日の芝コースの競馬では、外も伸びていたため、第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、枠順よりも、出走馬の実力を重視して、第59回朝日杯フューチュリティステークスを予想してしまった。

ところが、日曜日の朝に芝コースの内側にローラをかけたのではないかと思われるくらい、日曜日の芝コースは、土曜日とは一変して、インが有利になっていた。

このことは、日曜日の後半の芝のレース結果(5R、8R、11R及び12R)で、逃げた馬がすべて連対を果たしていることからも分かる。

つまり、第59回朝日杯フューチュリティステークスは、道中でラチ沿いを走らなければ好走することができなかったのである。このことを頭に入れて、第59回朝日杯フューチュリティステークスのレース結果結果を分析していきたい。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、前走の東京スポーツ杯2歳ステークスの内容から、ゴスホークケンよりも、スズジュピター(柴田善)を重視して予想すべきと判断していた。

しかしながら、ゴスホークケンが、中山1500mで最も有利な1枠を引いたので、スズジュピターを逆転する可能性もあると考え、ゴスホークケンの評価を少し上げた。

レース結果では、ゴスホークケンは、好スタートを切ると、そのままレース結果の主導権を握った。

そして、ゴスホークケンは、直線で3着のキャプテントゥーレ(川田)に並ばれると、豪快に突き放し、2着のレッツゴーキリシマ(幸)に2馬身半もの差をつける快勝劇を演じた。

ゴスホークケンの第59回朝日杯フューチュリティステークスの勝利は、素質の高さによるものでもあるが、それ以上にイン有利の馬場状態とマイペースの逃げを打てた展開によるものである。

よって、第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、ゴスホークケンと他馬との間に着差ほどの実力差があるとは思っていない。

つまり、ゴスホークケンは、2歳チャンピオンとして来年のクラシック戦線の中心となっていくだろうが、第59回朝日杯フューチュリティステークスの快勝だけで過大評価することは禁物である。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果でも、人気と実力のバランスを相対的に分析して、今後のレース結果におけるゴスホークケンの評価を決定しようと考えている。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着には、10番人気のレッツゴーキリシマ(幸)が入った。

レッツゴーキリシマは、逃げたゴスホークケンの直後となる4~5番手のインからレース結果を進め、直線でも最内を付いて、2着を確保した。

レッツゴーキリシマの第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着は、ゴスホークケン以上にイン有利の馬場を生かしたものであり、内容的な価値は低い。

よって、ゴスホークケンが、第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着によって次走以降で人気になるようであれば、第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、ゴスホークケンの評価を下げて予想すべきと判断している。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの3着には、キャプテントゥーレ(川田)が粘り込んだ。

キャプテントゥーレは、3番手の外から競馬を進め、直線で一旦はゴスホークケンに並びかけたが突き放されてしまい、3着に敗れてしまった。

キャプテントゥーレの第59回朝日杯フューチュリティステークスの3着は、外を回って早めに先頭に立つ競馬でのものであり、内容的には2着のレッツゴーキリシマを大きく上回る。

よって、第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、次走以降において、レッツゴーキリシマよりも、キャプテントゥーレに高い評価を与えるべきと判断している

。但し、第59回朝日杯フューチュリティステークスは前残りの競馬であったことも確かなので、キャプテントゥーレが次走以降において過剰に人気になるようであれば、押さえ程度の評価にとどめるべきである。

一方、2番人気のスズジュピターは5着、1番人気のアポロドルチェは11着に敗れてしまった。

スズジュピター及びアポロドルチェは、追い込みが不利な馬場状態及び展開に差し脚を殺されてしまった。

よって、スズジュピター及びアポロドルチェの第59回朝日杯フューチュリティステークスにおける敗戦は度外視できる。

そこで、スズジュピター及びアポロドルチェの次走以降の巻き返しに期待したい。

以上のように、第59回朝日杯フューチュリティステークスは、馬単1万3千円台の波乱の結果となった。

この波乱の結果の大きな原因となったのは、イン有利の馬場状態及び前残りの展開である。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果のファンの方は、レース結果展開及び馬場状態が競馬の結果にいかに大きな影響を与えるかが分かっていただけたと思う。

第59回朝日杯フューチュリティステークスの競馬理論の結果は、今後もレース結果展開及び馬場状態を考慮して、予想していこうと考えている。

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この記事を書いた人
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