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2019/03/07

【 弥生賞2019予想】 弥生賞2019の回顧|メイショウテンゲンが大波乱を演出

出走日:2019年03月10日(日)
報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)/中山/別定/2000m(右・芝)

弥生賞(2019年)は、10頭立てと少頭数だったものの、1~3番人気の馬が総崩れとなり、大波乱の決着となった。
その波乱の弥生賞(2019年)を制したのは、単勝39.1倍で8番人気だったメイショウテンゲン(池添謙一)である。
競馬理論の競馬予想では、デビュー戦でワールドプレミアに迫った内容から、メイショウテンゲンにも高い評価を与えていたが、きさらぎ賞の敗戦から本命にすることはできなかった。

 

メイショウテンゲン

レースでは、メイショウテンゲンは、外枠からの発走ということもあり、中団よりやや後方の外目を追走した。
そして、メイショウテンゲンは、3コーナー過ぎから徐々に進出し、4コーナーで早くも外から先頭に並びかけて抜け出し、弥生賞(2019年)を制覇した。
メイショウテンゲンの弥生賞(2019年)の勝利という結果は、外が伸びる馬場と道悪適性の差に恵まれたものだが、自ら勝ちに行って押し切ったことは立派である。
よって、本番の皐月賞の競馬予想では、スタミナ比べのレースになるようであれば、メイショウテンゲンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

シュヴァルツリーゼ

一方、弥生賞(2019年)では、6番人気のシュヴァルツリーゼ(石橋脩)が2着に入った。
シュヴァルツリーゼは、スタートで出遅れたこともあり、後方からの競馬となった。
そして、シュヴァルツリーゼは、4コーナーでも膨れ気味に大外を回らされたが、長くいい脚を使って、2着に追い込んだ。
シュヴァルツリーゼの弥生賞(2019年)の2着という結果は、4コーナーで膨れたにもかかわらず追い込んでおり、キャリア2戦目を考えると立派である。
よって、本番の皐月賞の予想では、能力的に底を見せていないシュヴァルツリーゼがメイショウテンゲンを逆転してもおかしくないと判断すべきである。

 

ブレイキングドーン

一方、弥生賞(2019年)では、4番人気のブレイキングドーン(福永祐一)が3着に入った。
ブレイキングドーンは、先行集団の馬群から離れたところをポツンと1頭で気分よく追走した。
そして、ブレイキングドーンは、シュヴァルツリーゼと馬体を併せながら上位に進出したが、最後はシュヴァルツリーゼに交わされてしまい、3着止まりであった。
ブレイキングドーンの弥生賞(2019年)の3着という結果は、外が伸びる馬場と気分良く走れる展開に恵まれたものである。
よって、本番の弥生賞(2019年)の予想では、ブレイキングドーンに高い評価は不要である。

 

以上のように、弥生賞(2019年)は、メイショウテンゲンの勝利で幕を閉じ、大波乱の決着となった。
ただし、弥生賞(2019年)は、道悪で外の差しが有利となった馬場が結果に大きな影響を与えたものである。
競馬理論のファンの方は、このことを考慮して、次走以降における弥生賞(2019年)組を評価して頂きたい。

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