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2014/01/30 2016/08/18

【 AJCC2014予想】 ヴェルデグリーンが2つ目のG2制覇

出走日:2014年02月02日(日)
アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)/中山/別定/2200m(右・芝)

第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)は、2番人気のヴェルデグリーン(田辺裕信)の勝利で幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、オールカマーの勝利から最も得意な中山2200戦であることを評価しつつも、前潰れの有馬記念において後方を追走しながら脚を使えなかった点を考慮し、ヴェルデグリーンを押さえ評価にとどめてしまった。

レースでは、ヴェルデグリーンは、中団よりやや後方の外目を追走し、3コーナー過ぎから外を回って進出し、直線でも大外から突き抜け、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)を制覇した。

ヴェルデグリーンの第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の勝利という結果は、外も不利でない馬場であったものの終始外を回ってねじ伏せる着差以上に強い内容であったが、一線級不在の弱いメンバー構成に恵まれたものである。

よって、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)以降の重賞戦線の競馬予想においては、ヴェルデグリーンに得意の中山戦ならばそれなりの高い評価を与える必要があるものの、G1で通用するためには更なる成長が必要と判断すべきである。

一方、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の2着には、11番人気のサクラアルディート(ベリー)が入った。

競馬理論の競馬予想では、不利続きの近走は度外視可能である上に、後の天皇賞馬ジャスタウェイと互角の内容だったエプソムカップの内容から、サクラアルディートに穴馬として高い評価を与えていた。

レースでは、サクラアルディートは、内枠のスタートながらも早めに外に持ち出して馬場の綺麗なところを選んで走った。
そして、サクラアルディートは、4コーナーで早めに先頭に並びかけると、そこからシブトイ脚を使って、2着を確保した。

サクラアルディートの第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の2着という結果は、ベリー騎手の好騎乗によるものでもあるが、力さえ発揮できれば重賞でも通用する能力を示した。

よって、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)以降の重賞戦線の競馬予想においては、サクラアルディートにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

一方、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の3着には、6番人気のフェイムゲーム(北村宏司)が入った。
フェイムゲームは、中団の内目を追走し、直線でも馬群を割りながら内を伸びてきたが、クビ+クビ差だけ届かず、3着止まりであった。

フェイムゲームの第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の3着という結果は、終始馬場の悪い内目を通らされたものであり、上位2頭とは能力はない。

よって、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)以降の重賞戦線の競馬予想においては、フェイムゲームは、展開などの条件次第でヴェルデグリーン及びサクラアルディートを逆転可能と判断すべきである。

一方、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)で1番人気に推されたレッドレイヴン(柴田善臣)は4着に敗れてしまった。
レッドレイヴンは、中団の外目を追走し、ヴェルデグリーンと併せるように上位に進出し、直線で追い比べに持ち込んだが、僅かに伸び負けしてしまい、4着止まりであった。

レッドレイヴンの第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の4着という結果は、現時点では力負けと判断せざるを得ない内容であるが、キャリアの浅さを考慮すると悲観すべき内容でもない。

よって、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)以降の重賞戦線の競馬予想においては、今後の成長次第ではレッドレイヴンが悲願の重賞制覇を果たしてもおかしくないと判断すべきである。

以上のように、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)は、ヴェルデグリーンの勝利で幕を閉じた。

ただし、第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)組は1~5着まで0秒1差であったことからも分かるように、上位は大きな能力差がない。
よって、競馬理論のファンの方は、展開などの条件次第で第55回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)組の着順が大きく入れ替わる可能性があることを頭に入れて評価をして頂きたい。

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